- 30代子育て世帯の資産運用を知りたい
- 米国ETF投資、企業型確定拠出年金の実績を知りたい
- 他人の資産運用の状況に興味がある
こんにちは、ももたまです。
2019年3月から米国ETF投資に挑戦し始めて、23ヶ月が経ちました。
2021年は、セミリタイア環境をつくる時期を「55歳から40歳に前倒し」しました。

それに伴って、資産運用の幅が広がったため、報告フォーマットも変更しています。
今回の形が最適なのかは分かりませんが、今後も私達の資産運用実績はできる限り公開していこうと考えています。
だからこそ、みなさんと一緒に資産運用に取り組んでいけたら嬉しいです。
また、資産運用を始めた場合は、ぜひTwitter・Instagramなどで、気軽に教えてください。
では、私達の投資・運用方針を確認した上で、2021年2月の運用実績を見ていきましょう。
目次
セミリタイア環境をつくるための投資・運用方針
繰り返しになりますが、私達は人生の目標の1つとして、「40歳までにセミリタイア環境をつくること」を挙げています。
そのために、以下3つの取り組みを続けています。
投資においては、投資目的に応じて運用方針・投資対象などを決めています。
なお、高配当株投資は2021年1月より開始しています。
運用方針 | 高配当株投資(米国ETF) | 高配当株投資(日本) | ジュニアNISA | つみたてNISA | 企業型確定拠出年金 |
---|---|---|---|---|---|
投資目的 | キャッシュフローの改善 | キャッシュフローの改善 | 教育費(インフレ対応) | 老後資金 | 老後資金 |
投資対象 | VYM、LQD、IYR、HDV、SPYD | 日本株、J-REIT | VT | 米国株式インデックス 全世界株式インデックス | 外国債券・株式インデックス |
投資方法 | タイミング投資 | タイミング投資 | 毎月定期積立 | 毎月定期積立 | 毎月定期積立 |
運用期間 | 20年以上 | 20年以上 | 成人まで(10年以上) | 20年以上 | 20年以上 |
積立金額 | 上限なし | 上限なし | 年間160万円 | 年間80万(月約6.6万) | 年間13.2万円(月1.1万円) |
備考 | 一般NISA:2019年3月~2020年12月 特定口座:2021年1月~ | 2021年1月~ | 2020年7月~ | 2021年1月~ | マッチング拠出停止:2020年8月~ |
なお、私達が資産運用の主軸として米国ETF投資を選んだ理由は、下記の記事を参考にしてください。

では、2021年2月の投資・資産運用の詳細な実績を見ていきましょう。
米国ETF投資の買付、運用実績を公開
米国ETF・MMFの買付銘柄、保有銘柄の評価額
2021年2月21日時点で、私達が保有している全ての銘柄と評価額(1ドル=105.46円)を表にまとめました。
銘柄 | 口数 | 取得単価 | 現在値 | 損益 (ドル) | 損益計 (ドル) | 損益計 (円) | 評価額別割合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
VT | 556 | 79.16 | 98.11 | 18.95 | 10,535.70 | 1,096,345 | 74.23% |
VYM | 74 | 83.96 | 96.33 | 12.37 | 915.62 | 95,279 | 9.70% |
SPYD | 136 | 34.67 | 36.52 | 1.85 | 251.60 | 26,181 | 6.76% |
HDV | 40 | 89.59 | 90.43 | 0.84 | 33.60 | 3,496 | 4.92% |
LQD | 8 | 117.34 | 133.17 | 15.83 | 126.64 | 13,178 | 1.45% |
IYR | 12 | 85.99 | 88.71 | 2.72 | 32.63 | 3,395 | 1.45% |
MMF | 1 | – | 1,091.24 | 0 | 0 | 0 | 1.49% |
合計 | 11,895.79 | 1,237,876 | 100% |
2021年2月の買付銘柄・口数・買付金額は以下のとおりです。
買付銘柄
- VT:12口(インデックス)
- SPYD:30口(高配当)
- HDV:11口(高配当)
買付金額
- 3,267.65ドル(約34万円)
インデックス投資では、ジュニアNISAを活用してVTを買付しました。
なぜ私達が投資信託ではなく、VTに投資をしているのかは、下記の記事を参考にしてください。

そして、高配当株投資では株高が続いていますが、少しだけ買付をしました。
高配当は暴落時など、利回りが高くなった時に買付するのが理想ですが、いつ暴落が起こるのかは全く分かりません。
だからこそ、自分達のリスク許容度を理解した上で、キャッシュポジション(現金の割合)に気をつけながら買付を進めていきます。

