こんにちは、ももたまです。
今日の話題は献血!
ボランティアに興味がある方、デートとして献血ルームに行ってみたい方、健康チェックをしてみたい方
どのような理由で献血をしても良いと思っています。献血は条件が整った健康な方しか行う事が出来ません。
興味を少しでも持っていただけたなら、ぜひ一度献血ルームに足を運んでほしいですね。
目次
ももちゃんの献血実績
ももちゃんが初めて献血をしたのは20歳です。当時、たまちゃんが献血に行くということで献血デートをしに献血ルームに行ったのがきっかけでした。
それから約12年ほどが経ちましたが、その回数はついに100回を超えることになりました。お互いここまで続けることになるとは想像もつかなかったです。
献血の条件
献血を行うには様々な条件があります。この条件を満たしていないと献血が出来ません。
初めて献血デートに行った時、たまちゃんがお断りされたのはいい思い出です。
採血基準(献血出来る条件)
採血基準はこちらになります。どれも満たす場合は、400mlもしくは成分献血(血漿献血、血小板献血)をお願いされますね。
200mlは血液量が少ない為あまり求められるケースは無いです。
200ml献血 | 400ml献血 | 血漿献血 | 血小板献血 | |
献血量 | 200ml | 400ml | 600ml以下 | |
年齢 | 16-69歳 | 男性:17-69歳 女性:18-69歳 | 18-69歳 | 男性:18-69歳 女性:18-54歳 |
体重 | 男性:45kg以上 女性:40kg以上 | 50kg以上 | 男性:45kg以上 女性:40kg以上 | |
最高血圧 | 90mmHg以上 | |||
血色素量 | 男性:12.5g/dL以上 女性:12.0g/dL以上 | 男性:13.0g/dL以上 女性:12.5g/dL以上 | 12.0g/dL以上 | 12.0g/dL以上 |
血小板数 | - | – | - | 15万/μL以上 |
献血間隔制限
献血基準を満たしていても献血をしてから一定の期間は献血が出来ません。
成分献血の場合は最短で2週間後から、400ml献血では最短で男性12週間、女性16週間後にしか献血は再度出来ません。
↓次回献血種類 | 200ml献血 | 400ml献血 | 血漿献血 | 血小板献血 |
200ml献血 | 男女とも4週間後の同じ曜日から献血可 | 男性は12週、女性16週間後の同じ曜日から献血可 | 男女とも2週間後の同じ曜日から献血可 | |
400ml献血 | ||||
血漿献血 | 男女とも8週間後の同じ曜日から献血可 | |||
血小板献血 |
年間制限
さらに一年間の間で献血が出来る回数、血量が定められています。
血漿成分献血のみで最大24回実施出来ますが、血小板を求められるケースも多いので実際は年間16回くらいが多いです。
200ml献血 | 400ml献血 | 血漿献血 | 血小板献血 | |
年間回数 | 男性:6回以内 女性:4回以内 | 男性:3回以内 女性:2回以内 | 血小板献血1回を2回分として換算 血漿献血と合計24回以内 | |
年間血量 | 男性:1,200ml以内 女性:800ml以内 | – | – |
それ以外の条件
3日以内に歯医者に行ったり、4週間以内に海外に行ったことがある人は献血が出来ません。また、薬を飲んだりしている場合は、出来ないケースもあります。
薬の場合は薬名を伝えると可能かどうかを電話でも教えてくれるので問い合わせてみてください。
上記以外に細かい問診があり全て問題なければ献血を行う事が出来ます。
400ml献血と成分(血漿、血小板)献血の違い
400ml献血は血液を抜くだけですが、成分(血漿、血小板)献血は血液を抜いた後に成分を抽出して血液を体内に戻します。
血液を抜くよりも、戻した方が体に対する負担が少ないです。その為、成分(血漿、血小板)献血は2週間後には献血が再度出来ます。
ちなみに針を刺すのは最初の1回、1か所だけです。その針で採決と戻しを行う為、通常の採血針に比べると太めです。
相当痛いと思うかもしれませんが、思っているほどは痛くないです。
また、献血にかかる時間も長いです。400ml献血の場合は10分~20分程度で終わります。
成分献血では40~60分程度かかることが多いです。ももちゃんは体重に合わせて成分を多くとるので、いつも70分程度かかっています。
献血中に出来る事
献血ルームによって献血中に出来る事はバラバラですが、水分摂取・読書・テレビ・DVD・オンデマンド動画・インターネット・個人携帯利用(通話以外)などが出来ます。
成分献血の場合は特に時間がかかるので映画などを見ることも出来ますが、1回で全部見ることは出来ないです。
昔は個人携帯電話の利用は禁止されていましたが、現在は多くの献血ルームで個人携帯電話の利用が出来ます。
最近ではDVDではなく、オンデマンド動画でドラマ・アニメ・映画を選ぶことが出来たり、タブレット端末を利用してインターネットを楽しめる献血ルームもあります。
ちなみに献血中の水分摂取は自分では取りに行けないので、看護師さんにお願いして取りに行ってもらう形式です。
献血すると食べ放題、飲み放題は本当か?
