- 写真や動画の管理方法を悩んでいる
- どんなバックアップ方法があるのか知りたい
- 外付けハードディスクをおすすめする理由が知りたい
こんにちは、ももたまです。
結婚して子供が生まれてから、写真や動画を撮ることが本当に増えました。
最近はスマホの画質も綺麗なので、手軽に撮影することも増えています。
その一方で、写真や動画の数やサイズが年々増え、バックアップをどうしようかと悩んでいました。
いざ見ようと思ったら壊れていた、なんて状況になったら本当にショックですからね。
私達は現在、複数の外付けハードディスクを活用しています。
そこで今回はバックアップの種類や、私達のバックアップ方法について具体的にまとめてみました。
目次
バックアップの種類は大きく分けて2つ
写真や動画などのバックアップは、大きく2つの種類に分けることができます。
- オンラインバックアップ
- メディアバックアップ
まずは、それぞれのバックアップについて詳しくみていきましょう。
オンラインバックアップはネット上で管理する方法
オンラインバックアップは、写真や動画をネット上にアップロードして管理する方法です。
無料から有料まで、いろいろなサービスがありますが有名なものは2つだけです。
Dropbox、Flickrなどもありますが、使い勝手が良くないので今回は省きます。
まずはGooleフォトの特徴をみていきましょう。
Googleフォトは容量無制限だが画質が圧縮されてしまう
Googleフォトは写真や動画を条件付きですが、容量無制限で保存することができます。
条件とは画質のことで、上限を超えた写真や動画はアップロードをすると自動で圧縮されます。
- 写真:1,600万画素
- 動画:解像度1080p
どちらの画質も普通に利用する分には問題はありません。
それでも私達はやはり撮影したオリジナルサイズで保存したいです。
元の画質のまま保存したい場合、容量は15GBまで無料となっており、それ以上は有料となります。
容量 | 月額 | 年額 |
---|---|---|
100GB | 250円 | 2,500円 |
200GB | 380円 | 3,800円 |
2TB | 1,300円 | 13,000円 |
10TB | 13,000円 | (年額割引無し) |
20TB | 26,000円 | |
30TB | 39,000円 |
Amazon Photosはプライム会員なら、写真のみ無制限
Amazon Photosは誰でも写真や動画を5GBまで無料で使うことができます。
そしてAmazonプライム会員であれば、写真は圧縮も無く、無制限で保存できます。
ただし、動画ファイルは無制限対象外のため、容量を別途追加する必要があるので注意が必要です。
容量 | 年額 |
---|---|
100GB | 2,490円 |
1TB | 13,800円 |
2TB | 27,600円 |
3TB | 41,400円 |
4TB | 55,200円 |
5TB | 69,000円 |
6TB | 82,800円 |
7TB | 96,600円 |
8TB | 110,400円 |
9TB | 124,200円 |
10TB | 138,000円 |
20TB | 276,000円 |
30TB | 414,000円 |
さて、2つのオンラインバックアップのサービスをみてきましたが、共通デメリット3つについて考えてみましょう。
オンラインバックアップの共通デメリット3つ
デメリット1:料金が高くなる

私達が結婚してから2020年4月までの写真、動画の総容量を計算すると約700GBでした。
700GBのデータをGoogleフォト、Amazon Photosでバックアップする時に必要な費用は
- Googleフォト:13,000円(2TBプラン)
- Amazon Photos:13,800円(1TBプラン)
また、今後もおでかけや子供達のイベントに合わせて、写真や動画はどんどん増えていきます。
スマホの写真も綺麗になっているので、写真1枚あたりのファイルサイズも大きくなっていますよね。
そのため、今後も容量を増やす必要があり、費用はさらに高くなる可能性もあります。
デメリット2:情報流出のリスクがある

オンラインバックアップでは、ネット上に写真や動画を保存することになります。
そのため、写真や動画が第三者に流出してしまう、という可能性がどうしてもあります。
また情報流出は、サービスを提供しているGoogleやAmazonの問題だけではありません。
ウィルス等によって自分のアカウント自体が悪用される可能性もありますからね。
デメリット3:サービスがいつ終わるか分からない

GoogleもAmazonなどの大手企業であっても、現在のサービスが続く保証はありません。
もしサービスが中止された場合、データを他のサービスに移動する必要もあります。
約700GBも写真・動画を一旦全てダウンロードして、別のサービスにアップロードが必要です。
また、他社の魅力的なサービスが登場した場合でも、簡単に乗り換えることができないという面もあります。
さて、オンラインバックアップサービスのデメリットをみてきましたが、次はメディアバックアップについてです。
メディアバックアップは外部メディアに保存する
メディアバックアップはDVD、Blue-Ray、ハードディスクなどに写真や動画を保存する方法です。
メディアの種類によって、保存できるデータの容量や費用は変わります。
メディア | データの容量 | 費用 | 1GBあたりの費用 |
---|---|---|---|
DVD | 8.54GB(片面二層 ) | 1,500円/10枚 | 17.56円/GB |
Blu-ray | 50GB(2層 ) | 2,180円/5枚 | 8.72円/GB |
外付けHDD | 4TB | 9,680円 | 2.36円/GB |
メディアバックアップは昔から行われているので、今でもDVDやBlu-Rayを利用している人も多いですよね。
ただ、外部メディアへのバックアップにもデメリットがあります。
そこでメディアバックアップの共通デメリット2つをみていきましょう。
メディアバックアップの共通デメリット2つ
デメリット1:寿命がある

