家計見直し

【家計見直し】学資保険は不要。低解約金返戻金型終身保険を解約した5つの理由

【家計見直し】学資保険は不要。学資目的の生命保険を解約した5つの理由

こんにちわ、ももたまです。

子供が生まれて教育費が気になりだすと、誰もが考えるのが学資保険です。

たま
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実際、私達も同じように考えて契約しました

しかし、学資保険は教育費として貯める目的でも、お金を増やす目的でも最適ではありません

結果として学資保険は不要だと分かった私達は、すぐに解約をしました。

学資保険は一度契約すると本当に長い期間支払い続けていかなければなりません。

支出が増えて生活を圧迫するだけでなく、支払いが苦しくても一時的に損をするため解約もしづらいです。

教育費として貯めるなら銀行預金増やす目的なら資産運用をした方が絶対に良いです。

今回は学資保険が不要な理由、そして既に学資保険を契約している人向けに、解約のポイントもまとめました。

もも
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学資保険なら安心という思い込みが一番危険ですよ

『学資保険』と『低解約金返戻金型終身保険』の違い

私達は低解約金返戻金型終身保険を学資保険の代わりとして契約していました。

一般的な学資保険は20年くらい保険期間の中で、お金を支払って積立をしていきます。

満期時には積立額よりも多い金額を受け取り、万が一の場合は途中の支払いが免除されます。

一方、私達が利用していたのは低解約金返戻金型終身保険という生命保険です。

保険料払込期間の間に解約をすると、積み立てた金額よりも少ない額しか受け取れません。(低解約返戻期間)

その代わり支払う期間が終わると、積み立てた金額よりも多くの金額を受け取れます。

そして万が一の場合は、死亡・高度障害の保険金額を受け取ることができます。

たま
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支払い期間を15年にして、学資保険の代わりにしていました
もも
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今回の記事ではどちらも学資保険としています

学資保険、低解約金返戻金型終身保険のどちらも不要という結論に変わりはありません。

保険について理解できたところで、次は学資保険を考える人の目的についてみてみましょう。

学資保険の目的は人によって大きく2つに分かれる

私達の周りは子育て世帯ばかりなので、学資保険を契約していたり、考えていたりする人も結構多いです。

いろいろ話を聞いてみると、学資保険の目的が大きく2つに分けられました。

  1. お金は増えなくてもいいので、学資保険でお金を貯めていきたい
  2. 銀行に預けるだけではもったいないから、学資保険でお金を増やしたい
たま
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どちらもという人もいますよね

お金を貯めたい人、お金を増やしたい人のどちらであっても学資保険は不要です。

ではまず、お金を貯めたいという目的に対して、学資保険が不要な理由をみてみましょう。

貯めるなら銀行で。学資保険で貯める3つのリスク

みなさんが学資保険について悩んだ時、相談する先は保険会社ファイナンシャルプランナー(以下、FP)ということがほとんどですよね?

ですが、保険会社やFPは保険契約の手数料を収入にしているわけですから、学資保険もしくは低解約金返戻金型終身保険を進めてきます。

もも
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保険会社やFPは保険要りませんとは言わないですよね。笑

では、保険会社やFPが話さない、保険で長期間お金を貯めることへの3つのリスクをみてみましょう。

1.保険会社には倒産リスクがある(実際8社も既に倒産)

あまり知られていませんが、保険会社も会社なので当然倒産する可能性があります。

実際、これまでに8つの保険会社が倒産しています。

  • 日産生命 1997年
  • 東邦生命 1999年
  • 千代田生命 2000年
  • 第百生命 2000年
  • 協栄生命 2000年
  • 大正生命 2000年
  • 東京生命 2001年
  • 大和生命 2008年
もも
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2000年代に入って6社も倒産してます

もちろん保険会社が倒産しても、保険契約や積み立てたお金がすぐに失くなることはありません。

生命保険契約者保護機構という機関が、倒産した保険会社の事業を引き継ぐ別の会社を探したり、引き継いだ会社を援助します。

生命保険契約者保護機構には国内で保険事業を行っている全ての会社が加入しています。

たま
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ただ、契約や積立金が全て保証されるわけではありません

