- 30代子育て世帯の資産状況が知りたい
- 約2,400万の資産をどうやって作ったのかが知りたい
こんにちは、ももたまです。
2019年3月の家計簿・収支がまとまったので、2018年度全体の収支がまとまり、総資産は約2,400万円となりました。
今年度はももたま家で、お金に関する大きなイベントが2つありました。
- たまちゃんが扶養に入る
- 下の子が保育園に入園する
今回は2018年度の収支、これまでの資産推移をみて行きながら、約2,400万円という資産の構築方法について考察してみました。
結論としては『収入が減ったとしても家計見直しを継続することで、少しでも資産を増やしていく事が出来る』ということです。
目次
ももたま家の家族、仕事、住居等の基本情報
私達の基本情報をまとめたのがこちらです。
- 年代:30代夫婦
- 家族構成:4人家族(子供は年長、年少)
- 仕事:夫(サラリーマン)、妻(扶養内パート)
- 住居:2DK賃貸(家賃補助なし)
- 車:1台所有
- 子供の習い事:年長2つ、年少1つ
2018年度のももたま家の収支を振り返る

- 収入:8,002,829円
- 支出:5,760,475円
- 収支:2,242,354円
- 貯蓄率:28%
私達の収支の目安は、たまちゃんの扶養範囲内での収入(約130万円)を全て貯蓄にまわす事としています。
今年度は収支が約224万円と無事に達成でき、ももちゃんのボーナス分を収支から差し引くと約130万円程度になります。
つまり、ボーナスが無くても収支の目安は達成できたということで、私達としても満足のいく結果となりました。
ももたま家の年度別収支と資産の推移

- 各年度の資産
- 2012年度:7,328,098円
- 2013年度:5,346,640円
- 2014年度:8,008,709円
- 2015年度:13,452,654円
- 2016年度:17,522,591円
- 2017年度:21,722,943円
- 2018年度:23,938,215円
各年度の収支と資産推移をみると、2013年度が約500万円だったので、5年間で約1,900万円の資産を積み上げてきました。
私達はこれまで投資という投資をしてこなかったので、約2,400万円は労働収入による貯蓄で構築してきたことになります。
これだけの金額になる前に、しっかりと投資を始めておけば良かったと思うことは今でもありますが、私達にとってのベストタイミングが今だったと言い聞かせています。笑
ただ、言い方を変えると『投資をしなくても私達のように労働収入だけでも、しっかりと貯蓄することが出来る』ということです。
労働収入だけで約2,400万円を貯めていくには
資産を増やすには収支をプラスにすればいい、つまり『収入を増加させる』『支出を減らす』ということを行えば良いのです。
今回は『収入を増加させる』『支出を減らす』という2点について、私達の実体験をもとに考察をしてみました。
収入は減ることもあるが、増やすことも出来ることを知る

これまでの私達は収入といえば労働収入、つまりサラリーマンの給料しか考えていませんでした。
労働収入は働けば働くだけ収入を増やすことが出来、1人で働くよりも2人で働いた方がより増やすことが出来ます。
ただし、子供が生まれるなどライフイベントによって、常に同じ収入を保てるわけでは無いというのが重要です。
私達には2人の子供がいますが、1人目は2013年に、2人目は2015年に生まれました。
それに合わせるように、たまちゃんは『正社員⇒育児休暇⇒転職⇒パート』と働き方を変え、収入は2人で働いていた時から減少していきました。
たまちゃんの『育児休暇後⇒転職⇒パート』は、もともと考えていたわけでは無く、2人で子育てをしていく中で決めました。
『今の時期が一番子供と過ごせる貴重な時間』
夫婦で何度も話し合って最終的に決めた理由です。
ただ、子供が生まれてから育児休暇中も含めて収入は減少しているので、収入面がずっと気になっていたのも事実です。
不思議なもので子供が生まれて、とても嬉しい気持ちがあるのと同時に、当時心のどこかに『お金』に対する不安が少しずつ増えるのを感じました。
そんな中で私達が取り組んだことの1つが『ももちゃんの転職』で、結果的に転職前よりも高い収入を得る事が出来ました。
また、この時に1つ意識していたのが転職先の会社の規模、福利厚生でした。
前職は会社の規模が小さく、給与水準が低いということもですが、福利厚生がかなり手薄いと感じていました。
給与自体も大切ですが、福利厚生が充実していると結果的に支出を抑える事が出来るので、転職を検討する時には意識してみると良いですよ。
福利厚生の中でも1番大きな、高額療養費制度、保険組合による付加給付に関しては別記事にまとめているので参考にしてみて下さい。