ちなみに、私達が投資・保有している銘柄の一覧・特徴は、下記の記事にまとめています。

米国ETF・MMFへの投資額・評価額推移
続いて、2021年2月時点の投資額と評価額を加えた推移グラフがこちらです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 運用増加額(円) | 為替 (1ドル) |
---|---|---|---|---|---|
2021年2月 | 6,480,535 | 7,735,065 | 1,254,530 | 391,543 | 105.46 |
2021年1月 | 6,088,992 | 7,038,567 | 949,576 | 421,284 | 104.06 |
2020年12月 | 5,667,708 | 6,411,643 | 743,934 | 524,894 | 103.56 |
2020年11月 | 5,142,814 | 5,738,412 | 595,597 | 549,399 | 103.92 |
2020年10月 | 4,593,415 | 4,950,564 | 357,149 | 589,227 | 105.36 |
2020年9月 | 4,004,188 | 4,285,936 | 281,748 | 558,834 | 105.31 |
2020年8月 | 3,445,354 | 3,703,987 | 258,633 | 268,482 | 106.59 |
2020年7月 | 3,176,872 | 3,304,903 | 128,031 | 225,644 | 107.21 |
2020年6月 | 2,951,228 | 2,998,024 | 46,790 | 13,565 | 106.89 |
2020年5月 | 2,937,663 | 2,729,467 | -208,196 | 51,526 | 106.89 |
2020年4月 | 2,886,137 | 2,660,436 | -225,701 | 483,635 | 107.92 |
2020年3月 | 2,402,502 | 2,204,521 | -197,981 | 121,348 | 103.45 |
2020年2月 | 2,281,154 | 2,429,221 | 148,066 | 286,944 | 109.94 |
2020年1月 | 1,994,210 | 2,101,004 | 106,794 | 114,643 | 109.61 |
2019年12月 | 1,879,567 | 1,949,852 | 70,285 | 95,503 | 108.60 |
2019年11月 | 1,784,064 | 1,835,116 | 51,052 | 249,262 | 108.87 |
2019年10月 | 1,534,802 | 1,566,652 | 31,850 | 278,829 | 108.69 |
2019年9月 | 1,255,973 | 1,298,611 | 42,638 | 179,458 | 108.05 |
2019年8月 | 1,076,515 | 1,094,417 | 17,902 | 143,598 | 105.99 |
2019年7月 | 932,917 | 962,301 | 29,384 | 276,055 | 108.88 |
2019年6月 | 656,862 | 653,210 | -3,652 | 140,442 | 108.47 |
2019年5月 | 516,420 | 504,925 | -11,495 | 128,734 | 109.64 |
2019年4月 | 387,686 | 392,882 | 5,196 | 100,846 | 111.49 |
2019年3月 | 286,840 | 289,873 | 3,033 | 286,840 | 110.00 |
2019年2月 | 0 | 0 | 0 | 0 | – |
2021年2月時点の運用状況
- 運用金額:6,480,535円
- 評価額:7,735,065円
- 損益差額:1,254,530円
- 運用増加額:391,543円
株高の影響を受けて評価額も大きく伸びていますが、今後の暴落に向けて逆に気が引き締まります。
わずか2年という期間ですが、継続して資産運用に取り組んできたことで、確実にリスク許容度は上がってきています。
もし、2年前に600万円近く運用してたら、落ち着かなかったでしょう
私達は投資に関する知識と同じくらい、実際に投資をする経験を大切にすべきと考えています。
書籍で得た知識も、実際に投資を行うことで理解が深まるということも多いです。

米国ETF・MMFからの分配金の推移
2021年2月21日における米国ETF・MMFからの分配金の詳細と推移をグラフにまとめました。

日付 | ティッカー等 | 分配金 (ドル) | 年度別の累計 (ドル) | 2019年3月からの累計 (ドル) |
---|---|---|---|---|
2021年1月29日 | MMF | 0.05 | 654.34 | 921.41 |
2021年2月9日 | LQD | 1.93 | 656.22 | 923.29 |
米国ETF関連としては、MMFとLQDからの分配金を受け取りました。
2020年度の累計分配金は656.22ドル(約69,000円)となり、月約7,600円の収入の柱を実現しています。
なお、米国ETF投資の分配金は、米ドルで受け取らなければならず、二重課税も発生します。
分配金に対する詳細は、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

日本の株式投資の買付、運用実績を公開
つみたてNISAの保有銘柄と運用実績
続いて、2021年2月21日時点における、夫婦のつみたてNISAの運用実績をまとめました。

