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【アメリカETF投資】VYMの構成比率、基準価額・分配金推移まとめ

【2019年版】アメリカETF VYMの特徴まとめ(構成比率、分配金利率、価格推移)

こんにちわ、ももたまです。

私達は現在アメリカETF投資に取り組んでいますが、ETFは約2,000もの商品数があるため、何を買付したら良いのか悩みますよね。

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今回は私達が投資しているバンガード・米国高配当株式ETF(VYM)に関して構成比率、基準価額・分配金推移などを元に特徴をまとめてみました。

アメリカの高配当株を中心にまとめたETFとして有名なVYMですが、実際にどういう商品なのかをしっかりと見ていきましょう。

アメリカETF投資に取り組んでいる、考えている方、バンガード・米国高配当株式ETFに関する情報が知りたい方にとって、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

FTSE High Dividend Yield Indexに連動する

バンガード・米国高配当株式ETF(以下、VYM)は、FTSE High Dividend Yield Index(以下、FTSE)に連動したパフォーマンスを目指すインデックスファンドです。

たま
たま
VTも同じFTSEが付いてたよね?
もも
もも
FTSE Global All Cap Indexだったね
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FTSEは会社名で、株価を含めた金融データの提供を行っている会社で、その会社が提供している指数がFTSE xxxx Indexということです。

さっそく、VYMが連動してるFTSEについてみて行きましょう。

REITを除く高配当株式を中心に400銘柄の米国株式で構成

構成株式銘柄数、時価総額の中央値などの基本的なデータをまとめた物がこちらです。

概要 VYM FTSE
構成株式銘柄数 419 417
時価総額の中央値 102.3 B 102.3 B
収益成長率 3.8 % 3.8 %
株価収益率 16.5 x 16.5 x
株価純資産倍率 2.3 x 2.3 x
自己資本利益率 14.6 % 14.6 %

※出典:バンガード公式サイト(2019/07/31付)

構成銘柄はアメリカ株式の高配当利回り約400銘柄ですが、他のETFと比較すると400という数字の意味が分かります。

比較対象にiシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)、日本の日本株高配当70ETF(1577)を挙げ、各市場における構成銘柄の割合もまとめました。

VYM HDV 1577
構成株式銘柄数 419 79 70
市場の割合 8.0% 1.5% 1.9%

『各市場の割合』はアメリカの上場株式銘柄数が約5,200銘柄、日本の上場株式銘柄数が約3,600銘柄として算出しています。

VYMは他の高配当銘柄に比べて多くの銘柄に投資し、『高配当ETF』と名前が入っていますが分散投資の原則をしっかりと踏襲していることが分かります。

ただ、REIT(不動産投資)は含まれていないので、VYMを買付しても不動産に対する投資が出来ない点は注意が必要です。

もも
もも
不動産を組み込むなら別銘柄が必要ですね

構成銘柄を見比べても幅広く分散がされている

次にVYMの構成銘柄上位10社と、構成銘柄の配当利回りをまとめてみました。

シンボル 構成比率 配当利回り
JPM 3.665% 2.74%
JNJ 3.389% 2.93%
XOM 3.084% 4.83%
PG 2.858% 2.49%
T 2.436% 5.43%
CSCO 2.391% 2.84%
CVX 2.299% 3.91%
VZ 2.241% 4.12%
INTC 2.219% 2.43%
PFE 2.117% 3.85%

※出典:バンガード公式サイト(2019/07/31付)

現在の構成銘柄の最上位はJPMorgan Chase & Co.(JPM)で3.665%となっており、構成比率が3%を越えているのがわずか3銘柄です。

先ほどの構成銘柄数だけでなく、実際の構成比率からもVYMの分散投資に対する姿勢を理解することが出来ますね。

ちなみに、2018年初旬にはMicrosoft Corp(MSFT)が6%と高い水準で構成されていましたが、基準価額が値上がりしたため現在は除外されています。

MSFT自体は増配もしている優良銘柄という意見もありますが、現時点の配当利回りが1.35%という事もあり、除外した理由を理解は出来ます。

アメリカは連続増配を行っている企業がとても多いので、増配をどう考えるかも一つ重要なポイントだと思います。

ちなみに、連続増配を行っている株式を中心に投資するバンガード・米国増配株式ETF(VIG)もありますよ。

たま
たま
本当に色々なETFがあるんですね

さて、このような銘柄変更は個別株だと手間も手数料もかかってしまいますが、ETFの場合は細かく勝手に調整してくれるのは大きなメリットですね。

セクターは金融が多いが全体的にバランスが良い

VYMのセクター別構成比率をみると金融セクターが約19%を越えていますが、他のセクターもバランスよく保有していることが分かります。

セクター VYM FTSE
金融 18.8 % 18.9 % -0.1 %
消費財 14.2 % 14.2 % 0.0 %
ヘルスケア 12.3 % 12.3 % 0.0 %
テクノロジー 10.9 % 10.8 % 0.1 %
消費サービス 9.6 % 9.6 % 0.0 %
石油・ガス 9.0 % 9.0 % 0.0 %
公益 8.5 % 8.5 % 0.0 %
資本財 8.3 % 8.3 % 0.0 %
電気通信 4.8 % 4.8 % 0.0 %
素材 3.6 % 3.6 % 0.0 %

※出典:バンガード公式サイト(2019/07/31付)

構成銘柄数、個性銘柄比率、そしてセクター別構成比率を見る限り、VYMはインデックス投資にも向いている銘柄といえます。

つまり、高配当だけではなく、基準価額自体の値上がりが期待できる銘柄でもあると私達は考えています。

一方で、配当重視の投資で大切な利回りを見ると、”高配当”というほど配当利回りが高くないとも言えますね。

2019年9月現在の配当利回りだけ見れば、VYMは2.81%、HDVは3.16%、SPYDは4.81%と他の高配当ETFの後ろを歩いているのが分かります。

たま
たま
確かに比べると低いですね
  • SPYD:SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式

