- 奈良公園、東大寺、春日大社に子連れで行く予定
- 子連れでの奈良公園の楽しみ方が知りたい
- 奈良公園に子連れで実際に行った体験談や口コミが知りたい
こんにちは、ももたまです。
今回は奈良県奈良市にある奈良公園に、子供達(6歳、3歳)と遊びに行ってきました。
奈良公園はかなり広く、見て回るだけでも距離があるので、子供達の体力でどこまで楽しめるのか少し心配でした。
そんな中で、私達は東大寺、東大寺ミュージアム、春日大社、興福寺を見て回ってきました。
滞在時間は朝9時から午後2時まで、お昼休憩1時間を含めた合計5時間、子供達としっかり楽しむことができました。
そこで今回は、幼児と一緒に奈良公園を楽しむ方法、実際に散策したおすすめルートをまとめました。
歴史、自然、そして鹿との触れ合いもできる奈良公園、一度は足を運んでみるのも良いですよ。
まずは遠距離のおでかけには欠かせない、奈良公園周辺の駐車場についてみていきましょう。
目次
奈良公園周辺の駐車場の相場を知っておこう
奈良公園は海外からのお客さんも多い人気の観光地ということもあり、駐車場の値段は全体的に高めです。
ぼったくりのような料金のところもあるので、あまりに安すぎるところには注意しましょう。

私達がおすすめする駐車場エリアは、県道754号線沿いの画像の赤い部分です。
駐車場料金の目安として、1日700円くらいであれば値段的にも良心的な駐車場ですよ。

私達は今回、写真にあるリパークワイド今小路を利用しました。
リパークワイド今小路から東大寺へは後ろ側から行くことができるので、人混みを避けられるということでもおすすめです。
- 住所:〒630-8207 奈良県奈良市今小路町61-1
- 料金
- 月~金(8:00~21:00)200円/時
- 土日祝(8:00~21:00)400円/時
- 全日(21:00~8:00)100円/時
- 最大料金(入庫当日24時迄)
- 月~金:500円
- 土日祝:700円
奈良公園を子連れで楽しんだおすすめルートを紹介
広い奈良公園をどういうルートで回ったらいいのか悩んだら、私達が実際に楽しんだルートはいかがでしょうか?

- 東大寺
- 東大寺ミュージアム
- 鹿せんべい購入
- 春日大社
- 黒川本家(昼食)
- 興福寺
駐車場から東大寺に裏側からアクセスし、東大寺と東大寺ミュージアムを見学。
その後、鹿せんべいを購入して春日大社へ行き、黒川本家でお昼休憩をした後、最後に興福寺に行ってきました。
奈良公園の全てを1つ1つゆっくり散策するのは、子連れだと正直なところ難しいです。
だからこそ、目的の優先順をしっかり話し合っておくと良いですね。
では、実際に散策したルートに沿って、それぞれの名所を子連れ目線でみていきましょう。
東大寺の大仏に圧倒されつつ、柱くぐりも忘れずに
東大寺ミュージアムセット券は、子連れならおすすめしない

東大寺の入り口では、写真のチケット売り場で大仏殿への入堂料を支払いますが、料金は以下の通りです。
大仏殿 | 東大寺ミュージアムセット券 | 参考:東大寺ミュージアム | |
---|---|---|---|
大人(中学生以上) | 600円 | 1,000円 | 600円 |
小学生 | 300円 | 400円 | 300円 |
幼児 | 無料 |
大仏殿だけであれば大人600円ですが、東大寺ミュージアムセット券1,000円は悩むところですよね。
別々で購入するよりも200円お得ですが、小さい子供がいる場合は東大寺ミュージアムはおすすめしません。
ちなみに、大仏殿には車いす用のスロープも一部あり、ベビーカーの持ち込みもできます。
ただ、階段の数も少ないので、都度持ち上げて運んでいらっしゃる方も結構多かったですね。
東大寺の大仏を見て、大きさに圧倒される子供達