支出を抑えるポイントは固定費の見直し

私達は2人目の子供が生まれた2015年から本格的に家計見直しを取り組みはじめ、子育て費用が増大していく中でも、年度内の支出を減らし続けてきました。
- 年度別の支出
- 2012年度:8,973,103円
- 2013年度:9,927,062円
- 2014年度:5,446,488円
- 2015年度:6,854,834円
- 2016年度:6,765,913円
- 2017年度:5,865,049円
- 2018年度:5,773,455円
支出を抑えるポイントは『固定費の削減』、つまり『スマホ代』『年会費』『月額利用費用』『保険代』など、毎月・毎年支払う内容を見直すことです。
特に子供が生まれると子育てにかかる費用が増加しますが、初めての子育てだと何が必要かも分からず、支出がどんどん増えていきました。
私達も1人目が生まれた時は、一度しか使わない物も購入したりするなど、今思えば無駄と感じる事もいっぱいしてきました。
2人目が生まれてから、ただつけていただけの家計簿をみて、何にいくら使っていたのかを振り返るようにして少しずつ見直しを続けてきました。
1つ1つの見直し、例えば『有料アプリの解約』など、確かに小さいかもしれませんが、確実に積み重なって結果として表れている事を、今回のような振り返りで実感します。
皆さんもぜひ一度は家計簿を1ヶ月でも良いので細かくつけて、何にいくら使っているのかを振り返ってみると良いですよ。
私達はこれからも家計見直しをし続けていくので、皆さんと一緒に取り組んでいければ嬉しいですね。
最近取り組んだ『格安SIMへの乗り換え』、『学資目的の生命保険の解約』、『マニュライフ生命保険の解約』は記事にまとめましたので参考にしてください。



労働収入だけでも資産を積み上げていく事は出来る

私達はどんな状況になっても、労働収入だけである程度の資産を積み上げていく事は可能だと考えています。
結婚し、子供が生まれ、仕事が変わり、ライフイベントの度に収入と支出は自然と増減していきますが、自分達で出来る事も多く残されています。
投資やブログにも同じことが言えますが、特に家計見直しは一つ一つの積み重ねが、大きな効果を生み出してくれます。
月1,000円の固定費削減は年間12,000円支出を抑える事になり、給与換算すれば約1,7000円の年収増加とも言える訳です。
そして、給与が低いと感じているなら『転職』という選択肢もある、ということも大切です。
昔に比べて今は転職も当たり前と思われるような時代になり、実際に経験した私も転職をして良かったと感じています。
転職をすれば良い訳ではありませんし、転職をしたら必ず年収があがるという訳でもありmせんが、検討する価値は十分にありますよ。
今後は収入の柱を増やしていく事が必要

私達は2019年3月から本格的にアメリカのETF投資、そしてブログの運営を開始し、労働収入以外の柱を増やすことに取り組んでいます。
プロフィールでも紹介しましたが、約2,400万円という金額を持っていたとしても、お金に対する不安は消えず、むしろ以前より増えたような感覚を受けます。
私達がこれまで労働収入で積み上げてきた資産はほぼ全て無リスクの資産であり、多くが銀行口座に預けてある状態です。
利息がつかない訳ではありませんが、全くのゼロといっても良いほどの利率しかなく、お金を生み出す資産ではありません。
2019年度は新しく収入の柱を作り出すことに取り組む年度にしていきます。
最後に
私達は決して特別な家庭ではなく、むしろ一般的なサラリーマンの家庭にかなり近いです。
サラリーマンで、賃貸に住み、車を1台持ち、遺産相続も無く、2人の子供を育て、両親からも独立しています。
それでも、労働収入だけで約2,400万円という資産を積み上げる事が出来ました。
収入の増加には共働きだけでなく、転職という選択肢があるということ、支出を抑えるには固定費を見直し続けることが大切ということ。
自分達に出来る事は以外にもたくさんあり、やるか、やらないかだけではないでしょうか?
私達はこれからも家計見直しを続け、新しく収入の柱を増やす取り組みをして、お金を生み出す資産を作り上げていきます。