- 30代子育て世帯の資産運用を知りたい
- 米国ETF投資の実績を知りたい
- 他人の資産運用の状況に興味がある
こんにちは、ももたまです。
2019年3月に米国ETF投資を開始して4ヶ月が経ちました。
私達はSBI証券のNISA口座を利用して夫婦で毎月積み立てを行っています。
これまでは各種ETFを1口ずつ積み立てていましたが、今後はVTをメインとしてポートフォリオを構築していきます。
6月は各ETFの配当金受取月でした。7月10日付で集計した結果、通算損益は$269.61、累計配当金も$40.06となりました。
詳細を見ながら資産運用、投資実績を振り返っていきます。
これから資産運用、投資を考えている方はもちろん、30代の子育て世帯の資産運用状況を知りたい方、米国ETF投資を知りたい方にとって少しでも参考になれば幸いです。
目次
55歳セミリタイア環境づくりに向けた資産運用方針
私達は55歳でセミリタイアの環境(夫婦での労働収入が月10万円で生活可能な環境)を作り上げる事を目的にしています。

現在、投資としては大きく2種類の投資を行っています。
一つは自分達で証券会社を利用して米国ETFを直接購入する投資です。
もう一つは企業型確定拠出年金(企業型DC)で外国債券・外国株式インデックスを対象とした投資信託への投資です。
各投資における方針概要は以下の通りです。
米国ETF投資
- 投資対象:米国ETF全般
- 投資方法:NISA枠内での定期積立
- 積立金額:年間160万程度、月13万程度
- 運用想定:20年以上
企業型確定拠出年金
- 投資対象:外国債券・株式インデックス
- 投資方法:毎月定期積立
- 積立金額:月5万程度
- 給与の一部を加えた最大積立可能金額
- 運用想定:20年以上
30代子育て世帯の米国ETF投資の実績公開
米国ETFの保有銘柄の詳細を公開
保有銘柄を一覧表にまとめました。
なお、円換算は1$=108.88として計算しています。
銘柄 | 口数 | 取得単価 | 現在値 | 損益($) | 損益計($) | 損益計(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
VT | 32 | 74.4 | 75.63 | 1.27 | 40.66 | 4,427 |
VTI | 13 | 144.1 | 152 | 7.85 | 102.08 | 11,114 |
LQD | 8 | 117.34 | 123.4 | 6.06 | 48.48 | 5,279 |
VOO | 3 | 261.66 | 272.94 | 11.28 | 33.84 | 3,684 |
VYM | 3 | 84.59 | 88.08 | 3.49 | 10.47 | 1,140 |
IYR | 5 | 85.74 | 90.48 | 4.74 | 23.7 | 2,580 |
HDV | 3 | 92.96 | 95.16 | 2.2 | 6.6 | 719 |
IFGL | 6 | 29.63 | 30.26 | 0.63 | 3.78 | 412 |
合計 | 269.61 | 29,355 |
これまで各ETFを毎月1口ずつ積立してきました。
SBI証券ではNISA口座における米国ETFの買付手数料が無料の為、手数料を気にせず小口で積みたてることが出来ました。
今後NISA終了後を考えると、最低購入手数料の関係で各ETFを毎月1口ずつ積み立てると手数料負けする為、今月からVT一本での積立に切り替えました。
しかし、2019年7月8日に大手証券会社のマネックス証券がより米国株式の最低購入手数料を従来の5ドルから0.1ドルに引き下げました。
これを皮切りに楽天証券も0.01ドルに、SBI証券も無料へ引き下げるなど、今月に入り手数料値下げが大きく動きました。
その為、今後はより柔軟にETFを利用したリバランスが出来る為、年齢に合わせたポートフォリオの構築もしやすくなると言えます。
キャピタルゲインをメインとしたVT、インカムゲインをメインとしたVYMを中心として割合を調整しながら資産形成が出来ます。
今後も毎月の積立金額を意識しながら、長期的にコツコツ積立をしていきます。
米国ETFの保有銘柄割合
現在の各ETFの保有割合を評価額の割合で表してみました。
今月はVTのみを買い付けている為、VTの割合が大きく増えそれ以外のETFの割合は減少しています。
現時点で保有しているETFを手放すことは考えておらず、積み立てる銘柄割合を少しずつ調整する予定です。
米国株式の購入手数料の値下げは本当にうれしいニュースで、今後の投資の幅が広がりました。