広々とした東大寺を進み、大仏殿に意気揚々と入った子供達は、目の前に大きくたたずむ大仏の大きさに圧倒されていました。
私達は夫婦ともに中学の修学旅行で一度来たことがあったので、大人になってからの2回目の訪問。
不思議なことに確かに大きいのですが、子供のころに比べると、大きさに対する驚きはそれほどでもなかったですね。
そういう意味でも、子供達だけでなく私達も新しい経験ができた東大寺見学でした。
東大寺の柱くぐりは成人女性でも頑張ればくぐれる

東大寺といえば大仏と同じくらい有名なのが、写真の柱くぐりですよね。
柱くぐりはくぐると、無病息災や頭がよくなるなどと言われていますが、根拠は特に無いそうです。

写真の注意書きにあるように、いつもは行列ができるため、1人1枚しか写真撮影ができません。
ですが、私達は朝9時という早い時間だったこともあり観光客は本当に少なかったです。
子供達は簡単に通り抜けられるので、何度も何度もくぐりながら、病気にならないようにとお願いしていました。
そして、観光客がほとんどいない状況だったので、たまちゃんも挑戦してみることに!
たまちゃんの身長は150cmと少し小柄ということもあり、無事に柱をくぐることができました。
ちなみに、身長170cmのももちゃんも挑戦しようかと一瞬迷いましたが、大惨事になる可能性もあったのでやめました。
東大寺ミュージアムは子連れにはおすすめしない

私達は東大寺ミュージアムセット券を購入したので、子供達と一緒に立ち寄ってみました。
東大寺ミュージアムでは東大寺の歴史を学び、重要文化財をみることができます。

ミュージアムに入るとすぐにあるのが、写真の大型スクリーンで、東大寺の歴史についての10分くらいの映像が放映されていました。
薄暗い部屋の中で音楽、演出も綺麗だったので、小さい子供達でも最後まで見ることができました。
映像を見終わった後は、撮影禁止の文化財展示エリアに行くのですが、このエリアは基本的におしゃべりが禁止です。
全く話してはいけないわけでは無いのですが、普通に子供と話している声の大きさでもスタッフの方に注意されてしまいました。
ゆっくり楽しみたい人もいることは分かりますが、できればチケット購入時に補足説明してほしかったですね。
子供達もゆっくり見学したり、興味を持つこともできなかったので子連れには東大寺ミュージアムはおすすめしません。
さて、東大寺ミュージアムをでたら、阿吽の金剛力士像がある南大門を通って鹿せんべいを購入しに行きましょう。
鹿せんべいは少しずつ割りながら楽しむのがポイント
鹿せんべいは購入すると、本当に大量の鹿が寄ってくる

奈良公園では至るところで鹿せんべいが販売されていますが、どこで購入しても値段・枚数は変わらないので安心です。
東大寺へ向かう時は南大門を過ぎるとお店が無く、鹿せんべいが買えないので、その手前までには購入しておきましょう。

鹿せんべいは購入すると写真のように紙でまとめられていて、こんな風に持っていると鹿がどんどん寄ってきます。
ほとんどの場合、購入するとすぐに鹿に追い回されて、鹿せんべいを投げるように食べさせてすぐに終わってしまいます。
そんな状況では子供達に鹿せんべいを渡して、ゆっくりと鹿と触れ合うのはかなり難しいです。
ポイントはその場を離れてから小分けであげるようにする
鹿せんべいのお店近くの鹿は、もらえることが分かっているのでかなり積極的に攻めてきます。
小さい子供が鹿せんべいを食べさせようと近づくと、頭突されることも結構あります。
そこで私達は鹿せんべいを購入したら、ももちゃんの上着のポケットにしまい込んで、春日大社の方に歩き続けました。

鹿が寄ってこなくなったら、ポケットの中の鹿せんべいを小さく割って子供達に渡しましょう。
鹿せんべいのお店から離れたところにいる鹿はおとなしいことが多く、鹿せんべいを上げても追い回すことはしません。
子供達も一生懸命自分で好きな鹿を探して、鹿せんべいを自分であげていましたね。
3歳の子はとにかく小さい鹿に、6歳の子はおとなしく普段食べれなさそうな鹿を探していました。
私達は鹿せんべいを2回買いましたが、小さく割って楽しむことで子供達は飽きること無く5時間も奈良公園を散策できました。
さて、鹿と触れ合いながら次に向かったのは、春日大社です。
春日大社では夫婦大国社に立ち寄り、夫婦円満を祈念

