- 米国ETF投資を考えている
- SBI証券をおすすめする理由が知りたい
- SBI証券口座を開設する時のポイントが知りたい
こんにちは、ももたまです。
米国ETF投資を始ようと考えた時、どこの証券会社を利用するべきか悩む人が多くいます。
私達は2019年3月から、SBI証券で米国ETFを活用したインデックス投資に取り組んでいます。

実際に1年以上利用していく中で、SBI証券は「かなりおすすめ」だと感じています。
そこで今回は、私達がSBI証券をおすすめする6つの理由をまとめました。
- 外貨(米ドル)の為替手数料が業界最安
- 住信SBIネット銀行からの外貨入金手数料が無料
- 米国ETFの定期買付サービスがある
- 米国ETF(9銘柄)の買付手数料が無料
- 一般NISAは米国ETF(全銘柄)の買付手数料が無料
- ジュニアNISAで米国ETFが買付できる
最後には、私達が口座開設で迷った4つのポイントについても解説しました。
証券口座の開設には数日はかかるため、投資に興味を持ったら、取り合えず口座開設を進めておきましょう。
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SBI証券をおすすめする6つの理由
理由①:外貨(米ドル)の為替手数料が業界最安

為替手数料とは、日本円を米ドルに両替する時に必要な手数料のことです。
米国ETF投資では、買付時・売却時に以下の2つの決済方法を選択できます。
- 円貨決済:日本円で売買(証券会社が両替を対応)
- 外貨決済:米ドル(外貨)で売買
円貨決済の選択した場合、私達は日本円で買付をして、売却時は日本円を受け取ります。
ただし、米ドルへの両替を証券会社が行うため、1ドルあたり25銭の為替手数料がかかってしまうのです。
一方、外貨決済を選択した場合、私達は米ドルで買付して、売却時は米ドルを受け取ります。
そのため米国ETFを買付する前に、米ドルを自分で買付しなければなりません。
そしてSBI証券なら、提携している住信SBIネット銀行の外貨積立を活用すれば、為替手数料がわずか2銭なのです。
米国ETFを買付する場合、それぞれの決済方法の流れをまとめました。
手順 | 円貨決済 | 外貨決済 |
---|---|---|
1 | SBI証券に日本円を入金 | 住信SBIネット銀行に日本円を入金 |
2 | – | 住信SBIネット銀行で米ドルを買付 ・通常(為替手数料:4銭) ・外貨積立(為替手数料:2銭) |
3 | – | SBI証券に外貨入金 |
4 | SBI証券で米国ETFを買付 ・円貨決済(為替手数料:25銭) | SBI証券で米国ETFを買付 ・外貨決済 |
見た目だと少し手間が増えているように感じますが、実際の手続きはかなり簡単です。
そのため、SBI証券と住信SBIネット銀行を活用して、為替手数料を安くした外貨決済がおすすめです。

また、私達が外貨決済をおすすめするポイントは、他にも2つあります。
- 外貨積立が為替リスク対策となる
- 外貨で受け取る分配金の管理がしやすい
ポイント①:外貨積立が為替リスク対策となる
SBI証券と提携している住信SBIネット銀行では、通常の外貨買付時の為替手数料も4銭と安いです。
ですが、自動で積立してくれる外貨積立は簡単というだけではなく、為替リスク対策ができるというメリットもあるのです。
米国ETFは外貨建て資産(米ドルで保有する資産)のため、為替の影響は避けられません。
円高(1ドル100円 → 90円)
- 円に換算すると、資産額が減る
- 例:1万ドル → 90万円
円安(1ドル100円 → 110円)
- 円に換算すると、資産額が増える
- 例:1万ドル → 110万円
そこで、外貨を定期的に買付すること、つまり外貨積立によって為替リスクを小さくしているというわけです。
為替リスクに関する詳細は、以下の記事にまとめているので参考にしてみてください。

