- 30代子育て世帯の収支を知りたい
- 年長・年少の子供を育てている家庭の家計簿が知りたい
こんにちは、ももたまです。
家計簿は残業、ボーナス、年払いの費用、旅行など、一時的な収入・支出の増減があり各月でバラツキがでるものです。
また、子育て世帯では子供の年齢によって子育てに関わる費用も変わってきますよね?
だからこそ、1年間の振り返りをしておくことで、次の家計見直しのキッカケを見つけることができます。
今回は2019年における月別の収支・貯蓄率、項目別の費用合計をまとめ、各月の家計簿を振り返りました。
同じような家族構成、子供の年齢の一般家庭の支出として、少しでも参考になれば嬉しいです。
では、まずはじめに2019年の月別収支・貯蓄率の推移を見てみましょう。
目次
- 2019年の月別収支・貯蓄率の推移
- 2019年の年間支出の内訳(項目別)
- 2019年における毎月の家計簿の振り返り
- 1月(貯蓄率:-20.1%):車検費用と自動車保険
- 2月(貯蓄率:-25.8%):沖縄家族旅行と立替費用
- 3月(貯蓄率:72.3%):学資保険の解約と返戻金
- 4月(貯蓄率:24.3%):新年度による昇給も微々たるもの
- 5月(貯蓄率:30.2%):格安SIMとモバイルWi-Fiの活用
- 6月(貯蓄率:30.2%):自己投資も大切な支出の1つ
- 7月(貯蓄率:69.7%):生命保険解約とランドセル購入
- 8月(貯蓄率:5.8%):賃貸トラブルと火災保険
- 9月(貯蓄率:25.7%):幼児期の習い事費用
- 10月(貯蓄率:50.5%):保育園無償化が始まる
- 11月(貯蓄率:44.2%):楽天でんきで光熱費を安く
- 12月(貯蓄率:72.3%):ふるさと納税は限界まで
- まとめ:年間収支の振り返りで、次の取り組みへ
2019年の月別収支・貯蓄率の推移

収入(円) | 支出 | 収支 | 貯蓄率 | |
---|---|---|---|---|
2019年1月 | 410,671 | 493,286 | -82,615 | -20.1% |
2019年2月 | 528,807 | 665,740 | -136,933 | -25.9% |
2019年3月 | 1,279,232 | 354,037 | 925,195 | 72.3% |
2019年4月 | 518,903 | 392,789 | 126,114 | 24.3% |
2019年5月 | 482,430 | 336,727 | 145,703 | 30.2% |
2019年6月 | 609,914 | 379,833 | 230,081 | 37.7% |
2019年7月 | 1,894,383 | 573,700 | 1,320,683 | 69.7% |
2019年8月 | 444,762 | 418,759 | 26,003 | 5.8% |
2019年9月 | 392,197 | 291,121 | 101,076 | 25.8% |
2019年10月 | 559,231 | 276,468 | 282,763 | 50.6% |
2019年11月 | 474,926 | 264,911 | 210,015 | 44.2% |
2019年12月 | 1,113,892 | 308,863 | 805,029 | 72.3% |
収入では7月、12月はボーナス、3月は低解約返戻金型終身保険の解約返戻金によって増えました。
支出では家族旅行(沖縄・北海道)、仕事上の立替がありましたが、平均貯蓄率は約32.2%でした。
次に年間の支出の内訳を項目別にまとめてみました。
2019年の年間支出の内訳(項目別)

