子育てアイデア

5歳の子供にお金の教育をするなら、一緒に子供珈琲店を開店するのがおすすめ

子供のお金の教育に子供珈琲店

こんにちわ、ももたまです。

私達は以前から子供達(5歳、3歳)に対するお金の教育をどうしたらいいのかを考えていました。

以前、『キッズマネースクール』のイベントにも参加してみましたが、普段の生活の中で出来る事を考えてあげたいですよね。

子供のお金の教育、キッズマネースクールに参加
子供のお金の教育、キッズマネースクールに参加してみたよっ!子供のお金の教育、キッズマネースクールに参加してみたら子供達もお金に対する興味が湧いたようでとても良いきっかけになりました。...

そんな時に目に入ったのが、佐藤ねじさんの小学生1年生の息子さんが始めたという『家庭内起業』のツイートでした。

私達の子供は5歳の年長でしたが、上手く応用できないかを考えた結果、5歳の子は『子供珈琲店』を開業することに。

始めてから1ヶ月以上が過ぎましたが、想像以上に子供にも親の私達にも気づきがあり、驚く事ばかりでした。

もも
もも
親としても考えさせられました

『お金に興味を持つ』だけでなく、『稼ぐ』、『値段と価値の感覚』、『勉強する意味』まで考えるようになりました。

正直な話、5歳の子にとってここまで響くとは思いませんでしたが、結果的に子供珈琲店は大成功だったと感じています。

もも
もも
親の理解や姿勢も大切です
たま
たま
ただ珈琲店を開けば良いってわけではないですからね

子供に対するお金の教育を考えている、悩んでいる方、他の家庭でのお金の教育に対する取り組みを知りたい方にとって、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

5歳児でも出来る子供珈琲店を考える

幼児向けの子供珈琲店

 

佐藤ねじさんの息子さんは当時小学校1年生、扱うコーヒーもドリップとかなり本格的な珈琲屋さんでした。

ただ、5歳の子供にドリップコーヒーは難しく、私達自身もコーヒーに対する知識も興味も高くありませんでした。

そこで、記事を参考に私たちなりに、『幼児でも出来る子供珈琲店』を作り上げる事にしました。

販売する珈琲はインスタントコーヒーを利用する

幼児の子供珈琲店はインスタントコーヒー

 

今回、5歳の子が販売する珈琲はドリップ式ではなく、お湯を入れるだけのインスタントコーヒーにしました。

お湯を注ぐならドリップ式でも出来ますが、もし『本人が今後も続けたい』となった時に『商品を広げる選択肢』として残そうと思いました。

もも
もも
すぐ止める可能性もありましたしね

インスタントコーヒーなら簡単と思うかもしれませんが、準備からコーヒーを提供するまでの下記の手順を全て一人で行ってもらいます。

  1. コップ、コーヒーの準備
  2. お湯を沸かす
  3. インスタントコーヒーを入れる
  4. お湯を注ぐ
  5. 出したものを片づける
  6. 珈琲を提供する

5歳の子供にとっては、これだけでも結構な手順になります。

インスタントコーヒーの購入は自分のお小遣いから出す

インスタントコーヒーのお金は自分のお小遣いから

 

珈琲店を始める為にはインスタントコーヒーを購入する必要がありますが、お金は5歳の子自身のお小遣いで買ってもらいました。

数か月前に1,000円分の図書カードを祖父母が子供にプレゼントしていました。

今回、図書カードを現金に交換して購入しようと考えましたが、珈琲店を行うかどうかは最終的に子供に決めてもらいました。

『この1,000円で大好きなリュウソウジャーの本を購入することも出来る』
『でも1,000円だと1冊しか買えない』
『どうしたらお金を増やすことが出来るのか考えてみようか』

