- 30代子育て世帯の資産運用を知りたい
- 米国ETF投資、企業型確定拠出年金の実績を知りたい
- 他人の資産運用の状況に興味がある
こんにちは、ももたまです。
2019年3月から米国ETF投資、企業型確定拠出年金を開始して15ヶ月が経ちました。
日本におけるコロナウイルスによる影響は少しずつ小さくなっていますが、第2波など余談は許さない状況です。
また、世界的にはコロナ収束の目処は見えず、米国市場も二番底を警戒する声が後を経ちません。
私達は引き続き20年以上の運用を想定した、長期的な積立投資をコツコツと続けていきます。
では、2020年6月の運用実績報告の前に、私達の投資・運用方針を見ていきましょう。
目次
セミリタイア環境をつくるための投資・運用方針
私達は人生の目標の1つとして55歳までにセミリタイア環境をつくることを挙げています。
そのために以下の3つの取り組みを続けています。
- 家計見直しによる支出の倹約
- 投資による資産の構築
- 副業による収入の複数化
私達の人生の目的、目標については下記の記事を参考にしてみてください。

投資においては、米国ETF投資、企業型確定拠出年金に取り組んでいて、それぞれの投資・運用方針は以下のとおりです。
運用方針 | 米国ETF投資 | 企業型確定拠出年金 |
---|---|---|
投資対象 | VT、VYMなどの米国ETF | 外国債券・株式インデックス |
投資方法 | 毎月定期積立(一般NISA) | 毎月定期積立 |
運用期間 | 20年以上 | 20年以上 |
積立金額 | 年間約240万(月約20万) | 年間約60万(月約5万) |
備考 | 積立金額は適宜調整 | 給与の一部を加えた最大積立金額 ※2020年8月より月約1万円に減額 |
さらに現在は、資産運用の一部を変更するについて夫婦で検討しています。
私達もジュニアNISAを活用し始めました😊
また、
✅家計見直しによる支出⤵️
✅企業型DCのマッチング停止⤵️
✅副業による収入⤴️そのため、来年からは以下を夫婦で検討しています☺️
✅積立NISAの運用
✅ジュニアNISAの運用
✅特別口座での月20万の米国ETF投資また新しい挑戦が増えますね😆 https://t.co/Ow8TPLjPjs
— ももたま夫婦@米国ETF投資家&夫婦ブロガー (@MomotamaHappy) June 15, 2020
ではさっそく、2020年6月の投資・資産運用の詳細な実績をみていきましょう。
米国ETF投資の買付、運用実績を公開
米国ETF・MMFの買付銘柄、保有銘柄の評価額
私達が2020年6月17日時点で、保有している全ての銘柄と評価額(1ドル=106.89円)を表にまとめました。
銘柄 | 口数 | 取得単価 | 現在値 | 損益 (ドル) | 損益計 (ドル) | 損益計 (円) | 評価額別割合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
VT | 250 | 73.96 | 75.79 | 1.82 | 458.20 | 48,977 | 67.85% |
VYM | 47 | 84.36 | 81.84 | -2.52 | -118.64 | -12,681 | 13.77% |
LQD | 8 | 117.34 | 133.85 | 16.51 | 132.08 | 14,118 | 3.83% |
IYR | 7 | 87.59 | 82.76 | -4.83 | -33.84 | -3,617 | 2.07% |
MMF | 1 | – | 3,480.87 | 0 | 0 | 0 | 12.47% |
合計 | 437.80 | 46,796 | 100% |
2020年6月は下記の銘柄、口数を買付しました。
- VT:21口
- VYM:5口
- 買付金額:1,935.84ドル(約20万円)
米国ETFの買付単位は口数単位ですから、買付金額はどうしても端数がでます。

米国市場は二番底の警戒を無視するかのように、小さな下落を繰り返しながら右肩上がりを続けています。
私達もコロナショックにより評価損益はマイナスでしたが、2020年6月にはプラスに戻ってきました。
米国ETF・MMFの銘柄別の保有割合
保有している米国ETFとMMFを、現在の評価額で計算した銘柄別の保有割合がこちらです。

