- 通信費、固定費を安くしたい
- スマホ代が1人あたり2,000円を超えている
- 格安SIMは良く分からなくて、何となく不安
- おすすめの格安SIM、体験談や口コミが知りたい
こんにちは、ももたまです。
「家計見直し」で最優先に取り組むべきことは、固定費の見直しです。
2019年3月の家計簿で話したように、私達は大手キャリアから格安SIMに切り替えました。
- 大手キャリア時:夫婦で約1万円
- 格安SIMの現在:夫婦で約4,000円
格安SIMに切り替えただけで、月6,000円、年間で7万円も通信費を安くすることができました。
スマホは今のままで、データも移動する必要もなく、わずか数分で切り替えができました。
そこで今回は格安SIMに関して、以下の5つのことをまとめました。
- 格安スマホ、格安SIMとは何か?
- 格安SIMへ切り替える時の2つの注意点
- 格安SIMに切り替えるまでの2つのステップ
- キャリア別のおすすめ格安SIMを紹介
既に格安SIMについて理解している人は、ぜひ下記のおすすめ格安SIMへ切り替えていきましょう。
- 全キャリア:楽天モバイル
- docomo:BIGLOBEモバイル
- SoftBank:b-mobile
- au:UQ mobile
目次
格安スマホ、格安SIMについて理解しよう
そもそも格安スマホ、格安SIMについて詳しく知らないという人も実際は多くいます。
まずは格安スマホ、格安SIMの基本的な3つのことを見ていきましょう。
- 格安スマホと格安SIMの違い
- 格安SIMの料金が安い理由
- 格安SIMが安心して使える理由
格安スマホと格安SIMの違いは「本体が格安かどうか」
大手キャリア、格安スマホ、格安SIMの違いを下記の通りまとめました。

格安スマホは端末をセットで購入するため、現在スマホを持っていない場合には検討しても良いでしょう。
一方、iPhoneなどの最新端末を使いたい場合や、今持っている端末を活用したい場合は格安SIMがおすすめです。
SIMカードは、みなさんのスマホにも入っている通信するための小さなカードです。
大手キャリアのカードから、格安SIMに差し替えるだけで通信料金を安くできるというわけです。
実際に私達も、iPhoneの端末はそのままで、SIMカードだけを格安SIMに切り替えました。
そのため、端末にインストールされているアプリ・ゲーム・写真については、何も対応することがありません。
理解することで安心できる「格安SIMの料金が安い理由」

格安SIMを取り扱っている会社は、MVNOと呼ばれており、簡単に言えば設備を大手キャリアからレンタルしているのです。
例えば、スマホの電波を受け取る基地局なども、レンタルされているのです。
つまり、新しい設備への投資や、今ある設備をメンテナンス費用も一切かかりません。
また格安SIMの販売などはネットを中心としているため、大手キャリアに比べて店舗も圧倒的に少ないです。
- 設備への投資が不要
- メンテンナンス費用が不要
- 建物の費用、人件費も少ない
だからこそ、通信料金を大手キャリアに比べて安くすることができるというわけです。
もちろんレンタル費用は支払っていますが、自分達で設備を保有するよりも圧倒的にコストが抑えられます。
品質も気にすること無く「格安SIMが安心して使える理由」
格安SIMのスマホで、「電話」と「ネット」を使った時の流れを図としてまとめました。

