- 30代子育て世帯の資産運用を知りたい
- 米国ETF投資の実績を知りたい
- 他人の資産運用の状況に興味がある
こんにちは、ももたまです。
2019年3月に米国ETF投資を開始して6ヶ月が経ちましたが、日々投資の世界の深さを実感しています。
今月は私達が行っている投資のアセット・アロケーションを分析してみましたが、今後しっかりと目指す姿を考えていく必要性を感じましたね。
私達は20年以上の長期投資を考えているので、リスク資産の割合、商品や国などへの分散投資も心がけるようにしています。
投資を始めたばかりの頃は、ぼんやりとしたイメージだけで投資をしていましたが、数か月もすると割合や売り時など迷ってきました。
その時、改めて自分達が目に見える形で、自分達のアセット・アロケーションを考えていなかったと気づきました。
とはいえ、いきなりアセット・アロケーションを考えるのはなかなか難しく、初心者なら少額投資をしながら経験を積みながら考えていく事がおすすめです。
これから投資を始めようと考えている皆さんも、焦ることなく、自分達のペースで進めていくことをおすすめします。
資産運用、投資を考えている方、30代の子育て世帯の資産運用状況を知りたい方、米国ETF投資を知りたい方にとって、少しでも今回の記事が参考になれば嬉しいです。
目次
セミリタイア環境構築に向けた資産運用方針
私達は人生の目標の1つに『55歳までにセミリタイア出来る環境を作ること』を挙げています。
そして、投資・資産運用はセミリタイア出来る環境を作る為の1つの手段と考えています。
私達の人生の目的・目標については別記事にまとめているので興味がある方はどうぞ。

現在、私達は2種類の投資を行っており、それぞれの投資概要をまとめました。
- 米国ETF投資
- 投資対象:米国ETF全般
- 投資方法:NISA枠内での定期積立
- 積立金額:年間160万程度、月13万程度
- 運用想定:20年以上
- 企業型確定拠出年金
- 投資対象:外国債券・株式インデックス
- 投資方法:毎月定期積立
- 積立金額:月5万程度
- 給与の一部を加えた最大積立可能金額
- 運用想定:20年以上
それぞれの投資内容に関して詳細な実績を公開していきます。
30代子育て世帯の米国ETF投資の実績公開
米国ETF・MMFの保有銘柄の詳細
私達が2019年9月12日現在、保有している全ての銘柄と評価額(1ドル=108.05円)と共に表にまとめました。
銘柄 | 口数 | 取得単価 | 現在値 | 損益($) | 損益計($) | 損益計(円) | 評価額別割合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
VT | 64 | 74.3 | 75.68 | 1.39 | 89.10 | 9,627 | 40.22% |
VTI | 13 | 144.1 | 153.16 | 9.01 | 117.16 | 12,659 | 16.53% |
VYM | 9 | 85.73 | 89.57 | 3.84 | 34.53 | 3,731 | 6.69% |
LQD | 8 | 117.34 | 125.98 | 8.64 | 69.12 | 7,468 | 8.37% |
IYR | 7 | 87.59 | 92.17 | 4.58 | 32.03 | 3,461 | 5.36% |
IFGL | 6 | 29.63 | 29.64 | 0.01 | 0.06 | 6 | 1.48% |
VOO | 3 | 261.66 | 275.84 | 14.18 | 42.54 | 4,596 | 6.87% |
HDV | 3 | 92.96 | 95.51 | 2.55 | 7.65 | 827 | 2.38% |
MMF | 1 | 1000 | 1002.42 | 2.42 | 2.42 | 261 | 8.32% |
Cache | 1 | 454.49 | 454.49 | 0 | 0 | 0 | 3.77% |
合計 | 394.61 | 42,638 | 100% |
今月の積立銘柄
- VT:16口
- VYM:3口
- IYR:2口
今月は米国の不動産ETFであるIYRを買付しましたが、理由は投資商品内の不動産比率を今後上げていこうと考えているからです。
私達は不動産投資、例えばマンション経営や戸建貸出などを行う予定はありませんが、投資先として不動産の魅力は理解しています。
そこで、ETFを通して不動産投資をすることを考え、以前から購入していた米国の不動産ETFを買付しました。
今後のポートフォリオ検討にも関係してきますが、様々な投資商品に分散投資できるようにしていきたいですね。
米国ETF・MMFの保有銘柄割合
現在の各ETFとMMFの評価額で計算した保有銘柄割合がこちらです。

これまで一度は買ってみたいという想いもあり、様々な銘柄を少しずつ購入してみましたが、投資内容が重複している商品も多いです。
例えば高配当株ETFのVYM(バンガード社)、HDV(ブラックロック社)は構成銘柄数や構成比率に違いはありますが高配当という点では重複しています。
今後ポートフォリオを考えていく中で、現在保有している銘柄の売却も考えて行く時期に来たのかもしれませんね。
米国ETF・MMFの投資額・評価額推移
2019年9月の投資額と評価額を加えた推移グラフがこちらです。

