- 岐阜県関市に子供達と遊びに行く予定の方
- 関鍛冶伝承館に行く予定、もしくは行こうか悩んでいる方
- 関鍛冶伝承館の展示内容、子供達が楽しめるのか体験談が知りたい
こんにちは、ももたまです。
今回は岐阜県関市にある関鍛冶伝承館に、子供達(5歳、3歳)と一緒に遊びに行ってきました。
刃物で有名な岐阜県岐阜市、関鍛冶伝承館では鍛冶に関するいろいろな資料、映像が展示されていました。
幼児の子供達には難しい内容で、3歳の子にはゆっくり見て回るのも難しかったです。
5歳の子も内容を理解することは難しかったですが、鍛冶の映像には興味をもって見ていたのが印象的でした。
月に1回、鍛錬の様子を一般公開しているので、子供達を連れてくるなら日程を合わせることをおすすめします。
今回の記事では関鍛冶伝承館について、実際に子供達と遊びに行った体験を元にまとめてみました。
関鍛冶伝承館に行こうか悩んでいる方、実際に幼児を連れて遊びに行った体験談を知りたいという方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
目次
関鍛冶伝承館は名古屋から1時間、割引はJAFのみ
東海北陸自動車道を利用すれば名古屋からは約1時間
同じ関市にあるフェザーミュージアムと同様、高速道路を利用すれば約1時間でアクセスできます。

幼児の入館料は無料、大人は300円で割引はJAF会員のみ

入館料
- 一般:300(250)円
- 高校生:200(150)円
- 小・中学生:100(50)円
- 幼児:無料
カッコ内は20名以上の団体割引料金。JAF会員の場合は、団体割引料金を適用。
※療育手帳、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方は、受付にてご提示ください。本人と付添いの方1名が無料となります。(関市観光協会より)
JAF会員割引はJAFカードを掲示すれば団体料金で少し安くなります。
また、関鍛冶伝承館では毎月1回(1月、10月を除く毎月第1日曜日)、実際の鍛錬の様子を一般公開していますが、追加で見学料が必要です。
見学料
- 一般:300円
- 高校生:200円
- 小・中学生:100円
打ち始め式(年始)、刃物まつり(毎年10月)、11月8日(刃物の日)は無料
私達はタイミングが合いませんでしたが、子供達にはとっても良い経験になりますよね。
全体的に展示内容は幼児には難しく、体験が少ない
1階展示室ではいろいろな刃物と、刀を作る工程を紹介

1階展示室には刃物の歴史と共に、刀作りの工程の道具や説明が展示されています。
幼児の子供達には内容も難しく、展示されているいろいろな刃物にも興味を持つ様子は無かったです。


本当にいろいろな刃物があり、面白かったのは『万能カレンダーナイフ』です。曜日に日付を合わせるとカレンダーとして使えるように工夫されているのです。
実用新案:自然法則を利用した技術的思想の創作で物品の形状、構造又は組合せに係るもの。簡単に言えば、物の形や構造に着目したちょっとした発明。(参考:日本弁理士会)
また、1階展示室の右奥には本物の刀が展示されている場所があります。

写真は14世紀ごろの金重という刀工(刀を作る人)の刀です。関鍛冶の祖先の1人と言われている方です。
他にも様々な刀が展示されているのですが中でも面白かったのが、『来人勢刃(ライトセーバー)』です。
写真を撮り忘れてしまいましたが、関鍛冶伝承館の公式ツイッター(@sekikaji)で紹介されていました。
「大太刀 蛍丸写し」に代えて、「来人勢刃(ライトセーバー)」を展示しました。
11月末まで、展示する予定です。
来人勢刃(ライトセーバー)は、関の刀匠・25代藤原兼房と26代藤原兼房による合作刀で、映画「スターウォーズ」に登場する武器ライトセーバーをモチーフとして作られた日本刀です。 pic.twitter.com/SOb8UgKjB4— 関鍛冶伝承館 (@sekikaji) September 13, 2019
刀の重さを体感する場所があり、片手では5歳の子も持てず


1階展示室の中央に刀の重さを体験できる場所があります。
箱の中には刃をこぼした刀が置いてあり、持ち上げる事が出来ますが鎖がついて大きく上げることはできません。
刀と言えば片手で振り回している姿が有名ですが、実際に持ってみると大人でも結構ずっしりと感じます。
5歳の子は両手だと持ち上げられますが、片手では持ち上げられないくらいの重さですね。
ちなみに、2枚目の写真のように通り持つ部分の奥は手を入れられる空間があります。手を入れると危ないので、子供は注意してあげてください。
刀作りの工程映像に5歳の子が興味を持ったことに少し驚き

映像紹介:刀匠、白銀師、鞘師、柄巻師、砥師
刀作りの工程を紹介するところには、写真の映像機器が設置されています。各工程の様子を映像で楽しむことが出来ます。
映像機器のディスプレイの高さは、身長100cmの子供の目線より少し低いところにあったので、5歳の子でも立ってみる事ができました。
1つの動画は5分くらいでしたが、5歳の子は興味を持ったようで刀匠、白銀師、鞘師の動画をじっくり見ていましたね。
2階展示室はリニューアル工事中の為、閉鎖中

2階展示室では期間限定の特別展などが行われるそうですが、私達が遊びに行った時にはちょうどリニューアル工事中で閉鎖していました。

余談:関の謎解き観光アプリ「KUMOAGEHA」の大嶋雲八

入り口横には、関の謎解き観光アプリ「KUMOAGEHA 幻の名刀 雲揚羽 を探せ!伝説の武将 大嶋雲八物語」の『大嶋雲八(光義)』、『鮎川弥之助』のパネルがありました。
最後に
今回は岐阜県関市にある関鍛冶伝承館について、子供達と遊びに行った体験を元にまとめてみました。
正直なところ、幼児の子供達には展示内容も難しく、映像があったとはいえ大満足に楽しめたとは言えません。
ただ、鍛錬の様子を一般公開している時であれば、迫力もあって楽しめたのかもしれませんね。
関鍛冶伝承館に小さい子供と遊びに行く場合は、一般公開が行われている日を狙って行くことをおすすめします。
また、5歳の子が刀鍛冶の映像に興味を持ってみていた事は少し驚きでした。
親である私達も先入観で子供には難しいとおでかけ先を絞るのではなく、いろいろな体験・経験をさせてあげても良いのかもしれないと感じましたね。
関鍛冶伝承館に行こうか悩んでいる方、実際に遊びに行った体験談を知りたいという方にとって、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。