- 大切な写真や動画のバックアップをしたい
- 複数のハードディスクにバックアップをしたい
- MicrosoftのSync Toyについて知りたい
こんにちは、ももたまです。
子供が生まれてから、本当にたくさんの写真や動画を撮るようになりました。
だからこそ、スマホやパソコンが急に壊れても良いように、しっかりバックアップをとっています。
私達はバックアップとして、複数の外付けハードディスクに写真や動画を保存しています。

ただ、全て手作業でコピーするのではなく、Sync Toyというバックアップアプリを愛用しています。
そこで今回は、私達が3年以上愛用しているSync Toyについて、具体的な使い方を含めてまとめました。
大切な写真や動画だからこそ、しっかりとバックアップをとっておきましょう。
目次
大量コピーも簡単!無料のMicrosoft公式アプリ

一般的にバックアップとは、画像のように複数のハードディスクに写真などをコピーしておくことです。
ただ、手作業でコピーを行っていくとかなり大変です。例えば
- どこまでバックアップしたのか分からない
- 全て上書きしていると時間がかかる
- フォルダを分けると手間がかかる
そんな時、Sync Toyを利用すればワンクリックで簡単にバックアップをしてくれます。
Sync ToyはWindowsを開発しているMicrosoft社の無料バックアップアプリ(フリーソフト)です。
Windows10にも対応していて、私達も3年以上愛用していますが本当に便利です。
そこで私達がSync Toyを実際に使ってみて、感じた魅力を4つ紹介します。
無料バックアップアプリ、Sync Toyの魅力4つ
Sync Toyの魅力1:バックアップが早い

バックアップというと時間がかかるという印象がありますよね?
そこで実際に私達がバックアップを行った時のデータ量と時間をまとめてみました。
データ量・時間 | |
---|---|
新規(データの移動) | 852ファイル |
上書き | 3ファイル |
フォルダ作成 | 2フォルダ |
移動したデータ総容量 | 6GB |
実際にかかった時間 | 5分 |
私達はいつもメールチェック中にバックアップをしていますが、気づいたら終わっています。
Sync Toyの魅力2:上書きやフォルダ作成も自動

バックアップを行う時、ファイルの上書きやフォルダの作成が必要になりますよね?例えば、
- エクセルなどの資料は新しいもので上書き
- 新しいフォルダは作成して保存
私達の場合、写真や動画は年月別にフォルダ管理しているので、フォルダは毎月増えていきます。

Sync Toyならファイルの上書き、フォルダの作成も全て自動で行ってくれます。
バックアップ先のハードディスクにフォルダを新しく作る必要もありません。
さらに、間違ってファイルやフォルダを削除していても大丈夫という設定もあるのです。
Sync Toyの魅力3:削除の反映を選べる

Sync Toyのバックアップには3つのモードがあります。
- 同期:ハードディスクを全く同じにする
- Echo:削除も全て反映させる
- Contribute:削除以外を全て反映させる
そのため、用途に応じてモードを自由に選べることがSync Toyの魅力でもあります。
そこで、3つのモードを具体的な例を元にもう少しみていきましょう。
同期:両方のハードディスクを全く同じにする

同期を選択すると、2つのハードディスクの変更をお互いに反映することになります。
2つのハードディスクの状態を全く同じにする場合は良いですね。
ただし、一度削除してしまうと二度とデータが手に入らなくなります。
Echo:バックアップ元の削除だけ反映させる

Echoを選択すると、左側のハードディスクの削除を含む変更を右側のハードディスクに反映することなります。
削除したファイルが本当に不要であれば良いのですが、間違っていたら復元ができません。
Contribute:バックアップ元の削除以外を反映させる

Contributeを選択すると、左側のハードディスクの削除以外の変更だけを右側のハードディスクに反映することなります。
Contributeは削除が一切反映されないので、A,B,C,Dのデータは必ずどちらかのハードディスクに残ります。
そのため、間違って削除したデータも探すことができます。
大切な写真や動画のバックアップには、安全を最優先にできるContributeがおすすめです。
では、Sync Toyの魅力4つに戻って最後の1つをみていきましょう。
Sync Toyの魅力4:設定をいくつも保存しておける