- 運用金額:1,255,973円
- 評価額:1,298,611円
- 損益差額:+42,638円
運用額は約124万円(1,255,973円)となり、先月の約107万円(1,076,515円)に比べて約18万円の積立となりました。
一般的な積立金額からしたら多いと感じる方も多いかもしれませんが、私達の総資産額(2018年3月末で2,400万円)から見るとかなり低いです。
私達は20年以上の長期投資を考えているので、しっかりと毎月継続していける金額となるとこの位になっています。
もちろん、今後の子供達の学費の変化、収入の増減、貯蓄率によって金額は定期的に見直していく予定です。
その為にも毎月の家計簿、支出、貯蓄率の把握と、継続的な家計見直しは大切ですね。

米国ETF・MMFからの分配金の推移
2019年9月12日における米国ETF・MMFからの分配金の詳細と推移をグラフにまとめました。

日付 | ティッカー等 | 分配金(ドル) |
---|---|---|
2019年9月9日 | LQD | 2.52 |
2019年8月30日 | MMF | 1.16 |
米国ETF投資を始めて約6か月が経ち、分配金の累計が約5,000円程度になりました。
金額としては本当に少額ですが、私達にとっては大切な投資経験を経て得られた成果です。
30代子育て世帯の企業型確定拠出年金実績
企業型確定拠出年金の推移をまとめたのがこちらのグラフです。

- 運用金額:859,978円
- 評価額:879,373円
- 損益額:19,395円
企業型確定拠出年金は特にやることがないので、淡々と積み上げていくだけです。
今月は米国市場も上昇したので、多少の利益が積みあがっていましたね。
暴落リスク・為替リスク時の資産減少額を確認
今月の投資報告より暴落リスク・為替リスクによって、自分達の資産がどれほど減少するのかを確認することとしました。
私達が考える暴落リスク・為替リスクに関しては別記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
暴落リスク:資産×0.5
為替リスク:資産×0.7

暴落リスク・為替リスクが発生すると、私達の資産は下記のように減少することになります。
米国ETF投資は外貨建ての為、両方のリスクの影響を受けますが、企業型DCは円建ての為、暴落リスクのみ影響を受けます。
- 米国ETF投資
- 暴落前:約125万円
- 暴落時:約43万円
- 約125万円×0.5×0.7
- 企業型DC
- 暴落前:約86万円
- 暴落時:約43万円
- 約86万円×0.5
- 現在運用額:約211万円
- 暴落評価額:約86万円
暴落はやってきたとしても投資をし続けていけるように、余剰資金を無理のない範囲で積み立てていく事が大切ですね。
投資コラム:現在のアセット・アロケーション
今月は私達が投資している内容をアセット・アロケーションという形で、現状を振り返ってみます。
リスク資産の割合は全体のわずか9%

- 2018年3月時点の総資産:約2,400万円
- 2019年8月時点の運用額:約211万円
- リスク資産割合:約9%
米国ETF投資は2019年3月から開始していますが、企業型DCはそれ以前から始めている為、半年で9%になった訳ではありません。
それでも、全体的にリスク資産の割合はかなり低い方だと思うところなので、今後の積立金額をどうしていくのかは引き続き考えていきます。
リスク資産における株、債券、不動産、MMFの割合

- 株式:65%
- 債券:26%
- 不動産:4%
- MMF:5%
企業型DCが株式、債券にそれぞれ50%ずつ投資をし続けているので、債券の割合が少し高いですね。
投資商品を米国、米国以外の先進国、新興国で分けてみる

- 株式
- 米国:47.9%
- 他の先進国:14.7%
- 新興国:2.4%
- 債券
- 米国:14.7%
- 他の先進国:11.3%
- 不動産
- 米国:3.3%
- 他の先進国:0.7%
- MMF
- 米ドル:5.0%
米国、米ドルに対する投資が全体の約70%を占めているので、私達の投資が米国市場が中心であるといえますね。
今後は自分達が目指すアセットアロケーションを一度作る
今回初めて自分達のアセット・アロケーションの状況をまとめてみましたが、本来であれば投資を始める前にしっかりと作りこむべきです。
私達も考えてはいましたが、株式を多く保有して、米国を中心にしようかな?くらいにぼんやりとしていました。
この状態では今後、何の商品をどのくらい積み立てていくのか、方向性も無く投資を行うことになりとても危険です。
今後しっかりと自分達なりにアセットアロケーションを組み、どの程度の割合でリスク資産を持ち、どの国に、何を投資するのかを考えていきます。
最後に
今回は2019年9月の米国ETF投資の運用報告に加えて、現状のアセットアロケーションをまとめてみました。
米国ETF投資を始めて半年が過ぎましたが、新しい知識もどんどん入ってきて、自分達の投資についていつも考えさせられます。
特に毎月ETFを買付していく中で、自分達が何を買付するのかを考える際に、アセット・アロケーションがとても大切なのだと実感しました。
これから投資を始めようと思っている方は、まずはじめにアセット・アロケーションを考えるてみる事をおすすめします。

資産運用、投資を考えている方、30代の子育て世帯の資産運用状況を知りたい方、米国ETF投資を知りたい方にとって、少しでも今回の記事が参考になれば嬉しいです。