- 30代子育て世帯の資産運用を知りたい
- 米国ETF投資、企業型確定拠出年金の実績を知りたい
- 他人の資産運用の状況に興味がある
こんにちは、ももたまです。
2019年3月から米国ETF投資、企業型確定拠出年金を開始して1年が経ちました。
コロナウィルスの影響が世界中に広がり始め、市場は米国市場を中心に大きく下落し始めました。
暴落の始まりだという人もいますが、本当の暴落は振り返ってみないと誰にも分かりません。
だからこそ私達は、しっかりと資金を管理した上でコツコツと米国ETFを中心に積立していくだけです。
落ちてくるナイフをつかめる人はわずかで、無謀な人か圧倒的な資金管理ができている人だけだと思っています🤔
私達は落ちる床を想像する力も技量も、まだまだ全然足りないので、毎月コツコツ米国ETFを買付します🤣
暴落は振り返ってから、事実として分かるだけじゃないのかな?🧐 https://t.co/ItS93YuY7K
— ももたま夫婦@米国ETF投資家&夫婦ブロガー (@MomotamaHappy) March 6, 2020
目次
セミリタイア環境をつくるための投資・運用方針
私達は人生の目標の1つに55歳までにセミリタイア環境をつくることを挙げています。
そのために、家計見直しによる支出の倹約、投資による資産の積上、副業による収入の複数化に取り組み続けています。

投資においては、米国ETF投資、企業型確定拠出年金に取り組んでいて、それぞれの投資・運用方針は以下のとおりです。
運用方針 | 米国ETF投資 | 企業型確定拠出年金 |
---|---|---|
投資対象 | VT、VYMなどの米国ETF | 外国債券・株式インデックス |
投資方法 | 毎月定期積立(一般NISA) | 毎月定期積立 |
運用期間 | 20年以上 | 20年以上 |
積立金額 | 年間約240万(月約20万) | 年間約60万(月約5万) |
備考 | 積立金額は適宜調整 | 給与の一部を加えた最大積立金額 ※2020年4月見直し予定 |
ではさっそく、2020年3月の投資・資産運用の詳細な実績をみていきましょう。
米国ETF投資の買付、運用実績を公開
米国ETF・MMFの買付銘柄、保有銘柄の評価額
私達が2020年3月10日時点で、保有している全ての銘柄と評価額(1ドル=103.45円)と共に表にまとめました。
銘柄 | 口数 | 取得単価 | 現在値 | 損益($) | 損益計($) | 損益計(円) | 評価額別割合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
VT | 182 | 76.63 | 67.7 | -8.93 | -1624.55 | -168,060 | 57.83% |
VYM | 32 | 88.79 | 76.97 | -11.82 | -378.26 | -39,131 | 11.56% |
LQD | 8 | 117.34 | 131.01 | 13.67 | 109.36 | 11,313 | 4.92% |
IYR | 7 | 87.59 | 84.69 | -2.90 | -20.33 | -2,103 | 2.78% |
MMF | 1 | – | 4882.16 | 0 | 0 | 0 | 22.91% |
合計 | -1913.78 | -197,981 | 100% |
2020年3月はコロナウィルスによる下落相場に入り、株価は全て大きく下落しました。
それに合わせて買付の口数を増やし、VTを20口、VYMを4口としました。
買付金額はVT(74.82ドル)×20口+VYM(84.94ドル)×4口で約1,836.16ドル(約20万円)となりました。
私達は月初の買付だったので、3月10日時点の株価よりも高かったです。
下落相場だと同じ約20万円という買付金額でも、口数を増やすことができます。
また、買付金額を増やせば取得単価も下がるため、今後の株価回復によって利益を大きくすることもできます。
だから暴落が始まると、多くの人が余分に買付をしようと考えるわけです。
ただ、暴落が始まると2年以上も株価が下落し続けていくこともあり得るので、資金管理に要注意ですね。
例えばリーマンショックの時のVT。
ℹ️2008年6月26日…38.49ドル
ℹ️2009年3月9日…19.14ドル
✅下落期間…256日間
ℹ️2010年12月29日…38.57ドル
✅復調期間…916日間バーゲンセールと思ったら、バーゲン前のプレセールスということもありますからね🤔
私達は来月もコツコツ月初に20万円分を買付✨ https://t.co/Kwg1AlF7Pv
— ももたま夫婦@米国ETF投資家&夫婦ブロガー (@MomotamaHappy) February 29, 2020
米国ETF・MMFの銘柄別の保有割合
保有している米国ETFとMMFを、現在の評価額で計算した銘柄別の保有割合がこちらです。

