- おかざき世界子ども美術博物館に行く予定の方
- 子供にものづくりをさせてあげたいと考えている方
- おかざき世界子ども美術博物館の実体験談、口コミを知りたい
こんにちは、ももたまです。
今回は愛知県岡崎市にある、おかざき世界子ども美術博物館に子供達(5歳と3歳)と一緒に遊びに行ってきました。
美術博物館前には公園も有り、館内では様々な工作体験(有料)を通して、もの作りの体験を子供と一緒になって楽しめます。
以前遊びに来た時は時間の都合で工作体験が出来なかったので、今回はウレタン工作を子供達と一緒に楽しんできました。
おかざき世界子ども美術博物館の紹介と共に、ウレタン工作に関しては子供達の実体験を元にまとめてみました。
おかざき世界こども美術博物館に行く予定の方、幼児が楽しめるか、体験談、口コミが知りたい方、子供にものづくりさせてみたい方にとって、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
公園やお弁当を食べる場所もあり、設備は充実
駐車場は少し狭いが誘導員もいて安心に利用できる

おかざき世界こども美術博物館には大きな駐車場が3つありますが、よほど混雑していない限り全ては解放していません。
公園や美術博物館の近くにある駐車場が利用できるのですが、駐車場内は降りる人もいて少し狭く感じました。
ただ、土日だったからか誘導員の方がいてくれたので、駐車は安心して出来たのは良かったです。
公園近くの屋外休憩所は空調も効いてて、お弁当も食べれる

駐車場と公園の間には休憩所があり、中は空調も効いていてテーブルや自動販売機も設置してあります。
私達が以前立ち寄った時もここでお弁当を食べましたが、人も基本的に少なく、美術博物館まで行かなくても良いのは助かります。
少しだけ立ち寄って時間を過ごしたい場合や、公園などで遊びたいという時には便利ですよ。

公園だけでなく、自然が広がる森の中も散策できる

おかざき世界こども美術博物館の周辺には、広々とした公園、裏手には森が広がっていて自由に散策も出来ます。
私達は森の方には遊びに行きませんでしたが、結構広いので外で過ごしやすい季節なら子供達と一緒に散策も良いですね。
ちなみに子供達は公園に設置されている、『妖精の棲む浮かぶ島』がお気に入りなので、今回も遊んでいました。


下の写真の中央にあるお尻を突き出した人のモニュメントはとてもユニークで、やってくるお友達がお尻を叩いていく姿をよく見かけます。
写真だと広く見えるのですが、『妖精の棲む』という名前だけあって実際は結構狭くて全体的に小さいです。
大人だと奥に進んだりするのがかなり難しいので、子供達を追いかけるのも大変でした。

3歳くらいになると、足元もしっかり自分で確認しながら進めますが、2歳くらいだとちょっと危ないかなと感じましたね。
また、場所によっては日陰で水はけが悪いので、足元や座りこんだ部分が濡れているという場合もあります。
遊ぶ場所もそんなに多くはなく、15分くらい遊べば十分です。小さい子供を連れて行く場合には目を離さないようにしましょう。
美術博物館内にも飲食スペースがあるが少し狭いかな

美術博物館内にも飲食スペースがあり、多くの家族連れがお弁当、お菓子を食べながらくつろいでいました。
室内なので空調はもちろん効いていますが、写真のようにテーブルがガラス際に一列あるだけで少し狭いです。
飲食スペースには自動販売機の他に、ご飯ものの自販機があります。ただ、突き当りに食堂があるので、食事をするならそちらを利用した方が美味しそうでしたね。笑

100円返却式のロッカーがあり、トイレも綺麗なのは嬉しい

美術博物館内には数か所にロッカーが設置されており、全て100円返却式です。無料で使えるのは嬉しいですね。
特に工作体験を行う時は作業スペースがそんなに広くないです。水筒など最低限の荷物だけで持って、工作体験を行う方が良いですよ。
また、トイレにはオムツ台はもちろん、子供用のトイレも完備されており全体的にとても綺麗。気持ちよく利用出来ました。
小さい子供を連れた家族も多かったですが、トイレなどはそれほど混雑していなかったですね。