電話の場合は、すべての経路を大手キャリアからレンタルしているため、品質は大手キャリアと全く同じです。
ネットもスマホと無線で通信する部分は、全て大手キャリアからレンタルしていることが分かるでしょう。
つまり、大手キャリアと同じ通信エリアが確保できるため、格安SIMの通信は大手キャリアと同様に安定しているのです。
ちなみに、ネット側の経路では格安SIMの会社設備がありますが、有線で接続されており品質に問題はありません。
実際に私達もUQ Mobileや楽天モバイル(MVNO版)を利用していますが、不便を感じたことは一切ありません。
格安SIMに切り替える時に注意すべき2つのこと
以前の格安SIMは、問い合わせがメールだけだったり、対応が不親切ということがありました。
ですが今では格安SIMを取り扱う会社も増え、問い合わせも電話で丁寧にサポートしてもらえます。
その上で、格安SIMに切り替える時に注意すべき2つのことをみていきましょう。
- 通信容量を増やすと料金は高くなる
- 現在のキャリアにあった格安SIMを選ぶ
注意点①:通信容量を増やすと料金は高くなる
私達がおすすめする、キャリア別の格安SIMにおける通信容量ごとの料金をまとめました。
2GB | 3GB | 5GB | 6GB | 9GB | 10GB | 12GB | 14GB | 20GB | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(全キャリア) 楽天モバイル | – | – | 2,980円 (1年無料) | 5GB以上は1GB500円のチャージ式 20GBなら10,480円 | |||||
(docomo) BIGLOBEモバイル | – | 1,600円 | – | 2,150円 | – | 3,400円 | – | 5,200円 | |
(ソフトバンク) b-mobile | 1,190円 | 1,390円 | – | 1,990円 | 2,590円 | – | 3,590円 | 4,790円 | |
(au) UQ mobile | – | 1,980円 | – | – | – | 2,980円 | 4,980円 | 6,980円 | – |
格安SIMでも通信容量が大きくなると、大手キャリアと変わらない料金になってしまいます。
つまり、格安SIMを活用して通信費を安くするためには、通信容量を少なくする必要があります。
- 1Mbpsの低速モードでも楽しめる
- モバイルWi-Fiの活用で思いっきり楽しめる
楽天モバイル、UQ Mobileでは低速モードであっても最低1Mbpsの通信速度がでます。
私達も実際に利用していますが、スマホでYouTube(標準画質)であれば、不便を感じません。
また、ネットサーフィンやSNSなら特に不自由もないので、通信容量は余る月もあります。
私達は自宅のインターネット環境をモバイルWi-Fiにしているため、外出時などは一緒に持ち歩きます。
モバイルWi-Fiを活用することで、通信容量が気にならないだけでなく、通信費全体を下げることもできます。
ぜひ下記の記事を参考にして、格安SIMと一緒に考えていきましょう。

注意点②:現在の大手キャリアにあった格安SIMを選ぶ

SIMフリー端末として購入したスマホや、SIMロック解除をしたスマホなら、どこの格安SIMでも利用できます。
ですが、SIMロック解除には手続きが必要で、スマホが古いとSIMロック解除自体ができません。
そこで私達は、現在のキャリアに合わせた格安SIMを利用することをおすすめしています。
例えば、BIGLOBEモバイルではdocomo回線、au回線のどちらかを選ぶことができます。
また、楽天モバイルは2020年4月から大手キャリアと同じように独自回線となりました。
そのため楽天モバイルは機種さえ対応していれば、どこのキャリアでも切り替えることができます。
格安SIMに切り替えるまでの2つのステップ
実は格安SIMへの切り替えは本当に簡単で、たった2つのステップで完了できます。
- 現在の大手キャリアからMNP予約番号を受け取る
- ネットから格安SIMの申込みを行うだけ
ステップ①:現在の大手キャリアからMNP予約番号を取得
格安SIMで現在の電話番号を引き続き利用するためには、大手キャリアからMNP予約番号を受け取る必要があります。
MNP予約番号は、現在契約している大手キャリアに問い合わせをすれば、無料ですぐに取得できます。
下記に、キャリア別の問い合わせ先をまとめたので、参考にしてみてください。
キャリア | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
docomo | 0120-800-000 docomoの携帯なら151 | 9:00~20:00 |
SoftBank | 0800-100-5533 | 9:00~20:00 |
au | 0077-75470 | 9:00~20:00 |
Y!mobile | 0570-039-151 | 9:00~20:00 |
ちなみにMNP予約番号は取得してから15日間しか有効期限がありません。
さらに格安SIMの申し込み時点で、10日以上の有効期限が残っている必要があります。
そのため、MNP予約番号を取得したら、遅くとも5日以内には格安SIMに申し込みをしましょう。
ステップ②:格安SIMの申込みをネットから行うだけ
MNP予約番号を取得したら、利用したい格安SIMの申込みを行います。
申し込み後は各社からSIMカードと一緒に手順書が送られてくるので、それに従ってSIMカードを切り替えるだけです。
さて、格安SIMへの切り替え方法が分かったところで、最後はキャリア別のおすすめ格安SIMを4つ紹介します。
【2020年版】キャリア別の4つのおすすめ格安SIM
- 全キャリア:楽天モバイル
- docomo:BIGLOBEモバイル
- SoftBank:b-mobile
- au:UQ mobile
全キャリア:1年無料の楽天モバイルを最初に検討しよう
最初におすすめしたいのは、実際に私達も愛用している楽天モバイルです。
- 楽天ポイントで支払いできる(期間限定ポイントもOK)
- プラン料金(2,980円)が1年間無料
- Rakuten Link利用時は通話も無料
- パートナー回線(au)のデータ容量が5GB/月
- 5GB超過時でも1Mbps(YouTubeも普通に見れる)
- テザリングが無料
楽天モバイルは対応端末が必要ですが、楽天ポイントのキャッシュバックがあれば実質無料で購入できます。

