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【米国ETF投資】SBI証券での分配金に関するまとめ。利回り、税金、再投資がポイント【体験談】

【米国ETF投資】SBI証券における分配金について。配当金との違い、利回り、税金、受取、再投資

こんにちわ、ももたまです。

私達は2019年3月から米国ETFによるインデックス投資に取り組んでいます。

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米国ETF投資において、分配金(配当金)は大きな魅力の1つです。

たま
たま
分配金は資産収入であり、本当に不労所得ですからね。

一方で、配当金との違い、受け取り、税金、再投資など、良く分からないという人も多いです。

そこで今回は、実際に私達が体験したことをもとに、分配金に関する5つのことをまとめました。

  1. 分配金と配当金の違い
  2. 分配金の受け取り回数と利回り
  3. 分配金にかかる税金
  4. 分配金の受け取り
  5. 分配金の再投資

分配金を理解することで、米国ETF投資がさらに楽しめますよ。

では初めに、あまり知られていない分配金と配当金の違いについてみていきましょう。

分配金と配当金の違いは、どこから支払われるか

分配金と配当金の違いは、どこから支払われるか

分配金と配当金の違いは、どこから支払われるのか?ということです。

  • 投資信託、ETFから:分配金
  • 株式から:配当金

つまり、米国ETFから支払われるお金は、分配金が正しい呼び方となります。

投資信託、ETFは様々な投資先へ投資し、配当金などの利益を投資家に分配すると考えると分かりやすいですね。

たま
たま
この記事でも以降は分配金に表記を統一します。

では続いて、分配金の受け取り回数と利回りについてみていきましょう。

分配金の受け取り回数と利回り

SBI証券を活用して米国ETFの分配金情報を確認

SBI証券では米国ETFの銘柄ごとに、分配金に関する情報を簡単に見ることができます。

もも
もも
まずは確認する手順4つをみていきましょう。
  • 手順1
    外貨建商品取引サイトに移動

    SBI証券の右側メニューから外国株式の取引ボタンをクリック。

  • 手順2
    銘柄名、ティッカーを検索

    銘柄名、ティッカーを検索窓に入力して検索ボタンをクリック。

    今回は私達も投資しているVTを例に挙げる。

  • 手順3
    ETF情報を選択

    VTの詳細が表示されたら、ETF情報をクリック。

  • 手順4
    分配金回数、利回りを確認

    分配金の受け取り回数と、利回りが確認できる。

米国ETF投資では、銘柄ごとに分配金の受け取り回数、利回りが違います。

そこで私達が投資をしている銘柄4つの、分配金の受け取り回数、利回りをみてみましょう。(2020年5月時点)

ティッカー 銘柄名 分配金回数/年 分配利回り
VT バンガード トータル ワールド ストックETF 4 2.67%
VYM バンガード 米国高配当株式ETF 4 3.65%
LQD iシェアーズ iBoxx USD投資適格社債 ETF 12 3.23%
IYR iシェアーズ 米国不動産 ETF 4 3.92%

LQDは分配金の受け取り回数が年間12回、つまり毎月分配金を受け取ることができます。

たま
たま
分配金も銘柄に特徴があって面白いですよね。

ちなみに、私達が投資している銘柄の詳細については、こちらの記事を参考にしてみてください。

【米国ETF投資】30代の子育て投資家の保有銘柄を大公開
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さて、分配金の受け取り回数と利回りが分かったところで、私達は1つ疑問を持ちました。

米国ETFの分配金で重要なのは受け取り回数、それとも利回りのどちらなのか?

分配金は受け取り回数よりも、利回りの方が重要

分配金は受け取り回数よりも、利回りの方が重要

分配金利回りは、1年間で受け取る分配金の合計を市場価格で割ったものです。

では、VTを例に計算してみましょう。

情報
銘柄 VT
2019年の分配金額 1.8775ドル
2020年5月の市場価格 69.92ドル
分配金利回り 2.685%

一方で、分配金の受け取り回数は年間分配金額を分割しているだけです。

もも
もも
つまり、分配金の利回りの方が重要というわけですね。

また、分配金を目的に投資をしている場合、必要な運用金額を試算することもできます。例えば、

利回り
1.5%
利回り
2.0%
利回り
2.5%
利回り
3.0%
利回り
3.5%
月5万円
(年間60万円)
4,000万円 3,000万円 2,400万円 2,000万円 1,715万円
月10万円
(年間120万円)
8,000万円 6,000万円 4,800万円 4,000万円 3,428万円
月15万円
(年間180万円)
1億2,000万円 9,000万円 7,200万円 6,000万円 5,142万円
月20万円
(年間240万円)
1億6,000万円 1億2,000万円 9,600万円 8,000万円 6,857万円

分配金を月10万円、年120万円手に入れるためには、利回り2.0%で6,000万円が必要になります。

たま
たま
銘柄を検討する時、1つの指標になりますね。

さて、誰もが高い利回りで多くの分配金を手に入れたいものですが、忘れてはいけないのが税金です。

米国ETF投資における分配金には、3つの税金がかかってきます。

米国ETFの分配金にかかる3つの税金

外国源泉徴収税(10%)、所得税(15.315%)、住民税(5%)