工作教室は種類と作る作品で難易度がかなり違う
美術博物館内で行われている工作教室は、工作の種類だけでなく、何を作るのかで難易度がかなり変わります。
ただ、子供にとって難しいという作品でも、親と一緒に楽しんで作る方が良いという事もありますよね?
子供の興味があるものを一緒に探してみるのが一番だと思います。
実際に教室内を見てみると、取り組んでいる子供達の年齢はバラバラだったので、年齢はそこまで気にしなくても大丈夫です。
わくわくルームではバッチや、組み立て工作が楽しめる

わくわくルームでは木工マグネットや、厚紙を組み立てて作る列車のキットなどが並んでいました。
購入してその場で作ることも出来ますし、キットになっているものは購入して自宅で作ることも出来ます。
私達は帰り際に5歳の子が『子供珈琲店』で稼いだお金で、新幹線の組み立てキットを購入していました。

絵画教室では塗り絵、ステンドグラス、エコバック作りも

絵画教室は無料で塗り絵が楽しめる事もあって、小さい子供達でとても賑わっていました。
他には、ステンドグラス、砂絵、エコバックなど、小学校高学年くらいでもしっかり取り組める内容も充実していました。
簡単なバッチ作りもあり、見ているだけで目移りしてしまう教室なので、子供達だけでなく、大人たちも悩んでる姿がチラホラ。

粘土教室は作るもののイメージが持てないと厳しい

粘土教室では紙粘土を使った工作や、お皿や絵付けが楽しめるのですが、少し対象年齢は高いと感じました。
紙粘土なので幼児でも遊べるのですが、車ならパーツを別途購入して、組み立てて、色を塗る必要があります。
もちろん親がサポートしてあげれば大丈夫ですが、紙粘土らしさを感じる事が出来なかったです。
組み立て行くなら他の工作でも楽しめるので、もう少し造形に興味が出てくると、子供にとっても楽しいだろうなと感じる教室でした。
教室内を覗いてみると、閑散というわけではなかったですが、人は少なかったですね。
EB教室は子供達よりも、大人が喜ぶ作品が目立つ

EB教室では石膏(せっこう)に絵をかいて、樹脂で表面を固めて光沢のある作品を作ることが出来ます。
敬老の日に向けて、おじいちゃん、おばあちゃんの絵を描いたプレートや、イヤリングなどのアクセサリーなどが綺麗に並んでいました。
キーホルダーやストラップなど、子供よりも大人向けな作品が多く、大人が子供に進めてい姿が目立つ教室でしたね。
ウレタン教室は作品のインパクトもあり、人も多かった

ウレタン教室はとにかく作品がいっぱい並んでいて、手で持っても軽くて壊れないので、子供達にも大人気。
見た目のインパクトが大きいものが多く、女の子が好きなお人形さんから、男の子が好きな車や恐竜まで。
私達も今回子供と色々な教室を回ってみましたが、最終的にウレタン教室を楽しんできました。

実際のウレタン教室での工作体験を紹介
席を確保し、ウレタン教室に飾られている作品を選ぶ

ウレタン教室は結構人気があることもあって、最初に必ず座席を確保するようにとスタッフの方に言われました。
4人分の席を確保しましたが、横並びよりも、2名ずつ向かい合う形で座る事をおすすめします。
実際に作業を始めて行くと、横だと作業の邪魔になることも多く、正面にいた方が話もしやすく、写真なども取りやすいからです。
座席を確保したら作品を選びますが、作品には値段と共に『★』(星マーク)で難易度が示されています。
『★』(星マーク)の数が多いと難易度も高く、完成までにかかる時間が長くなります。