献血と言えばお菓子食べ放題、ジュース飲み放題という印象を持っていらっしゃる方もいるかと思います。
昔は確かにそうでしたが、現在は愛知県下の献血ルームでお菓子の食べ放題は少なくなってきています。
ジュースは確かに飲み放題ですが、これは献血前後でしっかり水分摂取する必要があるからです。もちろん、子連れの場合は子供も飲んで大丈夫ですよ。
北海道の献血ルームではパンが食べられましたが、今でもやっているみたいですね。
献血のメリット
献血はボランティアでありメリットを求めるものではありませんが、個人的に感じているメリットを紹介します。
限られた人だけが出来るボランティア
献血が出来る人は限られています。年を取ると健康を保つことは難しく薬を飲むことも増えてきます。
こうなると身体的には献血条件を満たしていても献血を実施することが出来ません。
ボランティア自体、献血以外にもたくさんの選択肢があります。しかし、自分にしか出来ないボランティアは何かと考えた時、献血はその1つに入ると思います。
体の状態を知ることが出来る
献血を実施すると血液成分の結果を知ることが出来ます。400mlと成分(血漿、血小板)献血では内容が異なりますが体の状態を知ることが出来ます。
結果は郵送・Webのどちらでも確認することが出来ます。Webの場合は過去5回を比較したグラフを見ることも出来ます。
確認できる項目は以下の通りです。
検査結果
- 献血時:献血種類、血圧(最高)、血圧(最低)、脈拍
- 生化学検査:ALT(GPT)、γ-GTP、総蛋白 TP、アルブミン ALB、アルブミン対グロブリン比 A/G、コレステロール CHOL、グリコアルブミン GA
- 血球計数検査:赤血球数 RBC、ヘモグロビン量 Hb、ヘマトクリット値 Ht、平均赤血球容積 MCV、平均赤血球ヘモグロビン量 MCH、平均赤血球ヘモグロビン濃度 MCHC、白血球数 WBC、血小板数 PLT

子供も同伴できる
献血のできない子供も同伴出来、献血している横や待合室で待つことが出来ます。献血を直接経験することは出来ませんが、献血という医療に触れる機会を作ることが出来ます。
ももたま家も小学校に上がる前には、実際に献血している横で献血を見せてあげたいなと考えています。
今はまだ小さいので60分以上もおとなしく出来るかが心配という事と、ももちゃんは平日に行くことが多い為タイミングが合わないという事からまだ実施出来ていません。
興味はあるけど、一歩踏み出せない方へ
献血は中々一歩踏み出して実施するのが少し難しいのは事実です。ももちゃんも最初は献血デートで行ったのがきっかけで自ら行ったわけでは無いです。
また、土日の献血ルームは込み合いますし、平日も夜遅くまで開いているわけでは無いのも足が遠ざかる理由だと思います。
ボランティアとして行く、体の状態を知るために行く、子供に献血を見せてあげるために行く、どのような理由でも一歩踏み出してもらえるなら良いと思っています。
何かのきっかけで献血ルームや献血車両の近くを通ったらぜひ考えてもらえると嬉しいですね。
献血のまとめ
- 献血条件は様々で皆が出来るわけでは無い
- 400ml献血は10~20分くらいかかる
- 成分(血漿、血小板)献血は60分程度かかる
- 献血中は色々なことが出来る
- 個人携帯を利用することも最近出来るようになった
- お菓子が食べられるところはだいぶ減ってきた
- 限られた人だけが出来るボランティア
- 体の状態を血液検査結果から知ることが出来る
- 子供に献血を見せてあげることも出来る
- どんな理由でも一歩踏み出すことを期待
余談
以上