Sync Toyではバックアップの場所、モードの組み合わせをいくつも保存しておくことができます。
そのため、目的に合わせて対象のハードディスクやフォルダを変更することができます。例えば
- 写真や動画:外付けハードディスクとContribute
- 仕事の資料:USBと同期
- 共同作業のファイル:共有フォルダとEcho

さて、Sync Toyの魅力4つが分かったところで、次は実際にバックアップするまでの手順3つをみていきましょう。
Sync Toyでバックアップをするための3つの手順
今回はSync Toyで2つのフォルダをContributeでバックアップする方法を見ていきます。
- バックアップ元:C:Original
- バックアップ先:C:OriginalCopy
手順1.Sync Toyをダウンロード、インストールする
- STEP1SyncToyをダウンロードする
- STEP2Sync Toyをダウンロード
32bit版(x84)、64bit版(x64)を選んでダウンロードする。
- STEP3Sync Toyをインストール
各種同意事項にチェックを入れてインストールする。
手順2.バックアップのフォルダとモードを設定する
- STEP1フォルダ・ペアを作成
Sync Toyを起動し、フォルダ・ペアを作成する。
- STEP2対象のフォルダを選択
左側にバックアップ元(C:Original)、右側にバックアップ先(C:OriginalCopy)を選ぶ。
- STEP3モードを選択
今回はContributeを選択する。
手順3.プレビューを確認して、実行する
- STEP1プレビューを実行
フォルダ・ペアを作成したら、右下のプレビューボタンをクリック。
※プレビューを確認しない場合は、右側の実行ボタンを押すだけ。(STEP4へ)
- STEP2プレビュー内容を確認
プレビューでは処理の内容やバックアップのデータ容量などが分かる。
- STEP3バックアップを実行
プレビュー画面右下にある実行ボタンをクリックする。
- STEP4バックアップの完了
バックアップが完了すると、実行結果が表示される
Sync Toyの気になるQ&A
外付けハードディスクをパソコンに接続するとドライブレターが表示されます。
ドライブレターとはCドライブ、Dドライブのアルファベット部分です。
フォルダ・ペアを作成する時、ドライブレターを元にペアが作成されます。例えば、
- 左側:E:Photo
- 右側:F:Photo
ただ、ドライブレターは基本的に接続された順番で割り振られるので、左右が入れ替わってしまうこともあります。
そこで、私達はバックアップ用のハードディスクはフォルダ構成を変えています。

この状態で、フォルダ・ペアを下記のように設定しておきます。
- 左側:E:
- 右側:F:バックアップ
もし、ドライブレター(EとH)が入れ替わってしまっても、左側にはバックアップフォルダが無いのでエラーとなります。
Sync Toyは詳細な除外設定ができます。

また、指定のサブフォルダだけを除外する設定もできます。

公式ホームページからダウンロードできるSync Toyは英語版しかありません。
yasu0796さんが公開している日本語パッチを利用すると日本語にできますよ。
まとめ:Sync Toyで写真や動画を簡単バックアっプ
今回は私達が3年以上愛用している、無料のバックアップアプリSync Toyについてまとめました。
家族との大切な写真や動画はしっかりとバックアップをとっておきたいですよね。
ただ、バックアップは手間暇がかかるので、ついつい先延ばしにしてしまうことも。
- バックアップが早い
- 上書きやフォルダ作成も自動
- 削除の反映を選べる
- 設定をいくつも保存しておける
以前は有料のバックアップソフトを利用していましたが、使い勝手が悪く年に1回しかバックアップをしていませんでした。
今では作業の合間にバックアップができるので、毎月バックアップができています。
スマホ、パソコン、外付けHDDはいつ壊れるのかは本当に分かりません。
まずは複数のハードディスクを使って、しっかりとバックアップを取ることから始めましょう。