2020年6月も外貨建MMFを売却した外貨で、米国ETFを買付しました。
そのため、外貨建MMFの割合は21.20%から12.47%と小さくすることができました。
外貨建MMFは安全性の高い投資信託ですが、外貨のため為替リスクがあります。
私達は外貨もリスク資産と捉えているので、保有率は10%以下まで下げていきます。

外貨建MMFを売却して米国ETFの買付を行うため、現在は外貨積立も停止しています。
ただ、2020年7月の定期買付で保有率が下がる予定なので、2020年8月からは外貨積立も再開予定です。

米国ETF・MMFへの投資額・評価額推移
2020年6月時点の投資額と評価額を加えた推移グラフがこちらです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 運用増加額(円) | 為替 (1ドル) |
---|---|---|---|---|---|
2020年6月 | 2,951,228 | 2,998,024 | 46,790 | 13,565 | 106.89 |
2020年5月 | 2,937,663 | 2,729,467 | -208,196 | 51,526 | 106.89 |
2020年4月 | 2,886,137 | 2,660,436 | -225,701 | 483,635 | 107.92 |
2020年3月 | 2,402,502 | 2,204,521 | -197,981 | 121,348 | 103.45 |
2020年2月 | 2,281,154 | 2,429,221 | 148,066 | 286,944 | 109.94 |
2020年1月 | 1,994,210 | 2,101,004 | 106,794 | 114,643 | 109.61 |
2019年12月 | 1,879,567 | 1,949,852 | 70,285 | 95,503 | 108.60 |
2019年11月 | 1,784,064 | 1,835,116 | 51,052 | 249,262 | 108.87 |
2019年10月 | 1,534,802 | 1,566,652 | 31,850 | 278,829 | 108.69 |
2019年9月 | 1,255,973 | 1,298,611 | 42,638 | 179,458 | 108.05 |
2019年8月 | 1,076,515 | 1,094,417 | 17,902 | 143,598 | 105.99 |
2019年7月 | 932,917 | 962,301 | 29,384 | 276,055 | 108.88 |
2019年6月 | 656,862 | 653,210 | -3,652 | 140,442 | 108.47 |
2019年5月 | 516,420 | 504,925 | -11,495 | 128,734 | 109.64 |
2019年4月 | 387,686 | 392,882 | 5,196 | 100,846 | 111.49 |
2019年3月 | 286,840 | 289,873 | 3,033 | 286,840 | 110.00 |
2019年2月 | 0 | 0 | 0 | 0 | – |
外貨建MMFを売却して米国ETFを買付したため、全体としての運用金額は約295万円とほぼ変わっていません。
一方で株価上昇の影響で、損益差額は3ヶ月ぶりにプラスに戻ってきました。
- 株価が下がれば資産は減る
- 株価が上がれば資産は増える
どちらも当たり前のことで、私達も頭ではもちろん理解しています。
ただ、実際に自分達の資産が増減することを目の当たりにすると、受ける印象は全然違いました。
投資の世界ではリスクを取りすぎた場合、株価が下落すると精神的にも辛くなるという話をよく聞きます。
いわゆる、リスク許容度を無視した投資と言われるものです。
仮に私達が10倍の資産(約3,000万円)を運用していた場合、損益は以下のように動きます。
- 2020年5月→マイナス約200万円
- 2020年4月→プラス約40万円
投資の経験が少ない今の私達にとって、これだけ金額が増減すると落ち着かないです。
米国ETF・MMFからの分配金の推移
2020年6月17日における米国ETF・MMFからの分配金の詳細と推移をグラフにまとめました。