また、エリアもパートナー回線でしたが低速モードでも1Mbps程度でるので、YouTubeも普通に見れます。
1年間無料で、解約金もかからないので一度試してみてダメなら他の格安SIMに乗り換えられるのも魅力です。
クレジットを楽天カードにして、楽天市場でふるさと納税を行うだけで簡単にポイントがたまります。
- 1年間スマホ代を無料にできる
- 1年後ポイント支払いで固定費を下げられる
docomo:初期費用が実質無料のBIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは初期費用がかからず、エンタメフリーオプションが魅力です。
- 初期費用(3,394円)が無料
- 最初の6ヶ月間はプラン料金が900円引
- 通話かけ放題が付けられる(3分、10分)
- エンタメフリーで高画質動画も容量制限無し
BIGLOBEは初期費用が無料で、エンタメフリーならYouTubeなど22種類のサービスの容量制限がありません。
しかも最初の6ヶ月間は、プラン料金が900円引きで、エンタメフリー(月480円)も無料です。
契約から1年以内に解約すると、1,000円の違約金がありますが金額も良心的と言えるでしょう。
SoftBank:明瞭会計のb-mobileが圧倒的におすすめ
b-mobileは料金の安さだけでなく、料金体系がシンプルなことも魅力です。
- 月額基本料金は990円から
- 2GB以降は1GBあたり200円ずつ加算
- 通信量は1GB単位でストップできる(使いすぎ防止)
- 月+500円で、5分間かけ放題
- 最低利用期間、解約金が無い
格安SIMの会社は色々あるのですが、とてもシンプルで分かりやすいのがb-mobileの特徴です。
使いすぎ防止もできますし、モバイルWi-Fiと組み合わせれば990円で済ますことも可能です。
au:低速モードやWiMAXとの割引が魅力のUQ mobile
私達も愛用しているUQ mobileは1Mbpsの低速モード、WiMAXとの割引が魅力です。
- 月額基本料金は1,980円から
- 2,980円のプランなら低速でも1Mbps
- 家族で利用する場合は2台目は500円引き
- WiMAXを利用すれば更に500円引き
- 10分間かけ放題が付けられる(+700円)
- 最低利用期間、解約金が無い
- 今だけ10,000円のキャッシュバックが貰える
UQ mobileは私達も愛用しているのですが、通話もネットも全く不便を感じません。
さらに家族割はもちろん、WiMAXを活用しているので、1,000円も割引されるのは大きいです。
まとめ:格安SIMを利用してスマホ代を安く
今回は格安SIMに関して、以下の4つのことをまとめました。
- 格安スマホ、格安SIMとは何か?
- 格安SIMへ切り替える時の2つの注意点
- 格安SIMに切り替えるまでの2つのステップ
- キャリア別のおすすめ格安SIMを紹介
設備やサービスは大手キャリアとほとんど変わらないため、切り替えるだけで通信費を大きく削減できます。
切り替えもMNP予約番号を取得して、ネットから申し込むだけと本当に簡単です。
今では生活必需品となったスマホですから、格安SIMを活用すれば、誰でも確実に通信費を下げられます。
大手キャリアと比較すれば年間5万円以上の削減は確実でしょう。
その一方で、格安SIMの会社は多く、契約内容もキャリアや格安SIMごとに違うので悩む人も多いです。
- 全キャリア:楽天モバイル
- docomo:BIGLOBEモバイル
- SoftBank:b-mobile
- au:UQ mobile
通信費は「家計見直し」において、最優先に取り組むべき固定費です。
一度取り組めば効果がずっと続くわけですから、面倒だからと先延ばしにせず、すぐに取り組んでいきましょう。
できることからコツコツと続けていくことが、家計見直しにおいては大切な考え方です。

以上、ももたまでした!