- 30代子育て世帯の資産運用を知りたい
- 米国ETF投資、企業型確定拠出年金の実績を知りたい
- 他人の資産運用の状況に興味がある
こんにちは、ももたまです。
2019年3月から米国ETF投資に挑戦し始めて、31ヶ月が経ちました。
2021年6月から約4ヶ月間、ブログの更新はしていませんでしたが、投資は何事もなく継続しています。
さて、2021年10年の実績では、大きく3つのポイントを解説していきます。
- 米国ETFの高配当銘柄の買付を抑制
- 米国ETFからの分配金が月平均約1.5万円に到達
- 総資産4,000万円におけるリスク資産の割合は約36%
日本も緊急事態宣言が解除され、世界的にもコロナが収束に向かうのか気になるところです。
しかし私達は、自分達の運用方針、リスク許容度に合わせて、自分達の資産運用を楽しんでいきます。
それでは恒例の投資・運用方針の確認をしていきましょう。
目次
セミリタイア環境をつくるための投資・運用方針
私達は人生の目標の1つとして、「40歳までにセミリタイア環境をつくること」を挙げています。
そのため、以下3つの取り組みを続けており、詳しくはリンク先を参考にしてください。
- 家計見直しによる倹約(収支の改善)
- 投資による資産の構築
- 副業による収入の複数化
※副業に関しては本ブログの運営結果を公開しています。

投資では、投資目的に応じて運用方針・投資対象を決めています。
分かりやすくまとめたものが、以下の表になります。
運用方針 | 高配当株投資(米国ETF) | 高配当株投資(日本) | ジュニアNISA | つみたてNISA | 企業型確定拠出年金 |
---|---|---|---|---|---|
投資目的 | キャッシュフローの改善 | キャッシュフローの改善 | 教育費(インフレ対応) | 老後資金 | 老後資金 |
投資対象 | VYM、LQD、IYR、HDV、SPYD | 日本株、J-REIT | VT | 米国株式インデックス 全世界株式インデックス | 外国債券・株式インデックス |
投資方法 | タイミング投資 | タイミング投資 | 毎月定期積立 | 毎月定期積立 | 毎月定期積立 |
運用期間 | 20年以上 | 20年以上 | 成人まで(10年以上) | 20年以上 | 20年以上 |
積立金額 | 上限なし | 上限なし | 年間160万円 | 年間80万(月約6.6万) | 年間13.2万円(月1.1万円) |
備考 | 一般NISA:2019年3月~2020年12月 特定口座:2021年1月~ | 2021年1月~ | 2020年7月~ | 2021年1月~ | マッチング拠出停止:2020年8月~ |
なお、私達が資産運用の主軸として米国ETF投資を選んでいる理由は、下記の記事を参考にしてください。

それでは、2021年10月の投資実績を詳しく見ていきましょう。
米国ETF投資の買付、運用実績を公開
米国ETF・MMFの買付銘柄、保有銘柄の評価額
2021年10月3日時点で、私達が保有している全ての銘柄と評価額(1ドル=110.05円)を表にまとめました。
銘柄 | 口数 | 取得単価 | 現在値 | 損益 (ドル) | 損益計 (ドル) | 損益計 (円) | 評価額別割合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
VT | 652 | 81.99 | 102.65 | 20.66 | 13,470.91 | 1,482,474 | 65.27% |
VYM | 74 | 83.96 | 104.61 | 20.65 | 1,528.34 | 168,194 | 7.55% |
SPYD | 311 | 34.67 | 39.73 | 5.06 | 1,573.66 | 173,181 | 11.66% |
HDV | 125 | 89.59 | 95.48 | 5.89 | 736.25 | 81,024 | 11.64% |
LQD | 8 | 117.34 | 133.74 | 16.40 | 131.2 | 14,439 | 1.04% |
IYR | 12 | 85.99 | 103.83 | 17.84 | 214.07 | 23,558 | 1.22% |
MMF | 1 | – | 1,265.51 | 0 | 0 | 0 | 1.23% |
合計 | 17,654.43 | 1,942,870 | 100% |
前回の2021年6月の実績報告から、VTとSPYD、HDVを買付しました。
VTは、二人の子供達のジュニアNISAの非課税枠内で淡々と積立買付しています。