株価の下落によって各銘柄の評価額が下がったため、MMFの割合が自然と増えました。
VTとVYMはどちらも株式で、全体の約7割を占めていることが分かります。
保有している資産の割合をしっかり把握しておけば、市場の暴落の影響を客観的にみることもできますね。
米国ETF・MMFへの投資額・評価額推移
2020年3月時点の投資額と評価額を加えた推移グラフがこちらです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 積立額(円) | 為替(1$) |
---|---|---|---|---|---|
2020年3月 | 2,402,502 | 2,204,521 | -197,981 | 121,348 | 103.45 |
2020年2月 | 2,281,154 | 2,429,221 | 148,066 | 286,944 | 109.94 |
2020年1月 | 1,994,210 | 2,101,004 | 106,794 | 114,643 | 109.61 |
2019年12月 | 1,879,567 | 1,949,852 | 70,285 | 95,503 | 108.60 |
2019年11月 | 1,784,064 | 1,835,116 | 51,052 | 249,262 | 108.87 |
2019年10月 | 1,534,802 | 1,566,652 | 31,850 | 278,829 | 108.69 |
2019年9月 | 1,255,973 | 1,298,611 | 42,638 | 179,458 | 108.05 |
2019年8月 | 1,076,515 | 1,094,417 | 17,902 | 143,598 | 105.99 |
2019年7月 | 932,917 | 962,301 | 29,384 | 276,055 | 108.88 |
2019年6月 | 656,862 | 653,210 | -3,652 | 140,442 | 108.47 |
2019年5月 | 516,420 | 504,925 | -11,495 | 128,734 | 109.64 |
2019年4月 | 387,686 | 392,882 | 5,196 | 100,846 | 111.49 |
2019年3月 | 286,840 | 289,873 | 3,033 | 286,840 | 110.00 |
2019年2月 | 0 | 0 | 0 | 0 | – |
私達は外貨(米ドル)で運用しているため、円高になると円換算の運用金額は減っているように見えます。
- 100ドル運用⇨1ドル100円⇨10,000円運用(円換算)
- 100ドル運用⇨1ドル90円⇨9,000円運用(円換算)
運用金額は細かい数字よりも、いくら位の金額を運用しているのかを大まかに把握しておけば十分ですよ。
さて、米国ETF投資を初めてからちょうど1年が経ち、初めての含み損を経験しています。
ただ、20年以上も投資を続けていく予定の資金管理をしているので、悲壮感よりもワクワク感の方が大きいのが正直なところです。
暴落を前にして
ℹ️マイナスによる悲壮感😇
ℹ️割安感による高揚感😊投資をしている方は大きく分かれましたね🧐
私達のようなインデックス投資家において、暴落局面で避けるべきはただ買付余力を枯渇させないこと。
暴落の終わりは1年先、5年先、10年先かは誰にも分からないですからね。 https://t.co/CCTf9BFnCj
— ももたま夫婦@米国ETF投資家&夫婦ブロガー (@MomotamaHappy) March 10, 2020
米国ETF・MMFからの分配金の推移
2020年3月10日における米国ETF・MMFからの分配金の詳細と推移をグラフにまとめました。

