- 30代子育て世帯の資産運用を知りたい
- 米国ETF投資、企業型確定拠出年金の実績を知りたい
- 他人の資産運用の状況に興味がある
こんにちは、ももたまです。
2019年3月から米国ETF投資を開始して11ヶ月が経ちました。
今月も米国ETFの定期買付をしましたが、新型コロナウィルスの影響を感じさせないくらい米国市場は右肩あがりを続けています。
これだけ相場が良いと投資しないと損と考えて、少し焦ってしまう人もいませんか?
そういう時ほど、自分の投資方針を見直して本当に投資をすべきか、落ち着いて振り返ってみましょう。
ということで、私達も投資・資産運用の方針をしっかり確認しておきましょう。
目次
セミリタイア環境をつくるための資産運用方針
私達は人生の目標の1つに55歳までにセミリタイア環境をつくることを挙げています。
そのために、家計見直しによる支出の倹約、投資による資産の積上、副業による収入の複数化に取り組み続けています。

投資においては、米国ETF投資、企業型確定拠出年金に取り組んでいて、それぞれの投資方針は以下のとおりです。
運用方針 | 米国ETF投資 | 企業型確定拠出年金 |
---|---|---|
投資対象 | VT、VYMなどの米国ETF | 外国債券・株式インデックス |
投資方法 | 毎月定期積立(一般NISA) | 毎月定期積立 |
運用期間 | 20年以上 | 20年以上 |
積立金額 | 年間約240万(月約20万) | 年間約60万(月約5万) |
備考 | 積立金額は適宜調整 | 給与の一部を加えた最大積立金額 ※2020年4月見直し予定 |
ではさっそく、2020年2月の投資・資産運用の詳細な実績をみていきましょう。
30代子育て世帯の米国ETF投資の実績公開
米国ETF・MMFの保有銘柄の評価額を含めた詳細
私達が2020年2月現在、保有している全ての銘柄と評価額(1ドル=109.94円)と共に表にまとめました。
銘柄 | 口数 | 取得単価 | 現在値 | 損益($) | 損益計($) | 損益計(円) | 評価額別割合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
VT | 162 | 76.86 | 83.17 | 6.31 | 1021.98 | 112,356 | 60.98% |
VYM | 28 | 89.61 | 94.6 | 4.99 | 139.72 | 15,361 | 11.99% |
LQD | 8 | 117.34 | 130.75 | 13.41 | 107.28 | 11,794 | 4.73% |
IYR | 7 | 87.59 | 98.71 | 11.12 | 77.81 | 8,554 | 3.13% |
MMF | 1 | – | 4234.14 | 0 | 0 | 0 | 19.16% |
合計 | 1346.79 | 148,066 | 100% |
今月はVTを20口、VYMを2口買付しました
買付金額はVT(83.17ドル)×20口+VYM(94.6ドル)×2口で約1,852.6ドル(約20万円)となりました。
先月の買付金額が約22万円と高かったため、今月はVYMの買付口数を2口に減らすことに。
それでもVT、VYMの市場価格が高くなっているため、実際の買付金額は約20万円となり予想よりも高かったです。
今後どこまで米国市場が伸びるかは分かりませんが、引き続き市場価格に合わせて買付口数を調整していきます。
なお、2020年になったのでアセットアロケーションの記事も今後見直していきますね。

米国ETF・MMFの銘柄別の保有割合
保有している米国ETFとMMFを、現在の評価額で計算した銘柄別の保有割合がこちらです。

月20万円の買付金額に合わせて、外貨積立の金額を現在調整しているため、2月はMMFの売却をしませんでした。
またMMFの売却は、手数料こそ無料ですが、売却後すぐに買付金額に反映されるわけではないので手間暇がかかります。
私達は毎月の買付金額である約20万円を外貨積立の金額としているため、定期買付後の余りも大きな金額にはなりません。
そこで今後は、MMFの売却をせずに定期買付の余りはMMFで積み上げていくことを考えています。

