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【アメリカETF投資】IYRの構成比率、基準価額・分配金推移まとめ

【2019年版】アメリカETF IYRの特徴まとめ(構成比率、分配金利率、価格推移)

こんにちわ、ももたまです。

私達は現在アメリカETF投資に取り組んでいますが、ETFは約2,000もの商品数があるため、何を買付したら良いのか悩みますよね。

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今回は私達が投資しているiシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR)に関して構成比率、価格推移・分配金利率などを元に特徴をまとめてみました。

IYRはアメリカの不動産に対して投資をしているETFであり、マンションなど現物の不動産投資を行っていない私達にとっては重要なETFです。

配当利回りも比較的高く、高配当ETFとも呼ぶことも出来ますが、実際にどんなETFなのかを見て行きましょう。

もも
もも
投資の世界は完全なる自己責任です
たま
たま
『誰かのおすすめだから』で決めないようにもね

アメリカETF投資に取り組んでいる、考えている方、iシェアーズ 米国不動産 ETFに関する情報が知りたい方にとって、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

ダウ・ジョーンズ米国不動産指数に連動するファンド

iシェアーズ 米国不動産 ETF(以下、IYR)は、ダウ・ジョーンズ米国不動産指数に連動したパフォーマンスを目指すインデックスファンドです。

IYRの保有銘柄は不動産投資信託(REIT)の集まり

IYRの保有銘柄をまとめたものがこちらです。

ティッカー 構成銘柄 構成比率
AMT AMERICAN TOWER REIT CORP 7.96%
CCI CROWN CASTLE INTERNATIONAL REIT CO 4.72%
PLD PROLOGIS REIT INC 4.24%
EQIX EQUINIX REIT INC 3.87%
SPG SIMON PROPERTY GROUP REIT INC 3.79%
PSA PUBLIC STORAGE REIT 2.97%
WELL WELLTOWER INC 2.88%
EQR EQUITY RESIDENTIAL REIT 2.38%
AVB AVALONBAY COMMUNITIES REIT INC 2.36%
SBAC SBA COMMUNICATIONS REIT CORP CLASS 2.30%

※出典:ブラックロック公式サイト(2019/09/25付)

たま
たま
REITの文字ばかり入っているね

不動産投資信託(REIT)とは投資家から集めたお金で不動産に投資をして、得られる賃貸料収入や不動産の売買益を投資家に分配する商品のこと。

IYRが直接、米国不動産投資をしているのではなく、米国不動産投資を扱う投資商品に投資しているというのが正しい理解ですね。

構成銘柄割合が約8%のAMERICAN TOWER REIT CORPは初めて聞いた会社ですが、全世界的に不動産投資を行っている会社です。

アメリカン・タワー(American Tower Corporation, ATC)は持株会社である。【事業内容】マルチテナント型通信不動産を所有、運営、開発する不動産投資信託(REIT)として運営する。同社のセグメントは米国不動産、アジア不動産、欧州・中東・アフリカ地域(EMEA)不動産、ラテンアメリカ不動産、サービスおよびその他を含む。同社の主要事業には、無線サービス提供業者、ラジオ・テレビ放送会社、無線データ提供業者、政府機関、並びに多くの他の産業における市政機関及び借り手向けにマルチテナント型通信サイトによるアンテナ・スペースの賃貸が含まれる。同社の各地域セグメントは米国、ドイツ、ガーナ、ナイジェリア、南アフリカ、ウガンダ、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、メキシコ、ペルーで事業を行う。サービスセグメントはアメリカでタワー関連サービスを提供する。(出典:ロイター

個人では知る機会も少ない会社に対しても投資できるのもETFの魅力の一つですよね。

セクター別構成割合をみると、専門不動産投資信託が多い

次にIYRのセクター別構成割合を見てみましょう。

タイプ 保有比率
専門不動産投資信託 33.13%
住宅用不動産投資信託 14.33%
店舗用不動産投資信託 11.13%
ヘルスケア不動産投資信託 9.72%
オフィス不動産投資信託 8.45%
工業不動産投資信託 6.93%
抵当不動産投資信託 4.23%
各種不動産投信(REIT) 4.14%
ホテル・宿泊施設不動産投資信託 3.54%
不動産サービス 1.96%
Research & Consulting Services 1.71%
不動産開発 0.44%
キャッシュ、デリバティブ等 0.27%
※出典:ブラックロック公式サイト(2019/09/25付)
もも
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専門不動産投資信託は初耳でした