ポイント②:外貨で受け取る分配金の管理がしやすい
米国ETF投資における最大の魅力とも言えるのが、分配金です。
そして、分配金は決済方法に関わらず必ず外貨(米ドル)で受け取ることになります。
円貨決済だと、分配金だけ外貨で管理することとなり、金額が小さいと再投資もしづらくなります。
外貨決済なら、分配金で受け取った外貨も、自分で保有している外貨と一緒に管理できるのです。
魅力的な分配金は、最初イメージもしづらいので、以下の記事を参考に理解しておきましょう。

理由②:住信SBIネット銀行からの外貨入金手数料が無料

さて、住信SBIネット銀行の外貨積立は、為替手数料が安くて魅力的ということは分かりました。
それなら、外貨は住信SBIネット銀行で準備すればよく、SBI証券以外の証券会社でも良いと感じるかもしれません。
ですが、外貨を証券会社に入金すること、いわゆる「外貨入金(送金)」には手数料がかかるのです。
- SMBC信託銀行 → 楽天証券(1,000円)
- 住信SBIネット銀行 → auカブコム証券(3,000円)
- 住信SBIネット銀行 → SBI証券(無料)
つまりSBI証券は、住信SBIネット銀行と提携しているからこそ、圧倒的な安さで外貨を取り扱えると言えるでしょう。
理由③:米国ETFの定期買付サービスがある

例えば投資信託の場合、「毎月3万円を積立投資する」といった定期買付ができます。
しかし、米国ETF投資で同じことができるのは、定期買付サービスがあるSBI証券だけなのです。
ちなみに米国ETF投資の買付は、金額が指定できないため口数を指定する、という点には注意しましょう。
もちろん外貨を使って定期買付できるので、外貨積立と定期買付の組み合わせは便利です。
ただ、住信SBIネット銀行からSBI証券の外貨入金は、手動で行わなければなりません。
SBI証券の定期買付サービスの詳細については、以下の記事で詳細にまとめました。

理由④:米国ETF(9銘柄)の買付手数料が無料

SBI証券では、米国ETFの9銘柄に対する買付手数料が無料です。
ティッカー | 銘柄名 |
---|---|
VT | バンガード トータル ワールド ストックETF |
VOO | バンガード S&P 500 ETF |
VTI | バンガード トータルストックマーケットETF |
IVV | iシェアーズ S&P 500 ETF |
SPY | SPDR S&P 500 ETF トラスト |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド |
DHS | ウィズダムツリー米国株高配当ファンド |
DLN | ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド |
DGRW | ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長 |
また、SBI証券は2019年7月22日、最低取引手数料も5ドルから、「約定代金の0.45%」に値下げしています。
大手証券会社も追従するカタチとなり、その結果、現在は横並びとなっています。
証券会社は、長期投資においては今後も長く付き合っていくパートナーとも言えるでしょう。
利用者である私達にとって、より良いサービスを提供し続けている姿勢も、SBI証券をおすすめする理由です。
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理由⑤:一般NISAは米国ETF(全銘柄)の買付手数料が無料

SBI証券の一般NISA口座での取引では、米国ETFを含む、海外ETFの買付手数料が無料です。
一般NISAの非課税枠は年間120万円
- 買付手数料:120万円 × 0.45% = 5,400円
全ての非課税枠を活用すると、最大で年間5,400円もお得になるということです。
ちなみに、一般NISAであっても、売却時には手数料がかかる点には注意しておきましょう。

理由⑥:ジュニアNISAで米国ETFが買付できる

ジュニアNISA制度は簡単にまとめると、以下のような制度です。
- 子供一人あたり年間80万円の非課税投資枠
- 非課税期間は5年間
- 子供が18歳になるまで払い出し制限
- 18歳までに払い出すと過去にさかのぼって課税される
しかし、2023年に廃止が決定し、それと同時に払い出し制限も解除されます。
私達の場合
- 子供の人数:2名
- 廃止までの年数:4年(2020年~2023年)
- 増加する非課税枠:80万円 × 2名 × 4年 = 640万円
そしてSBI証券は、証券口座の中で唯一、ジュニアNISA口座で米国ETF投資ができるのです。
「なぜ私達がジュニアNISAで米国ETF投資をしているのか?」という理由については、以下の記事で詳しく解説しています。
まだジュニアNISA口座を開設していない人は、ぜひSBI証券で開設していきましょう。