米国ETF・MMFへの投資額・評価額推移
2020年2月時点の投資額と評価額を加えた推移グラフがこちらです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 積立額(円) | 為替(1$) |
---|---|---|---|---|---|
2020年2月 | 2,281,154 | 2,429,221 | 148,066 | 286,944 | 109.94 |
2020年1月 | 1,994,210 | 2,101,004 | 106,794 | 114,643 | 109.61 |
2019年12月 | 1,879,567 | 1,949,852 | 70,285 | 95,503 | 108.60 |
2019年11月 | 1,784,064 | 1,835,116 | 51,052 | 249,262 | 108.87 |
2019年10月 | 1,534,802 | 1,566,652 | 31,850 | 278,829 | 108.69 |
2019年9月 | 1,255,973 | 1,298,611 | 42,638 | 179,458 | 108.05 |
2019年8月 | 1,076,515 | 1,094,417 | 17,902 | 143,598 | 105.99 |
2019年7月 | 932,917 | 962,301 | 29,384 | 276,055 | 108.88 |
2019年6月 | 656,862 | 653,210 | -3,652 | 140,442 | 108.47 |
2019年5月 | 516,420 | 504,925 | -11,495 | 128,734 | 109.64 |
2019年4月 | 387,686 | 392,882 | 5,196 | 100,846 | 111.49 |
2019年3月 | 286,840 | 289,873 | 3,033 | 286,840 | 110.00 |
2019年2月 | 0 | 0 | 0 | 0 | – |
今月はMMFの売却を行わなかったため、積立金額は約28万円となりました。
運用金額も220万円を超えましたが、2019年12月末の総資産額が2,800万円ということから米国ETFの資産割合はわずか7%程度です。
他人と比較して高い、低いと考えるのではなく自分達にとってどうか?を考えることが大切ですね。
私達は子供2人を育てているため、教育費が今後大きくかかることが決まっています。
だからこそ、20年以上の長期投資ができる資金管理を意識しており、現在の積立金額が適切だと考えています。
米国ETF・MMFからの分配金の推移
2020年2月18日における米国ETF・MMFからの分配金の詳細と推移をグラフにまとめました。

日付 | ティッカー等 | 分配金(ドル) |
---|---|---|
2020年2月10日 | LQD | 2.43 |
1月は分配金の支払いはなく、2月もLQDのみと分配金は少額でした。
私達はインデックス投資のため分配金を指標の1つにはしていませんが、分配金を受け取る経験は本当に重要だと感じています。
分配金や配当金の年間受取額を目にすることはありますが、実際には受け取る金額は月によって変わります。
あたり前のことで、頭では分かっていても分配金の大小によって気分も変わります。
逆に分配金がでない投資信託に積立続けることは、本当に凄いことだなと私達は感じています。
30代子育て世帯の企業型確定拠出年金実績
企業型確定拠出年金の推移をまとめたのがこちらのグラフです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 積立額(円) |
---|---|---|---|---|
2020年2月 | 1,114,978 | 1,226,521 | 111,543 | 51,000 |
2020年1月 | 1,063,978 | 1,132,969 | 68,991 | 51,000 |
2019年12月 | 1,012,978 | 1,070,251 | 57,273 | 51,000 |
2019年11月 | 961,978 | 1,017,567 | 55,589 | 51,000 |
2019年10月 | 910,978 | 925,467 | 14,489 | 51,000 |
2019年9月 | 859,978 | 879,373 | 19,395 | 51,000 |
2019年8月 | 808,978 | 805,050 | -3,928 | 51,000 |
2019年7月 | 757,978 | 765,500 | 7,522 | 51,000 |
2019年6月 | 706,978 | 699,493 | -7,485 | 51,000 |
2019年5月 | 655,978 | 667,057 | 11,079 | 51,000 |
企業型確定拠出年金(企業型DC)は特にやることはありませんが、今後の積立金額については現在検討中です。
企業型DCは引き出しが60歳以降のため、私達の目標である55歳までのセミリタイア環境作りに対しては意味がありません。
それよりも、現在の余剰資金を増やすことに注力した方が良いのではないかと夫婦で考えています。
もちろん企業型DCでは、給与の一部から積立を行うことで積立金額が給与控除されるメリットがありますけどね。
暴落リスク・為替リスク時の資産減少額を確認
2020年2月現在、暴落リスク・為替リスクによる資産減少見込みがこちらです。
リスク計算 | 評価金額(円) | 暴落時の想定額(円) | 暴落リスク (5割減) | 為替リスク (3割減) |
---|---|---|---|---|
米国ETF投資 | 2,429,221 | 850,227 | ○ | ○ |
企業型DC | 1,226,521 | 613,260 | ○ | × |
合計 | 3,655,742 | 1,463,487 | – | – |
暴落によって投資している資産が約360万から約145万円まで減少する可能性があります。
暴落がどんなタイミングで、どれくらいの期間起きるのかは誰にも分かりません。
一方で、暴落を恐れて投資できないことも、暴落を軽んじて投資をすることも私達にとってはリスクだと考えています。
だからこそ、最低でも20年以上は投資し続けられる資金管理を私達は意識しています。
なお、暴落リスク・為替リスクについては別記事にまとめてありますので、参考にしてみてください。

最後に
米国ETF投資を始めてから11ヶ月、来月は米国ETF投資を開始して1年になります。
20年以上の運用を考えている私達にとって、たった1年ですが得られた知識・経験は本当に大きいものでした。
一方で相場はコロナウィルスの影響も少なく、米国市場の伸びは好調のままです。
暴落の経験はまだしていませんが、多くの人が投資の利益を喜ぶ今の状況にとても不安を感じているのも正直なところです。
こういう時ほど誰かと比較することなく、自分達の投資方針を再確認しておきたいですね。