- 米国ETF投資を考えている
- 住信SBIネット銀行の外貨買付、外貨積立について知りたい
- SBI証券への外貨入金について知りたい
- 実際の操作手順を詳しく知りたい
こんにちは、ももたまです。
米国ETF投資では、売買時の決済方法を以下の2つから選択する必要があります。
- 円貨決済:日本円で売買(証券会社が両替を対応)
- 外貨決済:米ドル(外貨)で売買
そして、私達は住信SBIネット銀行の外貨積立を活用した外貨決済をおすすめしています。
その理由は、為替手数料もわずか2銭に抑えられ、外貨入金も無料で行えるためでした。
- 円貨決済:25銭
- 外貨決済(通常買付):4銭
- 外貨決済(外貨積立):2銭

そこで今回は、住信SBIネット銀行とSBI証券における下記3つの操作を、画像付きで解説します。
- 住信SBIネット銀行の外貨買付
- 住信SBIネット銀行の外貨積立
- SBI証券への外貨入金
また、内容が少しでも分かりやすいように、お金の流れを図解としてもまとめました。
外貨について学びながら、コスト、つまり手数料を出来るだけ抑えながら米国ETF投資に取り組んでいきましょう。
目次
住信SBIネット銀行における外貨買付の3つの手順
まず、住信SBIネット銀行で米ドルを買付する、3つの手順を確認しましょう。
- 住信SBIネット銀行に日本円を入金
- SBIハイブリット預金から代表口座に振替
- 円普通預金から米ドルを買付
手順①:住信SBIネット銀行に日本円を入金

はじめに、外貨買付を行う住信SBIネット銀行に、日本円を入金する必要があります。
入金には以下の2つの方法がありますが、カード発行が不要な銀行振込がおすすめです。
- ATM入金(デビット付キャッシュカードが必要)
- 銀行振込
ただ、みなさんが普段利用している銀行から振り込む場合、振込手数料がかかってしまいます。
そこで私達も活用しているのが、SBI証券の即時入金サービスです。

即時入金サービス
- 利用可能時間:24時間いつでも
- 入金反映:即時
- 振込手数料:無料
即時入金サービスは、SBI証券と提携している以下の金融機関から簡単に実施できます。
- 住信SBIネット銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
- ゆうちょ銀行
- セブン銀行
- スルガ銀行
- イオン銀行
そして、SBI証券に入金されたお金は、自動で住信SBIネット銀行のSBIハイブリット預金に預けられます。
SBIハイブリット預金は、預り金自動スィープサービスとも呼ばれ、証券口座と銀行口座のお金を共用できる仕組みです。
それでは実際の操作を、5つのステップとして画像付きで見ていきましょう。
- ステップ1SBI証券にログイン後、入金を選択SBI証券にログインし、画面中央にある『入金ボタン』をクリックする。
- ステップ2振込元の銀行を選択次に振込を行う『提携金融機関』をクリックする。今回は私達も利用している、三菱UFJ銀行を選択する。
- ステップ3振込金額、取引パスワードを入力『振込金額』と『SBI証券の取引パスワード』を入力して、『振込指示』をクリックする。なお、振込を行う銀行口座の名義と、SBI証券口座の名義は同一でなければならない。家族間の口座でも入金はできないので注意。
- ステップ4提携金融機関で決済を完了提携金融機関で決済を完了させる。三菱UFJ銀行(三菱UFJダイレクト)の場合は、口座番号、パスワードを入力する。
- ステップ5入金明細を確認決済完了後は、SBI証券の入出金明細で履歴が確認できる。
手順②:SBIハイブリット預金から代表口座に振替

即時入金サービスによってSBI証券に入金されたお金は、住信SBIネット銀行の「SBIハイブリット預金」に自動振替されます。
ただ、SBIハイブリット預金にあるお金では、外貨買付を行うことができません。
そのため「SBIハイブリット預金」から、「代表口座(円)」へ振替を行います。
それでは実際の操作を、4つのステップ(画像付き)で見ていきましょう。
- ステップ1SBI証券から住信SBIネット銀行へログイントップページ右側のメニューから、住信SBIネット銀行の『ログインボタン』をクリックする。
- ステップ2パスワードを入力してログインSBI証券と連携していれば、ユーザーネームは自動入力されるため、『Webログインパスワード』のみを入力してログインする。
- ステップ3振替を選択住信SBIネット銀行にログイン後、中央のメニューから『振替』をクリックする。
- ステップ4振替先、振替金額を決定振替の画面では、以下3つの必須項目を入力する。
- 出金口座:SBIハイブリット預金
- 振替先口座:代表口座 円普通
- 振替金額:外貨買付を行う金額
これで日本円が代表口座(円)に移動したため、外貨買付をする準備が整いました。
手順③:円普通預金から外貨(米ドル)を買付