土曜日の夕方、佐藤ねじさんの会議を参考にさせてもらいながら、子供と一緒に話し合いをしてみました。

  • 5歳の自分が出来る事は何か?
    • お絵かき、工作、手洗い、食器を出す
  • パパやママは何にお金を払っている?
    • 車、野菜、お肉、お菓子、ジュース、レストラン

親の私達が『珈琲店をやろう』というのではなく、子供と一緒になって結論を出すという事に取り組んでみました。

5歳の子がちょうど『お金』や『好きな物を買う』という事に興味があった点も、自分でやろうと決められた理由かもしれません。

私達の場合、会議は夫(もも)に任せて、決めた内容を受け止めて褒める事を妻(たま)が行うようにしました。

たま
たま
ももちゃんも頑張りました
もも
もも
焦らず話を進めるって結構大変ですね

インスタントコーヒーの仕入れと販売価格を決める

珈琲店で販売する価格を決める

 

珈琲店を行う事が決まったので、必要なインスタントコーヒーを、子供とスーパーで『仕入』に行きました。

たま
たま
『仕入』って言葉も子供には新鮮ですね

子供は人生で初めてのコーヒー選びで、様々な種類のインスタントコーヒーに目を輝かせながら、一生懸命選んでいました。

パパ用に『UCC The Blend 115』、ママ用に『Blendy stickのカフェインレスカフェオレ』を仕入れました。

子供珈琲店のコーヒー仕入れ

 

図書カードを換金して手に入れた、1,000円札を握りしめてレジに並び、無事に仕入れは終了。

手元に残ったお小遣いは1,000円から510円となりましたが、子供は硬貨が嬉しかったようで、『お金が2枚に増えた!』と喜んでいました。

もも
もも
確かに、お金の数は『増えました』からね
子供珈琲店のコーヒー仕入れ

 

帰宅後、5歳の子と2人で値段を決める事にしましたが、赤字にならないようにだけ気を付けました。

ただ、利益をすごく積むではなく『利幅』も教えてあげられるよう、ギリギリの値段設定にしてみました。

最後に子供がメニュー表を作って、子供珈琲店の準備は整ってきました。

たま
たま
メメニウーって書いてる。笑
子供珈琲店のメニュー表
  • 子供珈琲店メニュー
    • ブラックコーヒー:20円
    • カフェインレスコーヒー:30円

子供の安全を考慮し、レイアウトも変更して練習開始

珈琲を淹れる練習

 

最後に5歳の子が自分で珈琲を提供できるように、コップの準備から、お湯の沸かし方、提供までを練習しました。

一番気を付けてあげたいところは『お湯の取り扱い』です。

もも
もも
やけどの心配もありますからね

私達は電気ケトルを利用してお湯を沸かすので、電気ケトル周辺のキッチンレイアウトを変更しました。

大きな問題もなく直ぐに手順を覚えられたので、翌日から本格的に開始することになりました。

2019年5月19日、5歳の子が運営する子供珈琲店の開店日となりました。

子供珈琲店を始めて体験した様々な気づきと学び

親も自分のお小遣いから支払う事で、お客として接する

親もお客として接する

 

子供珈琲店でコーヒーを飲むとお金を支払う訳ですが、家計から計上すべきかどうか私達は悩みました。

子供が珈琲店に取り組むなら、私達は親としてではなく、お客さんとして接するべきだと考え、お金も自分達のお小遣いから出すことにしました。

ただ、注文すれば子供が自分で珈琲を作って出してくれるわけですから、私達は何もすることはありません。

実際利用していくと結構便利だと感じましたし、これならお金を払っても良いなと感じましたね。

飲みたくない時は、飲みたくないと伝える事も大切

飲みたくない時は飲みたくないと伝える

 