特に学資保険のような貯蓄性の高い保険は、利率が引き下げられたり、元本割れする可能性が高いです。

画像は養老保険を例にしたものですが、破綻後の保険金額が大きく下がっていることが分かりますね。

一方で、銀行預金の場合は銀行が破綻しても1,000万円+利息がペイオフ(預金保険法)によって保証されます。

もも
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保険会社よりも断然安心ですね

2.積み立てたお金は長い期間拘束される

学資保険は、子供が産まれてから高校・大学に入学するまでの期間、お金を積み立てます。

たま
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毎月や毎年、支払い続けなければなりません

積み立てをしてる間、支払ったお金を利用することはもちろんできません。

途中で支払いを減額したり、解約してしまうと積立額よりも少ない金額しか受け取ることができません。

学資保険に限らず、なにか契約をする時は誰もが解約はしないと考えるものです。

ですが、保険の解約経験率は直近3年間で9.2%(約10人に1人)とかなり高いです。

平成27年からの3年間において、民間保険の解約・失効率は9.2%。
平成24年からの3年間において、民間保険の解約・失効率は11.2%
平成21年からの3年間において、民間保険の解約・失効率は12.4%
(出典:生命保険に関する全国実態調査より

しかも銀行預金ならいつでも引き出すことができるので、わざわざ何十年も保険で拘束しておく必要もありません。

3.満期まで何が起こるかわからない

何十年も保険を払い続けるわけですが、実際に保険料を全て払い終わってお金を受け取るまで何が起こるか分かりません

また、満期になった時に保険会社から予定の通りの返戻金が受け取れない場合もあります。

もも
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国民生活センターにも事例が上がっていますね

(前略..)満期保険金として 359 万円が支払われるとの説明を受けた。配当金が変動するとの説明はなかった。(..中略)満期保険金が約 305 万円になるとの通知書が届いた。(..中略)学資保険は貯金ではなくあくまで保険であり、満期受取額が保険料総額を下回ったことから、元本割れしたと消費者が誤認する可能性があることは指摘としては理解できるが、そのことを根拠に本件について和解金を支払うことはできないと(保険会社が)述べた。
(出典:国民生活センター、学資保険の「元本割れ」に関する紛争(3) (2018年3月15日)

つまり、教育資金として貯めているつもりが、実際にはいろいろなリスクの上で積み立てしているのです。

しかも、銀行預金であれば回避できるリスクなので、貯める目的で学資保険を選ぶ理由がありません。

では次に、銀行に預けるだけだともったいない、お金を増やしたいと考えている人へ学資保険が不要な理由2つをみていきましょう。

お金を増やす目的でも学資保険が不要な2つの理由

そもそも学資保険の利率が銀行金利とほとんど変わらない

実際に2019年12月に契約できる代表的な学資保険を表にまとめてみました。

ソニー生命 JA共済 第一生命 東京海上日動あんしん生命
保険料払い込み期間 15歳 11~18歳 18,22歳 18歳
満期年齢 17~22歳 22歳 18~22歳 22歳
返戻率 約108% 約105% 約100% 約80%

返戻率が100%未満の場合は、支払った金額よりも少ない金額しか戻ってきません。

たま
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増えるどころか減っていますね

親や子供の死亡保障などの特約をつけると返戻率が100%より少なくなるので要注意です。

今回はこの中で返戻率が一番高かった、ソニー生命の学資保険をみてみましょう。

10年間毎年約18万円ずつ支払い、子供が18~22歳の間に40万円ずつ5回、合計200万円を受け取るということです。

同じ条件で年利を計算すると約0.5%

オリックス銀行のeダイレクト預金(インターネット取引専用)なら5年定期で金利は0.35%

保険のリスクが無い銀行預金との金利差はわずか0.15%と、保険で運用する魅力はほとんどありません。

もも
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でも『わずか0.15%』もいまいちピンと来ないですよね

ということで、次は資産運用における利率をみてみましょう。

一般的な資産運用の利率からみる保険運用の利率の低さ

資産運用はもちろんリスクがありますが、10年以上の長期投資であればリスクをかなり抑えることができます。

画像は金融サービス大手のJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社が公開している10~15年間の資産運用利回り予想です。

