- 橿原市昆虫館に行く予定
- 橿原市昆虫館の展示内容を知りたい
- 橿原市昆虫館に実際に行った体験談や口コミが知りたい
こんにちは、ももたまです。
今回は奈良県橿原市にある橿原市昆虫館に、子供達(6歳、3歳)と遊びに行ってきました。
2010年にリニュアルオープンした橿原市昆虫館は、体験型の昆虫館でとても楽しかったです。
特にたくさんの蝶を目の前で観察できる放蝶温室は、沖縄県の琉宮城蝶々園を思い出させてもらいました。

今回は実際に子供達と遊びに行ってきた体験を元に、橿原市昆虫館について、展示内容を含めてまとめてみました。
まずは橿原市昆虫館の基本情報と駐車場情報をみていきましょう。
目次
橿原市昆虫館の基本情報と駐車場情報
営業時間が季節によって違い、最終入場は閉館30分前まで

橿原市昆虫館は香久山公園の隣にあり、営業時間が春・夏、秋・冬で異なります。
最終入場時間は閉館時間の30分前ですが、館内を全て見て回るには30分では短く、最低でも1時間前には入場したいですね。
- 住所:〒634-0024 奈良県橿原市南山町624
- 電話番号:0744-24-7246
- 営業時間(最終入場は閉館時間の30分前)
- 4-9月:9:30~17:00
- 10-3月:9:30~16:30
- 定休日:月曜日
駐車場の利用時間は午前9時から午後5時のため注意が必要

写真は第1駐車場ですが、他にも第2,3駐車場があり、全部で合計約80台の駐車ができます。
すぐ隣にある香久山公園を利用する人もいたため、私達が遊びに行った午後3時頃には第1駐車場はほぼ満車でした。
ただ、駐車場は午後5時になると施錠されてしまうため、昆虫館の後に香久山公園で遊ぶ場合は気をつけましょう。
橿原市昆虫館の入場料金と割引・クーポン

橿原市昆虫館の入館料金をまとめてみました。
個人料金 | |
---|---|
大人 | 520円 |
高校生、大学生 | 410円 |
4歳以上~中学生まで | 100円 |
3歳以下無料 | 無料 |
4歳から料金がかかり、大人は1人520円でしたが、展示内容からも料金設定はちょうど良いと私達は感じましたね。
私達のような市外、子育て世帯向けの割引・クーポンは無かったのは少し残念でした。
ちなみに、橿原市在住の幼・小・中学生は毎週土曜日が入館無料なのは良い取り組みですね。
では、橿原市昆虫館の各展示室の内容を見ていきましょう。
標本展示室1では生物の進化と化石を楽しむ

標本展示室1にはいろいろな生物の化石が展示してあり、生物の進化や歴史ついて学ぶことができます。
写真のように展示用ケースに入っているので、幼児の子供達には少し難しかったですね。

そんな標本展示室1で子供達が2人とも喜んでいたのが、写真にある化石が実際に触れる壁面です。
6歳の子は岐阜県瑞浪市に化石掘りに行ったことを思い出して、こういう化石を掘りたいと教えてくれました。

なお、壁面は天井近くまで伸びているので、上の方は子供達を抱っこしてあげないといけませんでした。
標本展示室2は実際に体験させる展示構成が面白い

標本展示室2では写真のように、展示用ケースだけでなくいろいろな体験ができる広々とした空間になっています。
虫の体の仕組みを、実際に見て・触って・体験をすることで学べるようになっていました。

写真はハンドルを回すと、カマキリの両手が動く展示で、動きは中々リアルでしたね。
こんな風に実際に触ったり、動かしたりできる展示が多かったので、幼児の子供達も笑顔で楽しんでいました。
虫の模型の中に入って、虫が見ている風景を楽しめる場所もあり、大人の私達でも結構面白かったです。

3歳の子は写真の引き出しパネルがお気に入りで、一生懸命上に引っ張りながら虫の名前を読み上げていました。
虫の詳しいことが分からなくても、手足を使って楽しめる展示は子供達にとっては楽しくて良かったです。
生態展示室では生きた昆虫達を観察できる
光庭コーナーではミツバチを巣箱の中までカメラで観察

光庭コーナーでは、ガラス越しにミツバチの住んでいる巣箱があり、巣箱の入り口や中にカメラが設置されています。
写真の左側にあるパネルでカメラの映像を切り替え、ミツバチを観察することができるのです。
3台の内1台は故障中でしたが、巣の中を見られるカメラでは小さいミツバチが所狭しと居る様子がはっきり見えました。
子供達はちょっと怖がりながらも、普段見られない大量のミツバチをおそるおそる見ていましたね。

ガラス越しには、写真のようにミツバチの巣を目で見ることもでき、入り口近くでは出入りするミツバチも見ることができました。
ここのミツバチは周辺の野山から、実際に蜜を採取しているそうですが、2月だったからなのか外に出ているミツバチは数匹だけでした。
楽しみにしていた『てのりぽっぷ』は残念ながら故障中