外部メディアには寿命があり、一度バックアップを取ればいつまでも利用できるわけではありません。
一般社団法人デジタルコンテンツ協会の報告書からまとめたのがこちらです。
- DVD:20年前後
- Blue-Ray:20年前後
- HDD:3~5年
ただ報告書ではメーカーごとの品質格差が大きく、DVD、Blue-Rayでも数年で使えなくなるものもありました。
また、メディアの値段が高ければ良いというわけではないので、何を信じたら良いのか分からないですよね。
デメリット2:管理に手間がかかる

オンラインバックアップでは、写真や動画をアップロードするだけで基本は終わりです。
撮影日や映っている人ごとに自動で分けてくれるなど、管理の手間も少ないですよね。
メディアバックアップの場合、作成から保管、更新まで全て自分が管理しなければなりません。
例えば、Blu-Rayに保存したら表面に日付、写真の概要を記載して、保管している人もいます。
さて、2つのバックアップについてみてきましたが、次は実際に私達のバックアップを紹介します。
複数の外付けハードディスクを活用したバックアップ
私達は2つ以上の外付けハードディスクに写真や動画を保存しています。
そして、外付けハードディスクは壊れていなくても2年おきに購入して、交換しています。
2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年(予定) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
PC | バックアップ | バックアップ | |||||
HDD1 | 購入&バックアップ | バックアップ | バックアップ | バックアップ | 処分 | ||
HDD2 | 購入&バックアップ | バックアップ | バックアップ | バックアップ | 処分 | ||
HDD3 | 購入&バックアップ | バックアップ | バックアップ | ||||
HDD4 | 購入&バックアップ |
2018年に処分したハードディスクも壊れたわけではなく、安全性を考えて処分しました。
では、私達が複数の外付けハードディスクでのバックアップを選んだ理由5つをみていきましょう。
外付けハードディスクを選んだ5つの理由
理由1:安全性が高い

外付けハードディスクは手元にあるので、オンラインバックアップより情報流出のリスクが低いです。
写真には自分達だけでなく、家族、親族、友人、関係のない人達も映っています。
だからこそ私達は、できる限りネット上にアップロードをする行為は避けたいと考えています。
そして、2年おきに新しいハードディスクを必ず購入することで、故障がおきる可能性も減らせます。
2つ以上のハードディスクを利用すれば、同時に故障する可能性はかなり低くなりますからね。
理由2:いつでも見ることができる

DVDやBlu-Rayだと、どうしても気軽に写真や動画を見ることができません。
外付けハードディスクならパソコンに接続するだけで、簡単に見ることができますよね。
ファイル名やフォルダをしっかり管理しておけば、目的の写真や動画も見つけやすくなります。

私達は誕生日などのイベント時だけでなく、普段から子供達と写真を見直すことも多いです。

理由3:バックアップが簡単

外付けハードディスクへのバックアップは時間もかかるし、面倒だと感じる人もいますよね?
実は、Microsoft社の無料バックアップアプリSync Toyを利用すれば、簡単にバックアップできます。
最初に設定しておけばワンクリックで実行でき、バックアップ時間も短いですよ。

理由4:壊れたら交換するだけ

外付けハードディスクなら壊れても、新しいハードディスクを購入して交換するだけです。
私達は毎月バックアップを取っているので、ハードディスクの故障も同時に確認できます。
DVDやBlu-Rayだと、定期的に全てをチェックするわけにもいきませんからね。
理由5:費用が安く抑えられる

外付けハードディスクは年々容量が増えており、値段も安くなっています。
例えば、2016年には1TBが9,000円でしたが、2020年では4TBが9,000円です。
もちろん、オンラインバックアップのような月額費用も不要ですよね。
そこで2020年から2年間、4TBのデータをオンラインバックアップで管理した場合の費用を比較してみました。
月額 | 年額 | 2年総額 | 補足 | |
---|---|---|---|---|
Googleフォト | 13,000円 | 156,000円 | 312,000円 | 10TBプラン |
Amazon Photos | – | 55,200円 | 110,400円 | 4TBプラン |
外付けハードディスク | – | 1,8000円 | 1,8000円 | HDD2台の費用 |
外付けハードディスクによるバックアップのQ&A
おすすめは国内メーカー、もしくは有名なハードディスクメーカーです。例えば、
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どちらも1年保証があるので、壊れても修理もしくは新品への交換が1年間無料です。
電子機器のため初期不良品もかならずあると考えているので、1年保証は嬉しいですね。
ちなみに、かなり安い海外製もありますが、おすすめしません。
2年もすればハードディスクも安くなり、安全性だけでなく容量を増やす意味でもおすすめです。
子供が大きくなっていくとイベントも多くなり、写真だけでなく動画も撮影する機会が増えます。
スマホ、カメラ、ビデオカメラもどんどん画質が良くなるので今後も容量は増えていくでしょう。
そういう意味でも2年ごとに新しく購入するのは、ちょうどよいタイミングですよ。
確かに災害で全てのハードディスクが使えなくなってしまう可能性はゼロではありせん。
私達の場合、2018年に処分したと話したハードディスクを実家に保管しています。
そして帰省のタイミングで、保管しているハードディスクにもバックアップをしています。
少なくともオンラインバックアップは、情報流出のリスクからも安全と思っていません。
まとめ:バックアップは外付けハードディスクで
今回は大切な写真や動画のバックアップ方法についてまとめました。
オンラインバックアップ、メディアバックアップのどちらもメリット、デメリットがあります。
その上で私達は、複数の外付けハードディスクを活用したバックアップを選んでいます。
- 理由1:安全性が高い
- 理由2:いつでも見ることができる
- 理由3:バックアップが簡単
- 理由4:壊れたら交換するだけ
- 理由5:費用が安く抑えられる
スマホ、パソコン、ハードディスクは本当にいつ壊れるか誰にもわかりません。
だからこそしっかりとバックアップを取って、今から対応しておきましょう。