一方のSPYD、HDVは、ここ4ヶ月間は少し買付の金額を減らしていました。
米国市場は、9月2日までS&P500が、9月7日までNASDAQ総合指数が史上最高値を更新してきました。
10月に入ってからは下落基調ですが、全体的に過熱感があると感じています。
さらに、夫婦で新しい事業を始めるため、少しまとまった金額を事業用途で確保しておく必要がありました。
そのため、余剰資金の割合が一時的にでも大きく減ったため、高配当ETFへの投資を避けていたのです。
約2ヶ月くらい前から、夫婦で新しい副業を始めました。
中々上手くいかないこともありましたが、今夜、初売上✨
この瞬間が本当に嬉しい😆
どこまで育つか分かりませんが、先ずはコツコツ続けていきます💪
先ずは継続的な売上獲得に向けて試行錯誤&行動&試行錯誤&行動💨
— ももたま夫婦@倹約家・米国ETF投資家・夫婦ブロガー (@MomotamaHappy) September 4, 2021
今後も引き続き、株式市場と家計全体の資金状況を判断して買付していきます。
ちなみに、私達が投資・保有している銘柄の一覧・特徴は、下記の記事にまとめています。

米国ETF・MMFへの投資額・評価額推移
続いて、2021年10月時点の投資額と評価額を加えた推移グラフがこちらです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 運用増加額(円) | 為替 (1ドル) |
---|---|---|---|---|---|
2021年10月 | 9,387,886 | 11,330,756 | 1,942,870 | 239,714 | 110.05 |
2021年9月 | 9,148,172 | 11,093,234 | 1,945,062 | 303,661 | 109.69 |
2021年8月 | 8,844,511 | 10,823,420 | 1,978,909 | 262,107 | 109.53 |
2021年7月 | 8,582,404 | 10,588,133 | 2,005,729 | 271,161 | 111.02 |
2021年6月 | 8,311,243 | 10,345,592 | 2,034,349 | 352,011 | 110.74 |
2021年5月 | 7,959,232 | 9,782,453 | 1,823,221 | 550,389 | 109.30 |
2021年4月 | 7,408,852 | 9,014,193 | 1,605,341 | 464,159 | 109.65 |
2021年3月 | 6,944,693 | 8,374,628 | 1,429,935 | 464,158 | 108.66 |
2021年2月 | 6,480,535 | 7,735,065 | 1,254,530 | 391,543 | 105.46 |
2021年1月 | 6,088,992 | 7,038,567 | 949,576 | 421,284 | 104.06 |
2021年10月時点の運用状況
- 運用金額:9,387,886円
- 評価額:11,330,756円
- 損益差額:1,942,870円
(※2020年12月以前の具体的な数字を知りたい方は、「2021年2月の実績記事」をご覧ください。)
先程説明した通り、ここ4ヶ月ほどは買付金額を少し抑えていることが運用増加額の変化からも分かります。
毎月の運用増加額(投資金額)
- 2021年7月〜10月の平均:約27万円
- 2021年1月〜6月の平均:約44万円
ただ、運用金額は確実に増えていて、年内に米国ETF投資の運用金額だけでも1,000万円を超えそうです。
2019年3月から始めた米国ETF投資も、少しずつ経験を積み、家計見直しの継続で資産も着実に伸びています。
それに伴ってリスク許容度もあがっていますが、今後も市場の状況を見ながら、私達のペースで投資を楽しんでいきます。
なお、リスク許容度に関しては下記の記事を参考にしてください。