子供珈琲店を始めたと言っても、飲みたくない時は飲みたくないとはっきり伝える事も大切だと感じています。

最初の頃は子供も淹れてみたいと思って「今コーヒー飲みたい?」と聞いてくる事も多くありましたが、本当に飲みたい時以外は『いらない』と断っていました。

逆に朝起きた時、珈琲が飲みたいと感じた時は、子供に「今日は珈琲店やっているのかな?」っと聞くこともあります。

もちろん、朝だと子供自身も面倒で「やってない」と答えることも結構多いですね。

面白い事にお互いに飲む、飲まないを繰り返していくと、子供なりにタイミングや状況を理解してきていると感じます。

例えば、お休みの日の朝、仕事から帰ってきた時などは飲んでくれそうだと考えているようです。(本人いわく)

たま
たま
この前「パパには内緒だけど」と教えてくれました

お小遣い帳と共に、お金について考える機会を作る

子供珈琲店のお小遣い帳

 

珈琲店を始めるとお金のやり取りが出てくるので、お小遣い帳をつけることも合わせて始めました。

ただ、お小遣い帳は正しく自分で付ける事が目的ではなく、お金について考えるキッカケとしています。

5歳では足し算、引き算が分かるわけではありません。

それでも、計算機を使って計算してみて、表示された数字を見て、数字をお小遣い帳に記入して、実際のお金と比較しています。

もも
もも
子供なりに感じる事も多いようです

初めて10円玉10枚を100円に両替した時、お金の枚数が減って少し寂しそうにしていたのはとても印象的でした。

たま
たま
「お金が減っちゃった」と話してくれました

その時に、10円玉を10枚数えるのと、100円玉を1枚数えるのと、どちらが楽なのかを知り両替を理解しました。

小さいことですが、自分が体験しているからこそ知識として身に付くという『当たり前のこと』が大切だと親の私達も学びましたね。

『何の為に勉強をするのか』という事を子供が考える

『何の為に勉強をするのか』という事を子供が考える

 

習い事の費用に関する考察記事の中でも紹介しましたが、5歳の子は勉強系の習い事をしています。

費用はどのくらいかかるのか?
【体験談】幼児の習い事はいつから始めて、費用はどのくらいかかるのか?幼児の習い事は上の子が入園8か月後、下の子は入園直後に開始。費用の相場は通信教育なら3,000円、教室に通うタイプなら8,000円。自分達のライフプラン、経済状況を把握することが大切。 ...

宿題が毎日あるので、珈琲店を始めた時は数字を毎日書いていました。

『数字を書く』そして、今取り組んでいる『足し算』、これから始まる『引き算』は、もちろんお小遣い帳にも生きてきます。

ただ、一番驚いたのが子供自身が『お金を稼ぐためには知識を得る勉強が必要』と理解し始めていると私達が感じた事です。

宿題をやっている時に、『色々物を買ったりしたら、たくさん数字を使うから、今一生懸命練習してるんだよ』と教えてくれたのです。

宿題という物を、自分なりに考えてとらえている事に少し感動してしまいました。

珈琲の値段を通して、物の価格と価値について考える

珈琲の値段を通して、物の価格と価値について考える

 

珈琲を1杯売ると貰えるのが20円と分かると、色々な物の値段の価値を子供自身が考えるようになりました。

例えば、お菓子を選ぶ時には「これ安いね、これ高いね」と教えてくれます。

値段の高い、低いが重要では無くて、『自分が食べている物の値段が違うことを感じる』事が子供にとっては新鮮だったようです。

うまい棒は10円、ヤングドーナッツは40円。

スーパーで「ママ、ドーナッツって意外に高いんだよ!」っと興奮気味に話をする子供がちょっと面白かったです。

最近ではスーパーに行くと、値札を見て「これはお小遣いで買える」なんていう話もしてくれますね。

もも
もも
もやしの安さに衝撃を受けていました
たま
たま
もやし安すぎるー!ってね。笑

初めて約1ヶ月後にお小遣いが1,000円を越えた

子供珈琲店で稼ぐということ

 