- ★:30分~1時間
- ★★:1~2時間
- ★★★:2~3時間
目安は『大人もしっかり手伝って』という事なので、結構当たっています。
5歳の子が頑張る!と約束して取り組んだメガトリケラトプスは★★★で、実際完成までに、3時間半かかりましたよ。
子供達と『おかざき世界子ども美術博物館』に朝から行ったら、ウレタンでトリケラトプスを作ると言う5歳児🥶
絶対に泣き言言わずに諦めないからと、手伝いながら2人で頑張って作り終えたら、3時間半もかかっていた😇
『パパやったね❗️』っと喜ぶ5歳児だが、君、途中2時間消えてたよね?😈 pic.twitter.com/0IucUi1UKk
— ももたま@夫婦ブロガー&米国ETF投資家 (@MomotamaHappy) August 31, 2019
子供が作りたい物を一緒に取り組むのが一番良いですが、時間などは気を付けてあげたいですね。
作品を決めたら料金を券売機で購入し、材料を受け取る

作品を決めたら『作品を持って』、書かれた値札の金額分のチケットを外にある券売機で購入します。
作品は見本として、作業中に机に置いて見ながら作成を行うので、必ず持っていくようにしましょう。
チケットを持ってウレタン教室の受付に行くと、ウレタンの色をスタッフの方と選び、型紙や接着など必要な道具を受け取ります。
ウレタンは全部で8種類あるので好きな色を選べますが、5歳の子も結構悩んでしまったので、迷ったら見本と一緒が良いですよ。


難易度が簡単な材料の場合は直ぐに始められますが、私達のように★★★(最高難易度)だと何点か重要なポイントがあります。
スタッフの方が色々と教えてくれるので、子供と一緒に話を聞いていましたが、5歳の子が理解するには少し難しい内容でしたね。
大事な注意点として、利用する接着材が服に付くと洗濯でも落とすことが出来ないので、取扱いに十分注意しましょう。

ウレタンを型紙に沿って切り、接着剤を塗り乾燥させる

材料のウレタンはピッタリの量しかないので、最初にしっかり型紙を置いて無駄が出ないようにしていきます。
端材は自由に利用できるのですが、形を作る部分の大きさの物は無いので、失敗した場合は追加でお金を払ってウレタンを購入します。
ただ、せっかく作るのだから5歳の子もしっかり手伝ってもらいます。型紙を置いて、周りをペンでなぞって切り取る部分を明確にしてもらいました。
また、型紙が無い尻尾のトゲや足の爪は自由に作成するので、5歳の子に三角形をいっぱい切り出してもらいましたね。
5歳の子なりに一生懸命ペンやハサミを使って取り組むのですが、親のサポートは絶対必要で実際のところ結構大変でした。
それでも、私達には子供と一緒にものづくりに取り組んでいるな、と実感しながら過ごす時間はとても幸せでしたね。
さて、パーツを切り終えたら接着剤でくっ付けるのではなく、接着剤を塗ってから10分ほど乾燥させていきます。
しっかり接着剤を乾燥させていくと、接着剤は糊のようになり、指でくっ付けるだけでウレタン同士がくっつくのです。


全てのパーツが出来上がってきたら、少しずつ組み上げていき、お腹や足には端材のウレタンを入れて膨らませます。
しっかりとウレタンを入れておくと、見た目はもちろん、持った感じもしっかり重さを感じる程度になり重厚感も出ますよ。
出来上がりのメガトリケラトプスには大満足

最終的に出来上がったメガトリケラトプスは、親子共に大満足な作品となりました。
5歳の子もずっとではありませんでしたが、細かい所なども手伝ってくれ、一緒に作り上げれたのは良い経験でした。
けど、やっぱり★★★(最高難易度)はかなり疲れましたね。
最後に
今回は愛知県岡崎市にある、おかざき世界子ども美術博物館に子供達(5歳と3歳)と一緒に遊びに行ってきました。
美術博物館で行われている様々な工作教室は、子供だけでなく大人でも楽しめるものが数多くあります。
子供と一緒に楽しむのももちろん良いですが、小学生高学年くらいなら、別々の作品作りを一緒に行うのも良さそうです。
今回はウレタン教室に参加して、★★★(最高難易度)の作品を作りましたが、どの教室でも作品と難易度によってかなり工作時間が違います。
子供がぐずってしまうと大変なので、どんな作品に挑戦するのかは子供の体調なども考慮して考えた方が良いですよ。
おかざき世界こども美術博物館に行く予定の方、幼児が楽しめるか、体験談、口コミが知りたい方、子供にものづくりさせてみたい方にとって、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。