不動産、株式、債券だけでなく、高配当、セクター別のETFも入れていく事も出来るようになります。
55歳のセミリタイア環境構築に向けて今後もポートフォリオ見直しも楽しんで行きます。
米国ETFの投資額・評価額推移は順調に増やしている
今月の投資額と評価額を加えた推移グラフがこちら。
- 運用金額:932,917円
- 評価額:962,301円
- 損益差額:+29,384円
投資額に注目すると、今月(932,917円)は先月(656,862円)と比べて約26万円の積立をしていることが分かります。
投資方針には年間約160万程度、月13万程度とあり、倍のかい離があります。
これはMMF(マネーマネジメントファンド)の購入を加えている為です。
米国ETFを購入する際、私達は外貨決済、つまり米ドルを購入してから買付を行っています。
出来るだけ為替の影響を少なくするため、米ドル購入も定期的に行う事をしています。
毎月の米国ETF買付の額を目安に米ドル購入を行っています。
ただ、買付余力不足にならないように米国ETFの買付額よりも、米ドル購入額を少し多めにしています。
その為、ここ数か月で余った米ドルが手持ち無沙汰になっていた為、今回金利もつくMMFを購入しました。
ちなみに対象はブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンドを選んでいます。

リスクは低いと言えど、リスク資産であることは変わりないので今月より投資額に加える事としました。
米国ETFの配当金推移
続いて米国ETFの配当金の詳細を表にまとめ、その推移をグラフにまとめました。
日付 | ティッカー等 | 配当金(ドル) |
---|---|---|
2019年7月8日 | LQD | 2.56 |
2019年7月2日 | VOO | 3.75 |
2019年6月26日 | IYR | 3.09 |
2019年6月25日 | IFGL | 1.89 |
2019年6月25日 | HDV | 2.03 |
2019年6月24日 | VYM | 1.69 |
2019年6月24日 | VTI | 4.93 |
2019年6月24日 | VT | 6.45 |
2019年6月11日 | LQD | 2.34 |
- 6月配当額:22.42ドル
- 7月配当額:6.31ドル
- 累計配当:42.62ドル
6月は各ETFの配当金分配月であり、多くのETFからの配当金が入り単月で$22.42となりました。
まだまだ配当金としては少ないですが、55歳のセミリタイア環境づくりへ一歩ずつ進んでいることを実感します。
米国ETFの購入手数料値下げを受け、高配当ETFも組み込みやすくなったので着実に配当金も増やしていく事も考えていきます。
30代子育て世帯の企業型確定拠出年金実績
企業型確定拠出年金の推移をまとめたのがこちらのグラフです。
- 運用金額:757,978円
- 評価額:765,500円
- 損益額:7,522円
企業型確定拠出年金は積立額が一定の為、やることは商品の選択しかありません。
私達は外国債券・株式インデックスをそれぞれ50%ずつの割合で選択しています。
ちなみに毎月の掛け金が約5万円弱ですが、これは一部給与からの追加投資も加えた上の金額になっています。
現時点では運用金額を評価金額が上回っていますが、まだまだ微々たる額ですね。
こちらはある意味老後資金になるので、コツコツ積み立てるだけですね。
最後に
2019年7月の資産運用額としては、米国ETF投資(MMF含む)が(932,917円)、企業型確定拠出年金が(757,978円)、合計1,690,895円です。
2018年度末の総資産額約2,400万と比較しても、キャッシュポジション(無リスク資産率)は93%。
普通の投資家の皆さんに比べて圧倒的に高いキャッシュポジションですが、私達は海外投資を始めたばかりの初心者です。
キャッシュポジションが高いことをしっかり意識しながら、今後の生活支出の見直し、Web資産の構築、そして子供達の成長に合わせて投資額を調整していきます。
たまちゃんも扶養範囲内での仕事に抑え、土日のお出かけも子供達と思いっきり楽しめるのも、キャッシュポジションが高いという点がもちろんあります。
とはいえ、お金にもしっかり働いてもらい『貯蓄』ではなく『資産』とする必要性を夫婦でしっかり理解し共有できています。
今後も2人で話し合いながらライフプランに合わせて柔軟に長期的な積立投資を進めて行きます。
投資額もまだ小さいので同じような30代子育て世代の方の参考になれば幸いです。
また、米国ETF投資に興味のある方も是非一緒に歩んで行けると嬉しいですね。