2019年6月15日、売り上げが510円になり、お小遣いが1,050円となりました。

最初に自分が持っていた1,000円から増え、手元にインスタントコーヒーが残っているから、お金をもっと増やすことが出来る。

子供珈琲店を通して体験した事が『稼ぐ』という言葉で紐づけられた、子供にも私達にも大切な日となりました。

正直この日までは、もらえる硬貨が増えて、お金が増えているという感覚でしかなく、『稼ぐ』という意味が伝えられませんでした。

もも
もも
私達も中々上手く伝えられなかったのもありますね

最初に持っていた1,000円札になった時が、子供にとって一番理解しやすかったタイミングだったのかも?と私達は考えています。

ただ、一番大切なのは1カ月間、コツコツと珈琲店を続けてきた子供自身の頑張りで、本当によく頑張りました。

夫婦2人で思いっっっっっっきり子供を褒めてあげた日でもありましたね。

たま
たま
喜ぶ姿を見たらちょっと泣きそうになっちゃいました

子供珈琲店は変化をしながら継続している

1,000円に到達しましたが、5歳の子自身が続けたいというので、現在も子供珈琲店は継続しています。

また、少しずつですが珈琲店も良い意味で変化しています。

夏場には冷たいアイスコーヒーが増え、単価もアップ

夏場には冷たいアイスコーヒーが増え、単価もアップ

 

夏には子供珈琲店に新たなメニューとして、アイスコーヒーが追加されました。

アイスコーヒーは『氷を入れる』という工程が1つ増えるという事から、子供と一緒に考えて値段をホットコーヒーより10円高い、30円にしました。

手間暇がかかると値段も上がるという、付加価値に関する考え方を、5歳の子は一生懸命理解しようとしています。

たま
たま
メニュー表では『あいすこひい』笑
子供珈琲店のアイスコーヒー

 

3歳の子を上手く利用しようと試行錯誤をしている

3歳の子を上手く利用しようと試行錯誤をしている

 

アイスコーヒーを追加してから、お湯を入れて終わりだった時に比べて、氷を入れる作業が増えて大変と5歳の子は感じていました。

そこで、思いついたのが、3歳の下の子を利用するという方法です。

自分がやっている「私もやってみたい」と下の子が自然と近寄ってきます。

「じゃぁ、氷を持ってくるからいれてね」と優しい声掛けをしているのですが、自分が氷を持ってきたら、後は任せきり。

氷を入れ終わると、5歳の子が珈琲を提供してお金をもらいますが、もちろん3歳の子にはお金を支払いません

ただ、3歳の子は自分が珈琲店に参加出来ただけで満足している為、喧嘩にもならないのでWin-Winの関係構築に成功。

どこまで考えてやっているか分かりませんが、子供の成長は中々面白いものです。

ただ、3歳の子は結構大雑把で、コップを倒したり、珈琲をこぼすことも多く、5歳の子も任せるだけでは危ないとも感じているみたいです。

もも
もも
珈琲をダメにして怒る5歳
たま
たま
喧嘩になるし、お金も入らないし散々

子供達なりに今も一生懸命考えて、色々と試行錯誤を繰り返す毎日が続いています。

最後に

今回は5歳の子供に対するお金の教育の一環として、家庭内で『子供珈琲店』を行う取り組みを始めてみました。

子供だけでなく、親である私達も多くの気づき、嬉しさ、学び、悩みを経験し、本当に良い経験だったと満足しています。

子供のペースで一緒に理解を進めて行く大切さ、そして、親である私達がしっかりと向き合っていく事の大変さ。

子供の成長も嬉しかったですが、同時に親である私達のお金に対する知識や考え方が重要だと改めて知ることになりました。

たま
たま
本当に色々気づかされることも多かったと実感しています

それでも、子供珈琲店をやってみて本当に良かったので、子供のお金の教育に関して悩んでいる方がいたら、ぜひおすすめしたい取り組みです。

子供に対するお金の教育を考えている、悩んでいる方、他の家庭でのお金の教育に対する取り組みを知りたい方にとって、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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