食費 | 通信費 | 住宅費 | 水道光熱費 | 日用雑貨費 | 趣味・娯楽費 | 被服費 | 医療美容費 | 車両交通費 | 交際費 | 保険料 | お小遣い | 子育費 | 教育費 | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
割合 | 7.58% | 2.49% | 24.23% | 3.90% | 0.78% | 6.47% | 1.31% | 0.69% | 4.36% | 2.98% | 4.10% | 12.62% | 15.64% | 3.20% | 9.65% |
合計 | 360,593 | 118,568 | 1,151,904 | 185,289 | 37,197 | 307,570 | 62,177 | 32,855 | 207,254 | 141,881 | 195,166 | 600,000 | 743,558 | 152,350 | 458,644 |
(2019年1月) | 37,752 | 11,185 | 88,253 | 17,167 | 3,537 | 32,215 | 6,473 | 5,595 | 85,320 | 5,170 | 31,212 | 50,000 | 72,832 | 11,880 | 34,695 |
(2019年2月) | 28,412 | 11,208 | 88,253 | 24,161 | 1,392 | 107,214 | 5,905 | 4,860 | 16,854 | 0 | 31,212 | 50,000 | 78,217 | 0 | 218,052 |
(2019年3月) | 44,152 | 13,631 | 88,253 | 13,011 | 2,592 | 4,150 | 0 | 564 | 22,600 | 5,138 | 31,212 | 50,000 | 55,170 | 0 | 23,564 |
(2019年4月) | 32,324 | 17,841 | 88,253 | 22,366 | 3,895 | 6,419 | 4,768 | 2,850 | 27,500 | 63,720 | 0 | 50,000 | 56,490 | 0 | 16,363 |
(2019年5月) | 33,282 | 7,104 | 88,253 | 13,746 | 11,024 | 4,850 | 15,777 | 598 | 2,150 | 16,010 | 0 | 50,000 | 55,150 | 7,084 | 31,699 |
(2019年6月) | 30,127 | 7,835 | 88,253 | 21,114 | 4,287 | 12,275 | 3,460 | 5,820 | 3,600 | 3,464 | 0 | 50,000 | 55,770 | 59,528 | 34,350 |
(2019年7月) | 24,044 | 8,219 | 126,633 | 10,155 | 2,825 | 30,290 | 0 | 450 | 25,460 | 15,377 | 66,135 | 50,000 | 154,018 | 47,344 | 12,750 |
(2019年8月) | 21,821 | 8,203 | 142,253 | 18,818 | 432 | 36,685 | 23,442 | 1,058 | 14,790 | 6,642 | 22,715 | 50,000 | 54,234 | 4,644 | 13,022 |
(2019年9月) | 34,381 | 8,128 | 88,375 | 9,928 | 1,750 | 12,115 | 0 | 2,160 | 2,950 | 670 | 0 | 50,000 | 59,300 | 3,564 | 13,022 |
(2019年10月) | 30,151 | 8,106 | 88,375 | 15,020 | 2,351 | 18,669 | 2,188 | 1,850 | 800 | 3,200 | 0 | 50,000 | 36,822 | 9,686 | 12,750 |
(2019年11月) | 27,660 | 8,442 | 88,375 | 3,467 | 1,095 | 15,374 | 164 | 1,980 | 1,990 | 0 | 12,680 | 50,000 | 36,298 | 4,536 | 12,850 |
(2019年12月) | 16,487 | 8,666 | 88,375 | 16,336 | 2,017 | 27,314 | 0 | 5,070 | 3,240 | 22,490 | 0 | 50,000 | 29,257 | 4,084 | 35,527 |
支出割合が大きい項目は住宅費(24.23%)、子育費(15.64%)、お小遣い(12.62%)でした。
ただ、私達は3つの項目全て、家計見直しが早急に必要だとは考えていません。
住宅費やお小遣いは夫婦ともに必要な支出であり、今よりも金額を下げることは精神的な負担が大きいです。
また子育費に関しては10月から保育園無償化が始まり、2020年はもう少し下がると見込んでいます。
一方、すぐに取り組むべきは保険と考え、医療保険、がん保険を2020年1月に解約をしました。
2020年、最初の家計見直しだった『医療保険』、『がん保険』の解約手続きが無事に終わりました😊
年間約10万円の支出がなくなりました😌
でも、解約したこと以上に夫婦で保険の必要性、お金のあり方、医療制度などを話し合い、自分達で【考えられる】ようになったことの方が、実は1番の成果ですね✨ pic.twitter.com/5jR2PqBVoj
— ももたま夫婦@米国ETF投資家&夫婦ブロガー (@MomotamaHappy) January 22, 2020
支出割合が高いから削減すると考えるのではなく、自分達が支出に納得できるかという『倹約』の観点を夫婦で大切にしています。
もちろん、夫婦の価値観は一緒ではないので、お互いに思うことを共有しながら、少しずつすり合わせしました。
さて、年間収支に対する振り返りができたところで、2019年各月の家計簿を振り返りましょう。
2019年における毎月の家計簿の振り返り
1月(貯蓄率:-20.1%):車検費用と自動車保険
2019年1月は車検費用と自動車保険の支払いが重なり貯蓄率はマイナスとなりました。
私達にとって車は仕事だけでなく、お出かけを楽しむためには無くてはならないものです。
だからといってお金をいくらかけても良いという訳ではないので、車検や自動車保険に関しては必要最低限に済ませています。
2月(貯蓄率:-25.8%):沖縄家族旅行と立替費用

2019年2月も沖縄家族旅行の費用と、仕事上の立替費用が重なり収支はマイナスとなりました。
私達にとっておでかけ(旅行)は大切な浪費であり、立替も一時的なものなので気にしなくて良いと夫婦で納得しています。
3月(貯蓄率:72.3%):学資保険の解約と返戻金