米国ETF・MMFからの分配金の推移
2021年10月3日時点の米国ETF・MMFからの分配金の詳細と推移をグラフにまとめました。

日付 | ティッカー等 | 分配金 (ドル) | 年度別の累計 (ドル) | 2019年3月からの累計 (ドル) |
---|---|---|---|---|
2021年9月30日 | MMF | 0.02 | 842.44 | 2,051.65 |
2021年9月23日 | VYM | 49.89 | 842.42 | 2,051.63 |
2021年9月23日 | VT | 236.61 | 792.53 | 2,001.74 |
2021年9月22日 | SPYD | 87.33 | 555.92 | 1,765.13 |
2021年9月8日 | LQD | 1.69 | 468.59 | 1,677.80 |
2021年8月6日 | LQD | 1.76 | 466.90 | 1,676.11 |
2021年8月2日 | MMF | 0.03 | 465.14 | 1,674.35 |
2021年7月8日 | LQD | 1.82 | 465.11 | 1,674.32 |
2021年6月30日 | MMF | 0.04 | 463.29 | 1,672.50 |
2021年6月28日 | VYM | 50.12 | 463.25 | 1,672.46 |
2021年6月28日 | VT | 273.61 | 413.13 | 1,622.34 |
2021年6月25日 | SPYD | 74.63 | 139.52 | 1,348.73 |
6月末、9月末にVT、VYM、SPYDからの分配金を受け取り、2021年度の分配金累計額は842.44ドルになりました。
1ドル110.05円で換算すると、約92,710円となります。
今回の2021年6月、9月の分配金を見ていた時、興味深かったのがVTの分配金推移です。
2019年、2020年、2021年の分配金と年間分配金の推移をグラフで表すと以下のようになります。

- 3月の分配金は少なく、次いで9月が少ない
- 2020年は6月の分配金が少なかった
- 2021年の分配金は2019年レベルまで回復の兆しがある
2020年はコロナショックによる大きな暴落がありましたが、その後の株価はV字回復となりました。
分配金も大きな下落とまでは言えませんが、多少なり影響を受けていることが分かります。
ただ、株価はV字回復後も伸び続けていますが、分配金はゆっくりと回復しているように見えます。
一般的に分配金は暴落に強いと言われていますが、増減の幅が少ないという意味でも精神的な支えとして優秀だと言えるでしょう。
ちなみに、株価がV字回復しても分配金の回復が遅いということは、分配金利回り自体は低くなりがちという意味でもあります。
日本の株式投資の買付、運用実績を公開
つみたてNISAの保有銘柄と運用実績
続いて、2021年10月3日時点における、夫婦のつみたてNISAの運用実績をまとめました。

銘柄 | 積立金額(円) | 評価額(円) | 評価損益(円) |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 133,320 | 141,435 | 8,115 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 133,320 | 138,370 | 5,050 |
SBI・バンガード・S&P500インデックス | 133,320 | 141,295 | 7,975 |
楽天・全米株式インデックス | 133,320 | 137,901 | 4,581 |
楽天・全世界株式インデックス | 133,320 | 140,461 | 7,141 |
合計 | 666,600 | 429,766 | 32,862 |
投資対象
- 全世界株式
- 米国株式
つみたてNISAは淡々と買付をするだけですが、8月からクレジットカード積立に切り替えました。
私達がつみたてNISAをおこなっているSBI証券は、従来クレジットカードでの積立ができませんでした。
しかし、2021年6月30日から三井住友カードでの積立&ポイント付与を行うようになったのです。
以前は、証券口座内の現金を管理する必要がありましたが、今はクレジットカードの引き落とし口座だけ気をつければ良いワケです。
普段の生活で利用している銀行口座に集約もでき、今なら最大3%もポイントが貯まるのでお得です。
私達も夫婦で積立しているので、新規加入ボーナスも含めると約1.5万円分のポイントを既に手に入れました。
ちなみに、私達も愛用している三井住友カード ナンバーレス(NL)なら最短5分で発行も可能なのでオススメです。
SBI証券を活用しているなら、三井住友カードを活用してお得につみたてNISAをしていきましょう手に入れて設定していきましょう。
\ 最短5分で発行可能! /
日本の株式投資などによる配当金実績
続いて、2021年10月3日時点における、日本の株式投資による配当金実績は以下のとおりです。