銘柄 | 取得金額 | 評価額 | 評価損益 |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 27,860 | 28,556 | 696 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 27,028 | 27,622 | 594 |
SBI・バンガード・S&P500インデックス | 25,580 | 26,228 | 648 |
楽天・全米株式インデックス | 26,678 | 27,264 | 586 |
楽天・全世界株式インデックス | 30,218 | 30,968 | 750 |
合計 | 137,364 | 140,638 | 3,274 |
つみたてNISAは、2021年1月から取り組み始め、投資対象は全世界株式と米国株式の2種類のみです。
投資信託は積立も簡単で、分配金の再投資も全て自動のため本当に手間暇がかかりません。
一方で、信託報酬以外の見えないコスト、いわゆる「隠れコスト」も存在します。
とはいえ、優良な投資信託も増えているので、運用会社を分散しながら非課税枠を最大限に活用していきます。
日本の株式投資などによる配当金実績
今後、日本の株式投資などで配当金を受け取ることが出てくるでしょう。
基本的には、受領した全ての配当金の金額は公開していこうと考えています。
2021年2月21日時点では、配当金の受け取りがないため、受け取り次第グラフなどにまとめていきます。
企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用実績
2021年2月21日時点の、企業型確定拠出年金の推移をまとめたのがこちらのグラフです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 積立額(円) |
---|---|---|---|---|
2021年2月 | 1,454,965 | 1,723,771 | 268,806 | 11,000 |
2021年1月 | 1,443,965 | 1,655,653 | 211,688 | 11,000 |
2020年12月 | 1,432,965 | 1,632,727 | 199,762 | 11,000 |
2020年11月 | 1,421,965 | 1,593,357 | 171,392 | 11,000 |
2020年10月 | 1,410,965 | 1,566,797 | 155,832 | 11,000 |
2020年9月 | 1,399,965 | 1,532,085 | 132,120 | 11,000 |
2020年8月 | 1,388,965 | 1,532,626 | 143,661 | 11,000 |
2020年7月 | 1,377,965 | 1,477,862 | 99,897 | 51,000 |
2020年6月 | 1,326,965 | 1,381,976 | 55,011 | 51,000 |
2020年5月 | 1,275,965 | 1,264,049 | -11,916 | 51,000 |
2020年4月 | 1,224,985 | 1,211,674 | -13,291 | 51,000 |
2020年3月 | 1,165,978 | 1,148,589 | -17,389 | 51,000 |
2020年2月 | 1,114,978 | 1,226,521 | 111,543 | 51,000 |
2020年1月 | 1,063,978 | 1,132,969 | 68,991 | 51,000 |
2019年12月 | 1,012,978 | 1,070,251 | 57,273 | 51,000 |
2019年11月 | 961,978 | 1,017,567 | 55,589 | 51,000 |
2019年10月 | 910,978 | 925,467 | 14,489 | 51,000 |
2019年9月 | 859,978 | 879,373 | 19,395 | 51,000 |
2019年8月 | 808,978 | 805,050 | -3,928 | 51,000 |
2019年7月 | 757,978 | 765,500 | 7,522 | 51,000 |
2019年6月 | 706,978 | 699,493 | -7,485 | 51,000 |
2019年5月 | 655,978 | 667,057 | 11,079 | 51,000 |
企業型DCは「外国株式」と「外国債券」のインデックスファンドに投資しています。
ただし、給与から追加で投資額を増やす、マッチング拠出は行っていません。
企業型DCは、つみたてNISAと合わせて老後資金を目的として活用していきます。
つみたてNISA
- 積立金額:年間80万円(夫婦2人)
- 積立期間:2042年まで(22年間)
- 想定年利:3%
- 想定評価額:約2,480万円
企業型DC
- 積立金額:年間13.2万円
- 積立期間:2045年まで(25年間)
- 想定年利:3%
- 想定評価額:約490万円
25年後には、合計約3,000万円もの資産になると想定しています。
暴落リスク・為替リスク時の資産減少額を確認
2021年2月現在、暴落リスク・為替リスクによる資産の減少見込みは以下のとおりです。

総資産額 | リスク資産 | 無リスク資産 | 暴落時の総資産 | |
---|---|---|---|---|
2021年2月 | 35,000,000円 | 10,577,407円 | 24,422,593円 | 28,271,375円 |
2021年1月までは保有資産ごとに暴落時の評価額を計算していました。
ただ、保有する資産の種類も増え、厳密な計算結果を常に更新し続ける時間がいくらあってもたりません。
そこで、株価暴落リスク・円高リスクを踏まえた結果のみを公開することにします。

なお、あくまで資産の振れ幅を把握することが目的のため、総資産額は概算となっています。
家計簿のまとめ記事では、資産額の推移や詳細な金額を公開しているので、そちらも合わせて参考にしてください。

現在は株高が続いており、積極的にリスク資産を増やすタイミングでは無いと考えています。
一方で、初めての暴落だった前回のコロナショックでは、市場の動向を見るだけで行動を起こせませんでした。
特に2021年は高配当株投資にも挑戦し始めたので、少しずつ経験を積み重ねていきます。
まとめ:株高だからこそ経験と準備を重ねる
米国市場を中心に、日本市場も含めた世界中の株価は右肩上がりを続けています。
一方で、実体経済とはかけ離れた株高に、大きな暴落を危惧する声も少しずつ大きくなっています。
とは言え、いつ暴落が来るのかは誰にも分かりません。
私達は、インデックス投資と高配当投資の両方を進めていくことを決めています。
インデックス投資は淡々と積み立てを続けて、教育資金・老後資金への準備を進めます。
一方で高配当株投資は、タイミングを見計らいながらも、少しずつ買い増しを進めていきます。
また、実際に投資を行うことで、高配当株投資への経験を積むことも重要と考えています。
なぜなら、2019年3月から投資を始め、2年という短い期間でも経験の重要性を実感しているからです。
自分達の納得できる形で資産運用を進められるように、リスク許容度を確認しながら、これからも夫婦で楽しんでいきます。
以上、ももたまでした!