専門不動産投資信託は、主にIT関連の不動産(例えば通信基地局、光ファイバー通信、サーバー、データセンター等)に投資しています。

IT関連のいわばインフラの部分ともいえる施設ばかりですね。

住宅用不動産投資信託も14%と、全体的に偏りがあるように私達には感じます。経済動向に左右されることが予想されるセクター構成と見ています。

たま
たま
逆に言えば値下がりする可能性も大きい

経費率0.42%と他のETFに比べると高め

IYRの経費率は0.42%と、私達が投資をしているVT(0.09)やVYM(0.06%)に比べて高めです。

一般的に不動産投資信託(REIT)は経費率が高めと言われており、1%を越える場合も多くあります。

不動産を扱うETFは他にもあり、バンガード不動産ETF(VNQ)の経費率は0.12%と低いですがSBI証券では取り扱いがありません

0.42%という経費率が低いわけでは無いという点を理解しておく必要がありますね。

基準価額と分配金は現時点では右肩上がりの推移

基準価額はリーマンショック時には10ドル台も

IYRは2000年から設定され、20年ほどの歴史があります。設定された2000年からの基準価額のチャート図がこちらです。

IYRの基準価額のチャート図

※出典:ブラックロック公式サイト(2019/09/25付)

リーマンショック前までは順調な右肩上がりでしたが、リーマンショックで大きく下落。基準価額は40ドル近くから10ドル台まで落ち込みました。

その後4年ほどかけてリーマンショック前の基準まで持ち直し、現在も右肩上がりで続伸しています。

投資の世界に絶対はありえませんが、未曽有の経済危機と言われたリーマンショック後でも、短い期間で持ち直した安心感がありますね。

分配金はゆっくりと右肩上がりで増配し続けている

IYRの2000年からの1口あたりの分配金額をまとめてみました。

IYRの分配金のチャート図

※出典:ブラックロック公式サイト(2019/09/25付)

注目すべき点は2点です。

1点目はリーマンショック時に分配金は減少していますが、減少の幅が標準価額に比べ小さいことです。

標準価額は約25%まで下落しましたが、分配金は60%程度を保っていたことが分かります。

2点目は現在も増配し続けていて、リーマンショック前の水準である1口3ドル台まで上がっているということです。

標準価額も上がっているので分配金利回り自体は低いですが、増配を継続していることは評価できると考えています。

まとめ:分配金投資に向く米国不動産投資ETF

IYRのまとめ

 

IYRはアメリカの不動産投資信託(REIT)に投資を行っているETFです。IT関連のREITへの割合が多く、住居関連を含めると約50%を占めています。

景気の影響を受けやすく、リーマンショックのような暴落時には基準価額を大きく下げる可能性が高いです。

ただ、4年ほどで基準価額を暴落前の水準まで戻したこと、そして暴落時でも分配金は6割程度に保ったことは評価できると考えています。

現在は基準価額も高く、分配金利回りが低くなっています。出来るだけ値下がりのタイミングで購入した方が良いETFと言えますね。

最後に

今回は私達が実際に投資を行っている、IYR、iシェアーズ 米国不動産 ETFについてまとめてみました。

私達はアメリカの不動産市場は今後も大きくなると考えています。少なくとも日本とは違い諸外国からの流入も含めて人口が増加していくためです。

また、日本とは比較にならないほど広大な大地を考えても、伸びていく可能性は十分にあるとも考えています。

私達はアセット・アロケーションを決めたとき、分散の意味も含めて不動産を資産割合の一部に加えています。

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通常の不動産投資であれば家賃収入など、収入(インカム)をもたらしてくれますが、金額も大きく必要です。

そこで、収入(インカム)を分配金という形で得られる不動産ETFを取り入れていこうと考えています。

IYRは確かに歴史も長く安心できますが、経費率、分配金利回りを考え、今後は他の不動産ETFも検討していきます。

また、IYRを買付していく中で重要と感じたのが買付タイミングです。

VYMの記事でも紹介したように、高配当株式投資のように利回りが高くなったタイミングでの買付が良いと感じました。

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今後アセット・アロケーションの関係で割合を増やしていく必要がある不動産ですが、他のETF、タイミングを考えながら買付していきます。

アメリカETF投資に取り組んでいる、考えている方、iシェアーズ 米国不動産 ETFに関する情報が知りたい方にとって、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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