年月 | 内容 | 配当金 (円) | 配当金の累計 (円) | 2021年4月からの累計 (円) |
---|---|---|---|---|
2021年9月 | 日本株 | 620 | 14,831 | 14,831 |
2021年9月 | J-REIT | 1,284 | 14,211 | 14,211 |
2021年8月 | 日本株 | 879 | 12,927 | 12,927 |
2021年8月 | J-REIT | 949 | 12,048 | 12,048 |
2021年7月 | J-REIT | 925 | 11,099 | 11,099 |
2021年6月 | 日本株 | 5,446 | 10,174 | 10,174 |
投資対象
- J-REIT
- 日本個別株
冒頭でも述べましたが、日経平均株価は9月14日に1990年8月以来約31年ぶりの高値を更新しました。
その後は少し下落をしていますが、過去数年を見ても割高感があると言わざるを得ません。
今は積極的に投資すべきタイミングではないので、今後の暴落に備えて優良銘柄などのを検討中です。
企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用実績
2021年10月3日時点の、企業型確定拠出年金の推移をまとめたのがこちらのグラフです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 積立額(円) |
---|---|---|---|---|
2021年9月 | 1,550,952 | 1,998,234 | 447,282 | 11,000 |
2021年8月 | 1,539,952 | 2,020,667 | 480,715 | 11,000 |
2021年7月 | 1,528,952 | 1,981,638 | 452,686 | 11,000 |
2021年6月 | 1,517,952 | 1,949,247 | 431,295 | 11,000 |
投資対象と構成比率
- 全世界株式(50%)
- 全世界債権(50%)
(※2020年12月以前の具体的な数字を知りたい方は、「2021年2月の実績記事」をご覧ください。)
企業型DCは、つみたてNISA以上に一度設定したらやることは特段ありません。
暴落リスク・為替リスク時の資産減少額を確認
2021年10月現在、暴落リスク・為替リスクによる資産の減少見込みは以下のとおりです。

総資産額:約4,000万円
- リスク資産:約1,420万円
- 無リスク資産:約2,580万円
暴落時の資産想定額:約3,100万円
私達は毎月、資産運用の実績を確認すると同時に、暴落時の想定資産を確認するようにしています。
実際、暴落が起きれば評価額がマイナスになるのはもちろん、総資産額も減っていくことになります。
さらに、資産が減り続ける中でも投資し続けていくことが必要です。
コロナショックで暴落を経験したと言えますが、下落期間は短く、本当にあっという間でした。
暴落は必ずくるからこそ、無理のない資金管理が大切なのだと毎月夫婦で振り返るようにしています。
まとめ:積極的な買付を抑えつつ事業などに注力
2021年10月の実績では、大きく下記3点について説明してきました。
- 米国ETFの高配当銘柄の買付を抑制
- 米国ETFからの分配金が月平均約1.5万円に到達
- 総資産4,000万円におけるリスク資産の割合は約36%
高配当銘柄の買付は、資産からの収入、キャッシュフローを改善するためには必要不可欠です。
しかし、市場は株高で過熱感があり、新しい事業への投資も始め、さらにキャッシュフローも今スグに必要なものではありません。
特に株式投資においては、分配金・配当金の利回りが高くなったタイミングで買付をするのが理想です。
今だからこそ、家計見直しをして支出を減らし、副業を始めて収入を増やし、余剰資金を増やしておくことが大切だと私達は考えています。
もちろん、つみたてNISAのようなインデックス投資に関しては、タイミング関係なく淡々と積立するだけです。
私達にとって投資は大切な手段ですが、給与以外に収益を生みだすための新しい事業も必要不可欠です。
積極的に投資を進めていくタイミングではないからこそ、時間の使い方を考えてやるべきことに集中していきます。
以上、ももたまでした!