- 30代子育て世帯の資産運用を知りたい
- 米国ETF投資、企業型確定拠出年金の実績を知りたい
- 他人の資産運用の状況に興味がある
こんにちは、ももたまです。
2019年3月から米国ETF投資に挑戦し始めて、27ヶ月が経ちました。
2021年からは高配当株投資も始め、日本の個別株やJ-REIT、米国の高配当ETFへも投資をしています。
そして、2021年6月は、日本の個別株から始めて配当金を受け取りました。
インデックス投資を中心とした資産形成に加えて、資産からの収入(キャッシュフロー)も少しずつ増えています。
経済全体として米国市場・日本市場ともに上向きではありますが、コロナウィルスの感染拡大は未だ収束しません。
私達としては、インデックス投資は淡々と積み立て、高配当株投資は暴落を待ちながらキャッシュを手厚くしていきます。
では、今月も私達の投資・運用方針を確認した上で、運用実績を見ていきましょう。
目次
セミリタイア環境をつくるための投資・運用方針
私達は人生の目標の1つとして、「40歳までにセミリタイア環境をつくること」を挙げています。
そのために、以下3つの取り組みを続けています。

投資においては、投資目的に応じて運用方針・投資対象などを決めています。
また、高配当株投資は2021年1月より開始しています。
運用方針 | 高配当株投資(米国ETF) | 高配当株投資(日本) | ジュニアNISA | つみたてNISA | 企業型確定拠出年金 |
---|---|---|---|---|---|
投資目的 | キャッシュフローの改善 | キャッシュフローの改善 | 教育費(インフレ対応) | 老後資金 | 老後資金 |
投資対象 | VYM、LQD、IYR、HDV、SPYD | 日本株、J-REIT | VT | 米国株式インデックス 全世界株式インデックス | 外国債券・株式インデックス |
投資方法 | タイミング投資 | タイミング投資 | 毎月定期積立 | 毎月定期積立 | 毎月定期積立 |
運用期間 | 20年以上 | 20年以上 | 成人まで(10年以上) | 20年以上 | 20年以上 |
積立金額 | 上限なし | 上限なし | 年間160万円 | 年間80万(月約6.6万) | 年間13.2万円(月1.1万円) |
備考 | 一般NISA:2019年3月~2020年12月 特定口座:2021年1月~ | 2021年1月~ | 2020年7月~ | 2021年1月~ | マッチング拠出停止:2020年8月~ |
なお、私達が資産運用の主軸として米国ETF投資を選んだ理由は、下記の記事を参考にしてください。

では、2021年6月の投資・資産運用の詳細な実績を見ていきましょう。
米国ETF投資の買付、運用実績を公開
米国ETF・MMFの買付銘柄、保有銘柄の評価額
2021年6月17日時点で、私達が保有している全ての銘柄と評価額(1ドル=110.74円)を表にまとめました。
銘柄 | 口数 | 取得単価 | 現在値 | 損益 (ドル) | 損益計 (ドル) | 損益計 (円) | 評価額別割合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
VT | 602 | 80.78 | 103.62 | 22.84 | 13,752.06 | 1,522,903 | 66.89% |
VYM | 74 | 83.96 | 106.23 | 22.27 | 1,648.22 | 182,524 | 8.43% |
SPYD | 260 | 34.67 | 41.81 | 7.14 | 1,856.40 | 205,578 | 11.66% |
HDV | 92 | 89.59 | 97.65 | 8.06 | 741.52 | 82,116 | 9.63% |
LQD | 8 | 117.34 | 132.9 | 15.56 | 124.48 | 13,785 | 1.14% |
IYR | 12 | 85.99 | 102.88 | 16.89 | 202.67 | 22,444 | 1.32% |
MMF | 1 | – | 868.68 | 0 | 0 | 0 | 0.93% |
合計 | 18,325.35 | 2,029,349 | 100% |
また、2021年5~6月の買付銘柄・口数・買付金額は以下のとおりです。
買付銘柄
- VT:22口(インデックス)
- SPYD:48口(高配当)
- HDV:39口(高配当)
買付金額
- 8,094.87ドル(約90万円)
インデックス投資では、VTを子供達のジュニアNISA口座で買付しています。
ちなみに、大手証券会社の中ではSBI証券だけ、ジュニアNISA口座でも米国ETFを買付できます。