SBI証券の口座開設における4つのポイント
SBI証券の魅力が分かったところで、実際に口座開設を進めていきましょう。
基本的には指示に従って情報を入力するだけなのですが、開設時に私達が悩んだところが4つありました。
- マイナンバーは通知カードでも大丈夫
- 初心者なら特定口座(源泉徴収あり)を選ぶ
- NISAの申し込みは開設済みなら注意
- 住信SBIネット銀行の口座開設も同時に申し込む
ポイント①:マイナンバーは通知カードでも大丈夫

口座開設時にはマイナンバーの提出が必要ですが、通知カードでも問題ありません。
通知カードの場合、以下の「顔写真付きの本人確認書類」の中から1つが必要のため、準備しておきましょう。
- 運転免許証
- 住民基本台帳カード(顔写真のあるもの)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
ちなみに、提出方法は、Webアップロード、郵送、Eメールから選ぶことができます。
Webアップロードは、簡単に提出ができ、最短で翌日営業日には証券口座が利用できるためおすすめです。
ポイント②:初心者なら特定口座(源泉徴収あり)を選ぶ

特定口座の選択では、よほど理由がない限りは「開設する(源泉徴収あり)」を選択しましょう。
外貨(米ドル)を活用して米国ETF投資を行う場合、為替レートの計算が必要不可欠になります。
口座開設後に変更もできるので、最初は「開設する(源泉徴収あり)」で問題ありません。
ポイント③:NISAの申し込みは開設済みなら注意

口座開設と同時に、NISA(一般NISA・つみたてNISA)口座を申し込むことができます。
初めてNISAを利用するのであれば、同時に開設しておくことをおすすめします。
ただ、すでに他の金融機関で開設している場合や、よく分からない場合は「申し込まない」を選択しましょう。
口座開設後に追加で申込みもできますし、他の金融機関で開設している場合は、口座開設後の手続きとなります。
あくまで初めてNISAを利用する場合にチェックを入れる、と理解すると良いでしょう。
ポイント④:住信SBIネット銀行の口座開設も同時申し込み

SBI証券の魅力を最大限に活かすためにも、住信SBIネット銀行も合わせて開設しておきましょう。
ちなみに、「SBIハイブリッド預金」、「預り金自動スィープサービス」は、銀行口座と証券口座のお金を共用するサービスです。
住信SBIネット銀行に100万円入金する
→ SBI証券の買付余力が100万円増える
住信SBIネット銀行で外貨買付、外貨積立をする時に便利なサービスなので、気にしなくても大丈夫です。
以上4つのポイントに注意して、個人情報の入力、同意事項の確認を済ませれば口座開設は完了します。
まとめ:米国ETF投資ならSBI証券がおすすめ
今回は1年以上も愛用している私達が、SBI証券をおすすめする6つの理由をまとめました。
- 外貨(米ドル)の為替手数料が業界最安
- 住信SBIネット銀行からの外貨入金手数料が無料
- 米国ETFの定期買付サービスがある
- 米国ETF(9銘柄)の買付手数料が無料
- 一般NISAは米国ETF(全銘柄)の買付手数料が無料
- ジュニアNISAで米国ETFが買付できる
数多くの証券会社がありますが、長期投資を行う場合、証券会社は長く付き合っていく大切なパートナーです。
利用者にとってより良いサービスを提供し続けている過去の実績、現在の姿勢も意識していきましょう。
参考:2020年10月1日から
国内株式取引において、1日の約定代金最大300万円まで手数料0円とする。最大300万円は業界No.1。
口座開設は資産運用の第一歩ですから、一歩踏み出した人から確実に先へ進めます。
まずは口座開設をキッカケに、一緒に資産運用、米国ETF投資に取り組んでいきましょう。
\ 米国ETF投資を始めるならSBI証券 /
以上、ももたまでした!