代表口座(円)に振替した日本円で、外貨(米ドル)を買付していきます。
ちなみに買付された外貨(米ドル)は、米ドル普通預金に預けられます。
それでは実際の操作を、4つのステップ(画像付き)で見ていきましょう。
- ステップ1外貨預金のページに移動住信SBIネット銀行の上部メニューにある、『商品・サービス』をクリックする。その後、表示される預金欄にある『外貨預金』をクリックする。
- ステップ2米ドル/円を選択外貨の一覧が表示されるため、『米ドル/円』をクリックする。
- ステップ3外貨買付の情報を入力外貨買付の画面では、以下5つの必須項目を入力する。
- 出金口座:代表口座:円普通預金
- 入金口座:代表口座:米ドル普通預金
- 注文方法:リアルタイム
- 買付金額:円指定
- 金額:振替した金額
注文方法は「指値」も選べるが、特別な理由がない限りは「リアルタイム」で問題ありません。また、買付金額は「米ドル指定」も選べるが、こちらも理由がないなら「円指定」がおすすめ。円指定なら、振替した金額を入力することで、キレイに振替した全額を使って外貨を買付できる。 - ステップ4買付レートを確認し10秒以内に確定最後に買付レートを確認して、10秒以内に『確定ボタン』をクリックする。10秒という時間制限があるのは、為替レートがリアルタイムに変動するため。なお買付レートには、すでに為替手数料(4銭)が含まれている。
以上3つの手順によって、住信SBIネット銀行で外貨を買付することができるのです。
住信SBIネット銀行における外貨積立の手順

外貨積立は、定期的(毎日・毎週・毎月)に一定金額の外貨(米ドル)を買付することです。
そして、外貨積立においては為替手数料がわずか2銭なのです。
米国ETF投資で気にするべき為替リスクについては、以下の記事にまとめたので参考にしてみてください。

ちなみに、為替手数料が高い他の銀行で外貨積立をすると、外貨と同時に手数料も積み上がってしまいます。
つまり、外貨積立をおすすめできるのは、為替手数料が安い住信SBIネット銀行だからこそと言えるでしょう。
それでは、外貨積立の実際の操作を、2つのステップ(画像付き)で見ていきましょう。
なお、日本円の入金と振替は、外貨買付時の手順①、②と全く同じなので、今回は省略します。
- 住信SBIネット銀行に日本円を入金
- SBIハイブリット預金から代表口座に振替
- 円普通預金から外貨(米ドル)を定期買付
- ステップ1外貨預金のページに移動住信SBIネット銀行の上部メニューにある、『商品・サービス』をクリックする。その後、表示される預金欄にある『外貨預金』をクリックする。
- ステップ2外貨積立を選択左側メニューから『外貨積立』を選択する。
- 手順3買付金額、買付頻度を入力
外貨積立の画面では、以下3つの必須項目を入力する。
- 買付通貨:米ドル
- 1回あたりの買付金額:好きな金額
- 買付頻度:毎日、毎週、毎月
以上で外貨積立の設定は終わりです。
では最後に、買付した外貨をSBI証券へ入金、つまり「外貨入金」を行いましょう。
SBI証券における外貨入金の手順

外貨入金の手続きはSBI証券から行います。
それでは、外貨入金の実際の操作を、3つのステップ(画像付き)で見ていきましょう。
- ステップ1SBI証券で入金を選択SBI証券の画面中央にある『入金ボタン』をクリックする。
- ステップ2外貨入金を選択し、振込金額を入力左側のメニューから『外貨入金』をクリックする。『振込金額』(ドル、セント)と、『SBI証券の取引パスワード』を入力して振込指示をクリックする。
- ステップ3住信SBIネット銀行にログイン住信SBIネット銀行にログインし、『確認事項』の同意と、『住信SBIネット銀行の取引パスワード』を入力する。なお、外貨入金時はユーザーネームが自動入力されないため注意すること。
- ステップ4外貨入金を買付余力で確認外貨入金完了後は、口座情報を確認し、米ドルの買付余力が増えていることを確認する。
以上で、外貨買付・外貨積立・外貨入金に関する解説は全てです。
外貨積立の場合、外貨入金も定期的に行うこと

SBI証券の外貨入金は、自動で定期的に行う方法がありません。
つまり外貨積立を活用しても、SBI証券への外貨入金は、定期的に手動で行う必要があるのです。
SBI証券の魅力の1つでもある、米国ETFの定期買付サービスも、買付余力が無ければ買付できないので注意しましょう。

画像は、外貨買付から米国ETFの定期買付までを、自動と手動でまとめたものです。
- 外貨積立:自動
- 外貨入金:手動
- 定期買付:自動
まとめ:外貨買付・外貨積立・外貨入金は簡単
今回は、住信SBIネット銀行とSBI証券における3つの操作を、画像付きで解説しました。
- 住信SBIネット銀行の外貨買付
- 住信SBIネット銀行の外貨積立
- SBI証券への外貨入金
SBI証券における米国ETF投資では、住信SBIネット銀行の外貨積立を活用した外貨決済がおすすめです。
外貨積立は、為替手数料を2銭と安くできるだけでなく、為替リスクを抑えることにもなります。
ただし、SBI証券への外貨入金は、自動で定期的に行えないという点だけは注意しておきましょう。
無事に外貨(米ドル)を準備することができたら、次はいよいよ米国ETFの買付です。
みなさんも外貨積立から外貨入金までの流れが分かったら、米国ETFの買付方法についても理解していきましょう。

以上、ももたまでした!