日付 | ティッカー等 | 分配金(ドル) |
---|---|---|
2020年3月9日 | LQD | 2.52 |
2020年2月27日 | MMF | 3.04 |
今後の分配金の推移をもう少し見やすくするため、グラフを年度別に変更しました。
分配金の金額は少額ですが、全て再投資して少しでも多くのお金に働いてもらいましょう。

企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用実績
企業型確定拠出年金の推移をまとめたのがこちらのグラフです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 積立額(円) |
---|---|---|---|---|
2020年3月 | 1,165,978 | 1,148,589 | -17,389 | 51,000 |
2020年2月 | 1,114,978 | 1,226,521 | 111,543 | 51,000 |
2020年1月 | 1,063,978 | 1,132,969 | 68,991 | 51,000 |
2019年12月 | 1,012,978 | 1,070,251 | 57,273 | 51,000 |
2019年11月 | 961,978 | 1,017,567 | 55,589 | 51,000 |
2019年10月 | 910,978 | 925,467 | 14,489 | 51,000 |
2019年9月 | 859,978 | 879,373 | 19,395 | 51,000 |
2019年8月 | 808,978 | 805,050 | -3,928 | 51,000 |
2019年7月 | 757,978 | 765,500 | 7,522 | 51,000 |
2019年6月 | 706,978 | 699,493 | -7,485 | 51,000 |
2019年5月 | 655,978 | 667,057 | 11,079 | 51,000 |
企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)も、コロナウィルスによる暴落の影響を受けています。
ただ、企業型DCの引き出しは60歳以降なので、特に気にすること無く積立続けるだけですね。
2020年4月に、企業型DCの取り扱い銘柄の一部変更と、拠出金額の変更ができると会社から連絡がありました。
現在は給与から一部を追加で拠出していますが、55歳のセミリタイアに向けては最低限の拠出のみにする予定です。
暴落リスク・為替リスク時の資産減少額を確認
2020年3月現在、暴落リスク・為替リスクによる資産減少見込みがこちらです。
リスク計算 | 運用金額(円) | 暴落時の想定額(円) | 暴落リスク (5割減) | 為替リスク (3割減) |
---|---|---|---|---|
米国ETF投資 | 2,402,502 | 840,875 | ○ | ○ |
企業型DC | 1,165,978 | 582,989 | ○ | × |
合計 | 3,568,480 | 1,423,865 | – | – |
暴落によって投資している資産が約360万から約142万円まで減少する可能性があります。
コロナウィルスによる市場の暴落は、私達が初めて経験する下落相場でもあります。
さらに円高も急激に進んだことで、外貨(米ドル)でもある私達の資産は想定通りに影響を受けています。
ですが、これまで毎月必ずリスクについて考えてきたので、現時点の下落でも特に不安を感じていません。
むしろ株価が下落していくと、買付できる口数が増やせるため嬉しいとさえ感じているほどです。
ただ、下落相場はいつまで続くか分からないため、私達はこれからも投資方針に従ってコツコツと定期買付を続けていくだけです。
なお、暴落リスク・為替リスクについては別記事にまとめてありますので、下落局面だからこそ振り返っておきたいですね。

最後に
運用金額は米国ETF投資、企業型確定拠出年金をあわせて300万円を超えました。
そして。米国ETF投資を初めてちょうど1年というタイミングで、コロナウィルスによる暴落を経験することになりました。
20年以上のインデックス投資を考えている私達にとって、暴落による株価の下落は嬉しい部分も大きいです。
しかし、コロナウィルスの影響は小さくなる見込みがまったくないので、今後も下落は長期間にわたって起こる可能性も。
私達のリスク許容度にあった投資方針で、20年以上投資し続けられるように資金管理を続けていきます。
一方で、米国ETF投資を始めて1年が経ち、少しずつ投資の経験や知識が増えてきました。
今後はブログを通して分かりやすく表現することにも挑戦していきます。
1人でも多くの人に米国ETF投資の魅力を発信して、少しでも参考になったと言ってもらえるように頑張ります。