- ネットで高速道路の利用料金、履歴を知りたい
- ETC利用照会サービス登録に必要な車載器管理番号の探し方を知りたい
- ETC利用照会サービスの登録方法や、実際のサービス内容について知りたい
こんにちは、ももたまです。
高速道路料金を支払う際にはETCを利用されている方は多いですが、利用料金・明細・履歴を確認したことはありますか?
私達は以前クレジット明細で確認していましたが、クレジットの明細確認では1ヶ月程度遅れてしか知ることが出来ませんでした。
特に車で遠くにお出かけをした場合、実際にどれくらいの交通費がかかったのか、高速道路出口の料金をメモしたりしていました。
そんな私達が現在利用しているのが『ETC利用照会サービス』です。
あらかじめ登録しておけば、ネットで直ぐに高速道路利用料金、明細、過去の履歴を確認することが出来ます。
ただし、登録には『車載器管理番号』が必要なので、あらかじめ時間に余裕がある時に、登録しておくことをおすすめします。
今回は『ETC利用照会サービス』の特徴、登録方法、そして実際に確認できる内容などをまとめてみました。
ネットで高速道路の利用料金、履歴を知りたい方、車載器管理番号を知りたい方、ETC利用照会サービス内容を知りたい方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
ETC利用照会サービスの特徴は大きく分けて3つ

- 過去の利用証明書が発行できる
- 過去の利用明細の確認が出来る
- 利用明細書をCSVでダウンロードできる
ETC利用照会サービスでは大きく上の3つの事が出来ますが、私達が一番利用しているのは2番目の利用明細確認です。
お出かけ時の交通費を確認する際に、ETCの利用料金をネットでいつでも確認できるというのは結構便利です。
さっそく、ETC利用照会サービスに登録したいところですが、その前に登録に必要な『車載器管理番号』を確認しておきましょう。
車載器管理番号はETC機器の19桁の識別番号
『車載機器管理番号』は車載器ごとにメーカーから付番された19桁の識別番号です。
確認する為には色々な書類や、もしくは本体を利用して確認する方法があるので、それぞれ簡単に紹介します。
ETC車載器の説明書、外箱、セットアップ申込書、証明書

一番簡単に確認できるのがETC車載器の説明書、パッケージ(外箱)、セットアップ時の申込書や証明書です。
セットアップとはETC購入時に行う初期設定の事で、取り付けしてもらう際に合わせて実施することがほとんどです。
その際に記入する申込書や証明書に『車載機器管理番号』が記入されています。
最近車を購入した場合や、ETCを取付した方であれば良いのですが、手元に残っていない、見つからないという場合も多いですよね。
私達もかなり昔にETCを取り付けたので、パッケージはもちろん、証明書関係も全く見つける事が出来ませんでした。
これからETCを取り付けるという方、車を購入される方はしっかりと『車載機器管理番号』をメモしておきましょう。
ETC車載器の本体(裏側)のラベル
実はETC車載器の本体にも『車載機器管理番号』が記載されているので、直接確認することが出来ます。
ただ、ETC車載器の取り付け方、場所によっては裏側が見えない、そして取り外しも出来ないという場合もあります。
私達の場合は、裏側全てを特殊な両面テープで車に取り付けてしまっているので、取り外すことが出来ませんでした。
ETC車載器の音声及び表示機能
書類も無く、本体の裏側も見れない場合は、ETC車載器の音声・表示機能を利用して『車載機器管理番号』を確認しましょう。
2010年以降に取り付けているETC車載器であれば、ほぼ確実に音声か表示機能が付いています。
私達もメーカーホームページで確認したところ、音声で確認できることが分かったので、この方法で『車載機器管理番号』を知ることが出来ました。
どうしても分からない場合はディーラーやカー用品店へ
パッケージ・書類も無く、裏側も確認できず、ETC機器の音声・表示機能も使えない場合は、取り付けを行ったディーラー、カー用品店に問い合わせしましょう。
取り付けを実施に行った店舗であれば、過去のセットアップ証明書(写し)を持っている可能性が高いです。
取り付けを行ったお店が分からない場合は、最寄りのディーラーや、カー用品店に問い合わせて、一時的にETCを取り外してもらいましょう。
ただ、よほど古くない限りはETC本体の音声・表示機能で確認が出来るので、メーカーに電話などで問い合わせるのも良いですね。
ETC利用照会サービスの登録方法は簡単
登録にはETCカードと、直近で利用した日付も必要
ETC利用照会サービスの登録は、公式ホームページの新規登録から進めて行きます。登録には4つの情報が必要なので合わせて準備しておきましょう。
- 車載機器管理番号
- 車両番号(ナンバープレート下4桁)
- ETCカード番号
- ETCカードを利用した日付
ETCカードを利用した日付は過去15ヶ月以内ならいつでも大丈夫です。登録時に何度も日付を変えて確認が出来ます。
例えば夏休み期間に利用した事が確実なら、夏休みの日付を1日ずつ入力して確認。違ったら別の日付を入力して確認ができるので、正確な日付まで分からなくても大丈夫です。
まずは、メールアドレスを入力して仮登録を申し込む

登録の事前情報確認、利用規約を確認したらメールアドレスを入力して仮登録を申込みします。
入力後数分もすれば本登録のアドレスが送付されてきます。
次に全ての情報を記入して本登録確認へ進む

- ユーザーID
- (4~12文字、半角英数字・半角記号)
- パスワード
- (4~12文字、半角英数字・半角記号)
- ETCカード番号
- 上記ETCカードによるご利用年月日
- 車載器情報
- 車載器管理番号
- 車両番号(ナンバーの下4桁)
- 秘密の質問と答え
- 回答は60文字以内の全角文字
入力内容が間違ってる場合はエラーとなりますが、修正して直ぐに再度登録申請が出来るので安心してください。
本登録完了から約4時間後から利用履歴の確認が出来る

本登録が完了すると直ぐにログインすることが出来ますが、利用明細を確認するためには約4時間ほど時間がかかります。
ETC利用照会サービスを実際に使ってみる
利用明細は月単位でも、指定した期間でも確認が出来る

確認できる内容
- 利用年月日時分、IC
- 通行料金(割引額)
- 還元額適用料金
- 車種、車両番号、ETCカード番号
ログインすると月単位の利用明細画面が表示され、日付時間、利用料金などを確認することが出来ます。
画面上部のメニューには検索画面も有り、任意の期間をまとめて表示することも出来ますよ。

利用明細書をPDF形式、CSV形式で出力する事が出来る

利用明細書はPDF形式やCSV形式でダウンロードする事も出来ます。
ネット上では過去15カ月分しか確認が出来ないので、長期的に明細を保存しておきたい場合に便利です。
利用証明書をPDF形式で出力することが出来る

確認できる内容
- 料金所(自、至)
- 日付時分
- 通行料金、割引料金
- 取り扱い番号
履歴1つ1つに対して、証明書をPDF形式で発行することが出来るので、会社などに高速道路料金を申請する際に使えますよ。
最後に
今回はネットで簡単に利用明細などが確認できる『ETC利用照会サービス』についてまとめてみました。
意外に知らなかったという友人たちも多かったので、登録していない方は一度登録しておくと、いざっていう時にも便利ですよ。
ちなみに、ETCカードが変更になった場合でも、カードの追加・変更がネットから簡単に行えるので安心です。
その代わり、車の買い替えなどでETC車載器そのものを変えた場合は再度登録が必要なので気を付けてください。
ネットで高速道路の利用料金、履歴を知りたい方、車載器管理番号を知りたい方、ETC利用照会サービス内容を知りたい方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。