高配当株投資では、キャッシュポジション(余剰資金)と相談しながら、少しだけ買付を行いました。
暴落まで一切買わないのも1つですが、株価の高騰が続くと機会損失に繋がる可能性もあります。例えば、
- 現在の株価:80ドル
- 5年後の株価:140ドル
- 6年目の暴落時の株価:90ドル
上記の場合だと、結果的に今の株価で買付した方が良かったとなります。

ちなみに、私達が投資・保有している銘柄の一覧・特徴は、下記の記事にまとめています。

米国ETF・MMFへの投資額・評価額推移
続いて、2021年6月時点の投資額と評価額を加えた推移グラフがこちらです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 運用増加額(円) | 為替 (1ドル) |
---|---|---|---|---|---|
2021年6月 | 8,311,243 | 10,345,592 | 2,034,349 | 352,011 | 110.74 |
2021年5月 | 7,959,232 | 9,782,453 | 1,823,221 | 550,389 | 109.30 |
2021年4月 | 7,408,852 | 9,014,193 | 1,605,341 | 464,159 | 109.65 |
2021年3月 | 6,944,693 | 8,374,628 | 1,429,935 | 464,158 | 108.66 |
2021年2月 | 6,480,535 | 7,735,065 | 1,254,530 | 391,543 | 105.46 |
2021年1月 | 6,088,992 | 7,038,567 | 949,576 | 421,284 | 104.06 |
2021年6月時点の運用状況
- 運用金額:8,311,243円
- 評価額:10,345,592円
- 損益差額:2,034,349円
(※2020年12月以前の具体的な数字を知りたい方は、「2021年2月の実績記事」をご覧ください。)
円安が進行していることもあり、ドル建ての米国ETFの円換算評価額は大きく伸びています。
私達は長期的には円安となるけれど、短期的には円高・円安を繰り返していくと考えています。
ただ、為替の影響は少なくないので外貨を買付する時は、外貨積立を活用しています。

米国ETF・MMFからの分配金の推移
2021年6月17日時点の米国ETF・MMFからの分配金の詳細と推移をグラフにまとめました。

日付 | ティッカー等 | 分配金 (ドル) | 年度別の累計 (ドル) | 2019年3月からの累計 (ドル) |
---|---|---|---|---|
2021年4月9日 | LQD | 1.83 | 1.83 | 1,211.04 |
2021年5月10日 | LQD | 1.84 | 3.67 | 1,212.88 |
2021年6月8日 | LQD | 1.85 | 5.52 | 1,214.73 |
2021年6月17日 | HDV | 53.69 | 59.21 | 1,268.42 |
2021年6月17日 | IYR | 5.68 | 64.89 | 1,274.10 |
6月末には、保有している他のETF(VT、VYM、SPYD)からの分配金を受け取る予定です。
分配金は米国ETFの大きな魅力の1つで、資産収入をグッと感じさせてくれます。
また、分配金は完全なる不労所得ですから、働いて稼ぐ労働所得とは全く意味合いも異なります。
私達は家計見直しや副業で資産を増やしながら、コツコツ買付を進めているので、毎年度金額も右肩上がりです。
そういう意味でも、資産の積み上がりを実感できるので、資産運用を楽しめています。
ちなみに、米国ETFの分配金は米ドルで受け取らなければなりません。
また、しっかりと課税もされるため、詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。

日本の株式投資の買付、運用実績を公開
つみたてNISAの保有銘柄と運用実績
続いて、2021年6月17日時点における、夫婦のつみたてNISAの運用実績をまとめました。

銘柄 | 積立金額(円) | 評価額(円) | 評価損益(円) |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 79,992 | 86,312 | 6,320 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 79,992 | 85,674 | 5,682 |
SBI・バンガード・S&P500インデックス | 79,992 | 86,302 | 6,310 |
楽天・全米株式インデックス | 79,992 | 85,614 | 5,622 |
楽天・全世界株式インデックス | 79,992 | 85,864 | 5,872 |
合計 | 399,960 | 429,766 | 29,806 |
投資対象
- 全世界株式
- 米国株式
つみたてNISAは一度買付設定をしたら特段対応することはないため、コツコツ積み立て続けていくだけです。
複数の商品に分散投資していますが、大きな差も出ていないので、今後も引き続き継続していきます。
日本の株式投資などによる配当金実績