光庭コーナーの先には写真のジオラマがあり、リアルに動物や虫が展示されていました。
土台部分にはのぞき穴があり、中をのぞくと土の中にいる虫の模型などを見ることができます。
私達も育てているカブトムシの幼虫を見つけた6歳の子は、とても喜んでいましたね。

ジオラマでは『てのりぽっぷ』と呼ばれる、画像のように光の虫をてのひらで楽しむ装置があります。
ただ、私達が遊びに行った時は故障中で、子供達以上にたまちゃんがかなり残念がっていました。
期間限定で展示されていた亜熱帯の虫はとても面白かった

ジオラマの奥には、期間限定で写真のように亜熱帯の虫たちが展示されていました。
沖縄の八重山に生息する虫が展示されており、特に初めてみたサソリには私達も大興奮でした。

夜の姿を展示していたので、室内は暗く、手元には写真のようなペンライトが置いてありました。
ペンライトの光を当てて観察するのですが、少し雰囲気が変わるだけで見え方も変わってきます。
3歳の子は怖がるかな?と思っていたのですが、意外にもペンライトの観察が気に入ったようで終始笑顔でしたね。
ミクロ探検隊では自分で操作できるカメラに子供達も夢中

ミクロ探検隊では虫や魚を目で確認するだけでなく、カメラを自分で動かして観察することができます。
カメラの映像は、写真の手前にあるモニターで見ることができ、モニターの前に操作パネルが付いています。
ちょっとしたゲーム感覚で触れるので、ここを通る子供達はみんな夢中になっていましたね。

写真は自分達が動かすカメラですが、操作パネルから上下・左右・回転ができます。
ゆっくりと動くので6歳の子は1人でも操作ができていましたが、身長が100cmくらいないとパネルからカメラが見えないです。
ただ、抱っこしても3歳の子では操作が難しいので、年長くらいからなら楽しめると思いますよ。

虫以外にも写真のように魚も同じ様に観察できるのですが、魚はよく動くので観察しづらかったです。
写真ではモニターに魚が奇跡的に映っていますが、この後すぐ見えなくなったので子供達は観察できず。
放蝶温室では温室内に900匹以上の蝶が飛び交う

放蝶温室の中には全部で12種類、934匹もの蝶が飛んでおり、写真にあるようにわずか1匹だけの蝶が3種類います。
- ナミアゲハ
- クロアゲハ
- クロコノマチョウ
室内は天井も高いので見つけるのは難しいですが、見つけられたら幸せな気分になれそうですよね。

飛んでいる蝶はもちろんですが、写真のように花に止まっている蝶もよく見かけます。
かなり顔を近づけてじっくり観察していても飛んでいかないくらい、おとなしい蝶が多かったですね。

花は大人の目線だけでなく、写真のように足元の植木鉢にもあるので、子供達でも簡単に蝶を見つけることができます。
子供達も1匹だけの蝶を一生懸命探しながら、蝶を見つけるたびに声をかけてくれました。
直接蝶に触れることはできませんが、子供達もじっくり蝶の観察ができて本当に良い経験となりました。
ちなみに階段が多く、足場が少し狭いので、小さい子は蝶に夢中になって怪我をしないように。
本館2階の展示室には特別展や図書コーナーがある

本館2階の展示室は特別展を行うスペースになっていて、今回は写真のように石の展示会が行われていました。
展示用ケースの高さや展示説明が、幼児向けではなかったので子供達は興味が持てず通り過ぎていきました。

その代わりに子供達が気に入っていたのが、写真の図書コーナーです。
靴を脱いで読めるスペースもあったので、実際に観察してきた虫や蝶の図鑑を楽しんでみていました。
ちなみに昆虫館で虫の観察を通して、虫が好きな気持が盛り上がった6歳の子は図鑑では満足できずガチャガチャで虫の玩具を手に入れていました。

家に帰ったら6歳の子がホットコーヒーを作ってくれた😊
お値段は夜なので30円💴
奈良旅行の時、自分のお金でガチャガチャを1,000円分しました。
3月の北海道旅行に向けてお金を稼ぐことを頑張っているみたい🤣
北海道旅行でガチャガチャの前で財布を握り締めながら悩む姿がまた見られるかな☺️ pic.twitter.com/7IwHQj5Upc
— ももたま夫婦@米国ETF投資家&夫婦ブロガー (@MomotamaHappy) February 10, 2020
まとめ:昆虫や蝶をじっくりと観察できる
今回は奈良県橿原市にある橿原市昆虫館について、子供達と遊びに行った体験をもとにまとめました。
滞在時間は1時間半でしたが、展示内容は幼児でも楽しめるものが多くあり、ゆっくりと楽しむことができました。
虫や蝶に着目した博物館は初めてでしたが、子供達がとても楽しんでいて遊びに行って本当に良かったです。
特に近くでじっくりと蝶を観察できる放蝶温室、手を動かして体験ができる標本展示室2が子供達のお気に入りでした。
冬場だと最終入場が16時と早く、閉館も16時30分なので、時間に余裕を持って遊びに行くと良いですよ。