国債のようなリスクがかなり低い資産でも1%の利回りが予想されています。

つまり学資保険の年利約0.5%、銀行預金の0.35%の差は、本当にわずか0.15%の差しかありません。

資産運用のリスクがどうしても気になるのであれば、貯めることを目的として銀行預金が一番です。

そして、多少リスクをとってもお金を増やしたいなら、保険ではなく自分達で資産運用をしましょう

もも
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資産運用がわからないから保険というのが一番ダメです

私達は学資保険をやめて、2019年3月から資産運用として米国ETF投資(株式、債券、不動産)に取り組んでいます。

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30代子育て世帯の資産運用・投資実績、投資銘柄を大公開2019年3月から取り組んでいる米国ETF投資の運用実績、保有銘柄、SBI証券での米国ETF投資の初め方についてのまとめ。...

仮に私達が資産運用として投資している米国ETFの1つVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)を例にみてみましょう。

VTが販売された2012年から、毎月2口(現在の価格で約1万8千円)ずつ購入していった場合を考えます。

2019年12月の時点で236口、投資した金額は約150万円、現在の評価額は約200万円

簡単に言えば10年間の投資で約50万円の利益をあげられたことになります。年利に換算すると約3%です。

もちろん資産運用に絶対はなく、自己責任であることはまちがいありません。

しかし、保険も一緒でリスクがあるからこそリターンもあるのです。

保険会社はみなさんから集めた学資保険のお金を、私達のように資産運用をして増やした一部を返します。

だからこそ利率も低く、また何かあった時にリスクを受けるのは学資保険を通して保険会社にお金を支払ったみなさんです。

お金を増やす目的なら、自分達でリスクを理解しながら資産運用を始めましょう。

たま
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資産運用の学びは絶対に無駄にはなりませんよ
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既に契約している場合、解約のポイント3つ

既に学資保険を契約している場合、解約すべきかどうか悩みますね。

まずは、現在契約している学資保険について3つのポイントを確認しましょう。

  • 学資保険の支払い期間
  • 既に支払った金額の合計
  • 今すぐ解約したときの返戻金

返戻金の確認は契約している保険会社に連絡をすれば教えてくれます。

もも
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解約を考えていると伝えれば大丈夫ですよ

今回は先程のソニー生命の学資保険を3年目、5年目、7年目、9年目で解約した場合を考えてみましょう。

途中で解約したときの返戻率は契約によってさまざまですが、今回は返戻率50%と少し厳しく見積もってみました。

つまり、解約すると支払った金額の半分しか戻ってこないということです。

学資保険を積み立てた場合と、途中解約した後から資産運用(年利3%)で運用した場合の比較のグラフがこちらです。

学資保険と資産運用の比較

3年目、5年目に解約した場合は学資保険よりも多くのお金を増やすことができます。

一方で7年目、9年目の場合は学資保険よりも受け取る金額が少なってしまいます。

結果として学資保険の支払いが短いなら解約したほうが良く、5年以上支払っている場合返戻率によって解約を決めましょう。

とはいえ、例え少額でも解約して一時的な損をするのは嫌と感じるものです。

たま
たま
私達も実際そうだったのでよく分かります

しかし学資保険は支払い続けると、解約した時の損がどんどん膨れ上がっていきます。

次回の支払いまでには解約の連絡を保険会社にいれましょう。

まとめ:学資保険は不要、自分達の目的を明確に

今回は子供が生まれたら一度は考える、学資保険の必要性についてまとめましたが、結論としては不要です。

学資保険をお金を貯める目的で考えている場合、保険のリスクが無い銀行預金が一番良いですね。

保険のリスク
  • 保険会社には倒産リスクがある
  • 積み立てたお金は長い期間拘束される
  • 満期までに何が起こるか分からない

そして、学資保険をお金を増やす目的で考えている場合、自分達で資産運用することが一番良いです。

資産運用をおすすめする理由
  • 学資保険の運用利回りは高くない
  • 年利1%でも難しくない
もも
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私達は学資保険を解約して米国ETF投資を始めました

そして、既に学資保険を契約している場合、契約している学資保険について3つのポイントを確認しましょう。

学資保険の解約を考える3つのポイント
  • 学資保険の支払い期間
  • 既に支払った金額の合計
  • 今すぐ解約したときの返戻金

支払い期間の半分を越えている場合は返戻金をもとに支払い続けるべきか考えましょう。

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