純資資産総額は約2兆円、経費率は驚きの0.06%

VYMの純資産総額は24.97億ドル(2019/07/31付)、1ドル100円で換算しても約2.5兆円。

純資産総額は以前紹介したバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の約2倍ですが、アメリカのETF時価総額ランキングで上位10位にも入っていません。

たま
たま
1位のSPYは25兆円以上だそうですよ
もも
もも
すごい額過ぎてよく分からない。笑

そして、ETFで気になる経費率はわずか0.06%と、経費率の高さで有名なバンガード社が運用しているだけではあります。

ただし、アメリカのETFの場合、おすすめとされる銘柄の経費率は1%未満であることがほとんどです。

また、他の高配当ETFの経費率を見てみると、HDVは0.08%、SPYDは0.07%とほとんど変わりがありません。

経費率も安いに越したことはありませんが、自分達が目指すべき投資方法に合った銘柄を選ぶのが一番ですね。

たま
たま
経費率も無視は出来ませんよ

基準価額と分配金は現時点では右肩上がりの推移

基準価額は2008年に一度暴落し、その後右肩上がり

VYMが設定された2006年末からの基準価額のチャート図がこちらです。

バンガード・米国高配当株式ETFの市場価格推移

※出典:ロイター通信(2019/08/31付)

 

設定してからしばらくは下落をし続けて暴落状態でしたが、その後は順調に右肩上がりで推移していることが分かります。

暴落している2008年はリーマンショックがあった時期で、アメリカ経済が大きく影響を受け、VYMも同様に大きく下落しました。

分配金は増配しているが分配利回りは大きく変わらず

VYMが分配金が記録されている2007年からの1口あたりの分配金額をまとめてみました。

バンガード・米国高配当株式ETFの配当金推移

 

分配金自体はリーマンショック時の下落を過ぎてからは増配が続いていますが、分配利回りという目線で見るとほぼ横ばいです。

つまり、どのタイミングで買っても分配利回りは維持され、分配金は増配し続けているとなると、タイミングを気にせず買付できる銘柄とも言えますね。

バンガード・米国高配当株式ETFの分配利回り推移

 

補足:高配当株を買付けるタイミングについて

一般的に高配当株は配当利回りが高くなるタイミング、つまり基準価額が下落したタイミングに買う方が良いと言われています。

配当金が100株ごとに300円の場合

  • 株価100円:配当利回りは3%
  • 株価50円:配当利回りは6%

各株価で100株購入(積立)

  • 600÷(10000+5000)⇒4%

50円の時に200株購入

  • 600÷10000⇒6%

配当金投資をする場合、配当利回りは基準価額の上下によって変わるので、多くの方は配当利回りをとても大切な指標にしています。

たま
たま
株価が下がってから買えば良いということ?
もも
もも
いや、増配を考えるとそうとも言えないね

増配を積極的に行っている銘柄の場合、早期に購入しておけば結果的に配当利回りが高くなるケースもあります。

株価100円の配当利回り3%

株価200円になると配当利回り1.5%

株価50円になると配当利回り6%

株価100円で2倍に増配すると配当利回りは6%

株価が値下がりするまで待ったほうが良い銘柄もあれば、増配を見越して早めに買っておくのが良いという銘柄もあるという事です。

さらに、配当金が減る『減配』もあるので、高配当株は会社自体の評価に加えて、どのタイミングで買えば良いのかも考える必要があります。

たま
たま
個別株だと中々大変ですね

まとめ:長期的な積立投資にも向いた高配当ETF

長期的な積立投資にも向いた高配当ETF

 

VYMは高配当ETFの中でもアメリカ株式約400銘柄に投資し、構成比率、セクター別構成比率からも分散投資を意識した商品といえます。

そして、分配金の増配推移、分配利回りも一定の推移を保っていることも分かりました。

私達はVYMは分配益(インカムゲイン)と値上がり益(キャピタルゲイン)の両方を狙える銘柄だと考えています。

現時点ではVT同様にコツコツと長期的に積み上げて行けば良く、分配金と値上がり益のバランスを見ていく事が重要です。

そしてアメリカ経済の状況にもよりますが、値上がり益が大きい場合は売りを考えた方が良い場合も出てくるかもしれませんね。

もも
もも
よほど増配率が悪くないと売りませんが

アセット・ロケーションにおけるアメリカ株式の中で、VYMをどの程度持つのか?という点を今後考えていく必要がありますね。

最後に

今回は私達が実際に投資を行っている、VYM、バンガード・米国高配当株式ETFについてまとめてみました。

自分達の投資方針をしっかり決めたうえで、一括で買うのか、コツコツ積み立てるのか、投資方法が分かれる銘柄だと感じました。

増配がしっかり行われているので、高値になる前に一括で買付して分配利回りを高くしていくという考えも十分理解できます。

私達はVT同様に長期的に積み立てながら投資をしていく予定ですが、値上がりも期待できるとなると売るケースもあるのかと考えてしまいますね。

どちらにせよ相当魅力的なETFだという事を改めて実感しました。

もも
もも
高配当ETFの一言では表せない部分ですね

投資の世界では何があっても自己責任

自分達の投資する、しようとしている商品に関してはしっかりと理解を深めていく事が大切です。

アメリカETF投資に取り組んでいる、考えている方、バンガード・米国高配当株式ETFに関する情報が知りたい方にとって、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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