世界遺産「古都奈良の文化財」でもある春日大社は、水谷九社めぐり、若宮十五社めぐりが有名です。
- 水谷九社めぐり:九つのお社をめぐると運気が上がる
- 若宮十五社めぐり:十五のお社をめぐって御縁を持つことで幸せな人生になる
どちらも受付をしてから回るのことになるのですが、私達は行いませんでした。

その代わり夫婦大国社に立ち寄り、私達の夫婦円満をお祈り、というより決意表明してきました。
いつまでも夫婦仲良く、手をつないで笑顔で歩いていられるように今後も頑張ります。

ちなみに、夫婦大国社の神様は夫婦円満だけでなく、良縁の神様でもあります。
写真のような水占もあり、水に浸すと恋愛、願望、学問に関する占いをすることができます。
とても珍しい占いなので、気になる方は一度挑戦してみることをおすすめします。
吉野本葛の老舗、黒川本家でランチを楽しもう

春日大社の後は興福寺ですが、途中で少し寄り道をして吉野本葛の老舗、黒川本家に子供達とランチを楽しんできました。

私達は柿の葉寿司と葛デザートが付いた、写真のうどんランチセットをいただきました。
他にも葛を練り込んだ生パスタなど、葛をしっかり楽しめるメニューがあるので子連れにもおすすめです。

子供達は奈良名物の柿の葉寿司、葛を味わうことができ、葛の味が少し苦手と分かっていい経験でした。
- 住所:〒630-8212 奈良県奈良市春日野町16 夢風広場内
- 営業時間:11:00~17:00
- 定休日:不定休
- 駐車場:有
- 2,000円以上の飲食で2時間無料(夢風ひろば)
- 2時間以降は500円/時
ちなみに、同じ場所には柿の葉寿司が有名なゐざさ中谷本舗あるので、立ち寄ってみるのも良いですよ。
さて、お昼ご飯を食べて休憩したら、最後の興福寺まで鹿と触れ合いながら向かいましょう。
興福寺では五重塔、中金堂を眺めつつ体力の限界

奈良公園から興福寺に入ると、一番最初に目に入ってくるのが写真の国宝でもある五重塔(ごじゅうのとう)です。
鉄塔などの建物とは違い、歴史建造物でこれだけ高さがあると凄さ以上に、倒壊などの怖さを感じるのは私達だけでしょうか?

五重塔の次は、興福寺の中心にそびえ立つ写真の中金堂(ちゅうこんどう)です。
特に中に入れる訳ではないので子供達にとっては少し退屈でしたね。

この時時刻は午後2時で、子供達も疲れが見え始めてきたので、今回の奈良公園の散策はここまでとしました。
ベビーカーも使わず、子供達も歩きっぱなしでしたが、お昼休憩を含めて5時間くらいが滞在時間の目安ですね。
まとめ:子連れの奈良公園の散策は鹿せんべいと共に
今回は奈良県奈良市にある奈良公園について、子連れでの楽しみ方、散策ルートについてまとめました。
奈良公園は本当に広く、見る場所も多いので、散策で楽しみたいことをあらかじめ決めておくといいですね。
- 東大寺の大仏、柱くぐりを子供達と一緒に体験
- 鹿せんべいで鹿と触れ合う(頭突きは予定外)
- 春日大社での夫婦円満を祈念
- 奈良名物(柿の葉寿司、葛など)を味わう
旅行が終わっても、子供達が大仏の大きさや、鹿に頭突されたことなどを今でも話してくれる様子がとても嬉しいです。
奈良公園には鹿がいるという知識以上に、実際に行って体験することは本当に良いものですね。
子連れでの散策は大変と感じるかもしれませんが、鹿せんべいを活用しながら、ぜひ奈良公園を楽しんでみてください。