日付 | ティッカー等 | 分配金 (ドル) | 年度別の累計 (ドル) | 2019年3月からの累計 (ドル) |
---|---|---|---|---|
2020年5月29日 | MMF | 0.89 | 9.34 | 276.41 |
2020年6月5日 | LQD | 2.33 | 11.67 | 278.74 |
2020年6月はVT、VYMの分配金を受け取る月ですが、6月17日時点では受け取っていません。
詳細な金額は2020年7月に報告しますが、4ヶ月に一度の嬉しいタイミングです。
私達は配当金、分配金を目的とした投資ではなく、値上がりを期待するインデックス投資をしています。
それでも米国ETFからの分配金は、インデックス投資において重要だと考えています。
その理由は下記の記事にまとめているので、参考にしてみてください。

なお、受け取った分配金は外貨建MMFもしくは、次回買付時に再投資します。
ちなみに私達は一般NISAを活用しているため、国内は非課税ですが、外国源泉徴収税(10%)はかかります。

企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用実績
企業型確定拠出年金の推移をまとめたのがこちらのグラフです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 積立額(円) |
---|---|---|---|---|
2020年6月 | 1,326,965 | 1,381,976 | 55,011 | 51,000 |
2020年5月 | 1,275,965 | 1,264,049 | -11,916 | 51,000 |
2020年4月 | 1,224,985 | 1,211,674 | -13,291 | 51,000 |
2020年3月 | 1,165,978 | 1,148,589 | -17,389 | 51,000 |
2020年2月 | 1,114,978 | 1,226,521 | 111,543 | 51,000 |
2020年1月 | 1,063,978 | 1,132,969 | 68,991 | 51,000 |
2019年12月 | 1,012,978 | 1,070,251 | 57,273 | 51,000 |
2019年11月 | 961,978 | 1,017,567 | 55,589 | 51,000 |
2019年10月 | 910,978 | 925,467 | 14,489 | 51,000 |
2019年9月 | 859,978 | 879,373 | 19,395 | 51,000 |
2019年8月 | 808,978 | 805,050 | -3,928 | 51,000 |
2019年7月 | 757,978 | 765,500 | 7,522 | 51,000 |
2019年6月 | 706,978 | 699,493 | -7,485 | 51,000 |
2019年5月 | 655,978 | 667,057 | 11,079 | 51,000 |
企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)も株価回復を受けて評価額はプラスとなりました。
現在はマッチング拠出として、企業型DCへの掛け金を上乗せしていましたが、2020年7月より停止します。
その代わりに増えた余剰資金は、2021年から積立NISAに活用していこうと考えています。
暴落リスク・為替リスク時の資産減少額を確認
2020年6月現在、暴落リスク・為替リスクによる資産の減少見込みは以下のとおりです。(1ドル=106.89円)
評価額(円) | 暴落時の想定額(円) | 暴落リスク (5割減) | 為替リスク (3割減) | |
---|---|---|---|---|
米国ETF | 2,625,954 | 919,084 | ○ | ○ |
MMF | 372,070 | 260,449 | × | ○ |
企業型DC | 1,326,965 | 663,483 | ○ | × |
合計 | 4,324,989 | 1,843,015 | – | – |
暴落によって、資産が約432万から約184万円まで減少する可能性があるということです。
なお、暴落リスク・為替リスクについてはこちらの記事にまとめましたので、参考にしてみてください。

最後に
2020年6月に入っても株価は、米国市場を中心に右肩上がりで回復を続けています。
二番底はいつ来るか分かりませんが、私達は引き続きコツコツと長期積立を続けていきます。
また、冒頭でも触れましたが、2023年にジュニアNISAが廃止されることが決定されました。
年間80万円、子供達2人で年間160万円という非課税枠はとても大きいため、私達も活用していきます。
さらに企業型DCのマッチング拠出を停止して、余剰資金で積立NISAの運用を開始していきます。
【2020年7月から】
- ジュニアNISAにおける運用開始
- 企業型DCのマッチング拠出停止
【2021年1月から】
- 積立NISAの運用開始
- 特別口座にて米国ETF投資を継続
私達は2019年3月から1年以上投資を続けてきましたが、まだ挑戦できることもたくさんあります。
20年という長い投資期間を、これからも夫婦で学びながら行動し続けていきます。