年月 | 内容 | 配当金 (円) | 配当金の累計 (円) | 2021年4月からの累計 (円) |
---|---|---|---|---|
2021年4月 | J-REIT | 1,865 | 1,865 | 1,865 |
2021年5月 | J-REIT | 1,348 | 3,213 | 3,213 |
2021年6月 | J-REIT | 1,515 | 4,728 | 4,728 |
2021年6月 | 日本株 | 2,152 | 6,880 | 6,880 |
投資対象
- J-REIT
- 日本個別株
2021年から始めた高配当株投資において、6月は個別株からの配当金を受け取りました。
その結果、3ヶ月の累計が6,880円、月平均約2,293円の「お金のなる木」が手に入ったことが分かります。
米国ETFの分配金はドルなので、日本円で受け取る分配金はまた一味違った感覚を受けています。
企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用実績
2021年6月17日時点の、企業型確定拠出年金の推移をまとめたのがこちらのグラフです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 積立額(円) |
---|---|---|---|---|
2021年5月 | 1,506,952 | 1,912,680 | 405,728 | 11,000 |
2021年4月 | 1,495,952 | 1,875,519 | 379,567 | 11,000 |
投資対象と構成比率
- 全世界株式(50%)
- 全世界債権(50%)
(※2020年12月以前の具体的な数字を知りたい方は、「2021年2月の実績記事」をご覧ください。)
私達は企業型DCを活用していますが、目的はつみたてNISAと同じく老後資金です。
そのため、必要以上の金額を積立しないためにも、マッチング拠出は行っていません。
なお、年利3%の運用想定でも25年後には合計で約3,000万円もの資産になります。
つみたてNISA
- 積立金額:年間80万円(夫婦2人)
- 積立期間:2042年まで(22年間)
- 想定年利:3%
- 想定評価額:約2,480万円
企業型DC
- 積立金額:年間13.2万円
- 積立期間:2045年まで(25年間)
- 想定年利:3%
- 想定評価額:約490万円
暴落リスク・為替リスク時の資産減少額を確認
2021年6月現在、暴落リスク・為替リスクによる資産の減少見込みは以下のとおりです。

総資産額 | リスク資産 | 無リスク資産 | 暴落時の総資産 | |
---|---|---|---|---|
2021年6月 | 36,000,000円 | 13,965,932円 | 22,034,068円 | 27,651,981円 |
2021年5月 | 36,000,000円 | 13,136,752円 | 22,863,248円 | 27,114,578円 |
2021年4月 | 36,000,000円 | 12,307,572円 | 23,692,427円 | 28,189,383円 |
2021年3月 | 35,000,000円 | 11,442,489円 | 23,557,510円 | 28,200,223円 |
2021年2月 | 35,000,000円 | 10,577,407円 | 24,422,593円 | 28,271,375円 |
どのような手法を取ったとしても、資産運用においてリスクを避けることはできません。
私達の場合、外貨建て・円建ての資産運用を行っているため、暴落リスクだけではなく、為替リスクも考慮する必要があります。
米国ETF投資(外貨建て)
- 暴落リスク
- 為替リスク(円高だと円換算で資産は目減りする)
日本株高配当株投資
- 暴落リスク
暴落も円高もいつかは必ず起きることなので、あらかじめ資産がどの程度影響を受けるのか知っておきましょう。

実際、コロナショックのタイミングでは私達も大きく慌てること無く、積み立てを継続することはできました。
長期的に見れば「急激な円高」とは言えませんでしたが、当時は10万円分の外貨を突発で買付しました。
2020年4月の投資実績の記事で、当時の様子を振り返ることができるので、良ければ参考にしてみてください。

現在は高配当株投資をしていることからも、今後の暴落時には落ち着いて買付できるよう意識していきます。
ちなみに、資産の減少見込みに利用している総資産額は毎月まとめていないため、概算を表示しています。
家計簿の記事では、年度単位で総資産額の推移などを詳細に公開しているので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ:日本株高配当投資も少しずつ成長中
私達は人生の目標の1つとして、「40歳までにセミリタイア環境をつくること」を挙げています。
その中で、資産収入として月5万円を1つの指標にしています。
米国ETF投資
- 2020年度の分配金:月約8,600円
日本株高配当投資
- 2021年度の配当金:月約2,293円
年度はズレていますが、概算として月約1万円の資産収入が得られていることから、達成率は20%を超えました。
まだまだ小さな「お金のなる木」ですが、これからも夫婦でしっかり資産形成を楽しんでいきます。
世界経済の状況を読むことはできませんが、自分達の投資スタイルを見つめることはできます。
今はインデックス投資を淡々と積み立て、高配当株は少しずつ買付しながら様子を見るタイミングだと考えています。
長い長い資産運用において、この約3年間は僅かな期間なので、これからもゆっくり夫婦で資産運用を楽しんでいきます。
以上、ももたまでした!