2019年3月には学資保険として契約していた、低解約返戻金型終身保険を解約し返戻金を受け取りました。
支払いは10年間と短い期間での契約でしたが、なんとなくもったいないからとしか考えず契約していました。

4月(貯蓄率:24.3%):新年度による昇給も微々たるもの

2019年度が始まり、4月は多くの会社員が昇給後初めての給与を受け取るタイミングでもあります。
昇給があったなら、実際にどれくらい手取りが増えているのか確認してみましょう。
私達は2019年3月から始めた米国ETF投資の分配金と、副業の収入で2019年の昇給額を上回りました。
今では70%の時間と行動で、100%と同じ成果を会社員の仕事であげることを意識しています。
5月(貯蓄率:30.2%):格安SIMとモバイルWi-Fiの活用

2019年5月には格安SIM、モバイルWi-Fiへの切り替えをしたおかげで、通信費が月1万円以下となりました。
固定費は一度手続きをして減らせば、ずっと効果が続く家計見直しにおける最優先事項。
一方で、誰もが最初の一歩を踏み出すことが重いので、踏み出せた人からどんどん効果をあげていきます。


6月(貯蓄率:30.2%):自己投資も大切な支出の1つ

2019年6月には自己投資として大きく3つの支出がありました。
- ストレングスファインダー
- 有料テンプレート(JIN)
- マインドマイスター(価値観マップ)
どれも私達にとって大切な支出でしたが、同時に自己投資の大切さについても考えました。
7月(貯蓄率:69.7%):生命保険解約とランドセル購入

2019年7月は夏のボーナス、生命保険の解約返戻金を受け取りました。
私達は老後に向けても低解約返戻金型終身保険に加入していたので、こちらも解約しました。
一方で、北海道家族旅行、子供のランドセル購入などで支出も増えました。
ランドセルなどの子育費は正確に見込むことが難しいからこそ、自分達で納得するための価値観が大切ですね。

8月(貯蓄率:5.8%):賃貸トラブルと火災保険

2019年8月には子供が賃貸の窓ガラスを割ってしまうトラブルがあり、ガラス交換費用が発生しました。
当時加入していた火災保険の補償対象外と分かり、結構ショックを受けました。

9月(貯蓄率:25.7%):幼児期の習い事費用

2019年9月は子供の習い事が1つ増え、幼児の習い事費用について振り返りました。
親なら誰もが子供のやりたいことをやらせてあげたいと思いますが、幼児では親の意見が大きくでます。
また、目をつむりがちな子育費だからこそ、実際どれくらいの費用がかかったのかを振り返ることも大切。

10月(貯蓄率:50.5%):保育園無償化が始まる

2019年10月からは保育園の無償化が始まり、保育園の費用が35,750円から11,800円に減りました。
無償化と言いつつも、費用が全て無くなったわけではないということも重要なポイント。
また、同時に消費税も10%に上がり、今後の子育て費用全体が大きくなることは確実です。
保育園の費用が減額したからと、支出が増えないように気をつけないといけませんね。
11月(貯蓄率:44.2%):楽天でんきで光熱費を安く

2019年11月は楽天でんきに切り替えて、楽天ポイントを電気代に充てたことで水道光熱費が3,467円と安くなりました。
楽天ポイントによる値下がりは一時的なものですが、楽天でんきは基本料金も安いです。
期間限定ポイントも活用できるので、ポイント消費目的の無駄な買い物を無くせたことも良かったですね。

12月(貯蓄率:72.3%):ふるさと納税は限界まで

2019年12月は、冬のボーナス・年末調整によって収入が増えましたが、合わせて年間の給与収入が確定します。
源泉徴収票を年内に受け取ることができたなら、所得額も厳密に把握することができますね。
ふるさと納税は12月31日までなので、限度額ギリギリまで行い2020年に向けた生活用品を返礼品で手に入れておきました。

まとめ:年間収支の振り返りで、次の取り組みへ
今回は2019年の年間収支、各月の家計簿を振り返りました。
例えば支出が年間12万円安くなれば、月1万円も収支が改善することになります。
だからこそ家計見直しの効果は大きいですが、一方で無茶な支出の削減は精神的な負担を大きくします。
支出の各項目に対する自分の価値観を大切にして、家計見直しの対象に優先順をしっかりつけていきましょう。
私達なら食費、趣味娯楽費、被服費よりも、保険料、通信費を下げることが最優先です。
夫婦や家族で取り組む場合、決して自分の価値観だけを優先しないよう、パートナーや子供達とも価値観のすり合わせをしていきましょう。