画像は外国株式の配当金にかかる税金のイメージ図ですが、米国ETFでも同じです。

国外で1つ、国内で2つの税金、合計3つの税金が徴収されます。

  1. (国外)外国源泉徴収税:10%
  2. (国内)所得税:15.315%
  3. (国内)住民税:5%

つまり、実際に受け取れる分配金は課税前の約70%となり、利回りも同じように下がります。

そこで税金を考慮した上で、運用金額の試算をもう一度まとめてみました。

税引き前1.5%
(税引き後1.05%)
税引き前2.0%
(税引き後1.4%)
税引き前2.5%
(税引き後1.75%)
税引き前3.0%
(税引き後2.1%)
税引き前3.5%
(税引き後2.45%)
月5万円
(年間60万円)
5,714万円 4,286万円 3,448万円 2,857万円 2,449万円
月10万円
(年間120万円)
1億1,429万円 8,571万円 6,897万円 5,714万円 4,898万円
月15万円
(年間180万円)
1億7,143万円 1億2,857万円 1億0,345万円 8,571万円 7,347万円
月20万円
(年間240万円)
2億2,857万円 1億7,143万円 1億3,793万円 1億1,429万円 9,796万円

月10万円の分配金を得るのに必要な運用金額が、利回りの減少によって6,000万円より多くなりました。

つまり、税金を考慮した上で運用金額を増やす、もしくは利回りを上げる必要があります。

たま
たま
約3割も税金で徴収されることは大きな負担ですね。

だからこそ、分配金利回りを考える時は税金も合わせて考えることが大切なのです。

そして、税金といえば必ず理解しておきたいのが、確定申告による節税です。

外国源泉徴収税:確定申告で外国税額控除制度を活用

外国税額控除イメージ

税金のイメージ図にあったように、分配金は国外(外国源泉徴収税)と国内(所得税・住民税)で二重課税されています。

そして、この二重課税を調整するために制定されたのが、画像の外国税額控除制度です。

確定申告を行うことで、所得税・住民税から外国税額を控除する仕組みですね。

もも
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二重課税の分、税金を減額するということです。

ただ、外国税額控除制度を利用しても、外国源泉徴収税が全額必ず還付されるわけではありません。

そこで具体的な例をもとに、一緒に考えてみましょう。

  • ステップ1
    所得総額、課税所得、分配金を過程

    今回は例として、所得総額600万円、課税所得300万円、分配金50万円とする。

    所得総額は給与、賞与、分配金、事業所得、雑所得など収入の全て。

    課税所得は所得総額から、基礎控除、扶養控除などの控除を差し引いたもの。

  • ステップ2

    所得税の控除限度額は①年間所得税額×(②年間国外所得税額÷③年間所得総額)。

    ①年間所得税額=300万円×10%(所得税率)-9万7,500円(控除額)=20万2,500円

    ②年間国外所得税額=50万円

    ③年間所得総額=300万

    よって、所得税の控除限度額は20万2,500円×(50万円÷300万円)=3万3,750円

    分配金50万円の外国源泉徴収税(10%)は5万円と控除が足りていない

    そこで住民税(県民税、市民税)からも控除を行う。

  • ステップ3
    住民税(県民税、市民税)の控除額計算

    県民税、市民税の控除額を計算。

    県民税 : 3万3,750円×12%=4,050円

    市民税 : 3万3,750円×18%=6,075円

  • ステップ4
    まとめ

    今回の例では、分配金50万円の外国源泉徴収税(10%)は5万円。

    一方、所得税・住民税の控除限度額の合計は4万3,785円となり、全額控除とならない。

    (今回はイメージとして細かい計算は割愛)

さて、外国源泉徴収税に対する節税は分かりましたが、次は所得税に対する節税を考えてみましょう。

所得税:確定申告で総合課税を活用

総合課税と分離課税のイメージ

税金のイメージ図のように、分配金は外国源泉徴収税(10%)が徴収され、その後に所得税(15.315%)、住民税(5%)を源泉徴収されます。

今回はその中で所得税についてもう少し考えてみます。

私達が会社員の給与に関する税制としてよく耳にする累進課税

たま
たま
課税所得の金額に応じて税率が変わる制度ですね。

一方、米国ETFの分配金は金額に関わらず、所得税は申告分離課税で15.315%と一律です。

課税される所得金額 累進課税
(会社員の給与)
申告分離課税
(分配金)
195万円以下 5% 15.315%
195万円~330万円以下 10% 15.315%
330万円~695万円以下 20% 15.315%
695万円~900万円以下 23% 15.315%
900万円~1,800万円以下 33% 15.315%
1,800万円~4,000万円以下 40% 15.315%
4,000万円超 45% 15.315%

累進課税は高い税率が注目されがちですが、課税所得が少ないと税率がかなり低いことも特徴です。

そこで、会社員の給与と分配金を合算して1つの課税所得とする、総合課税の方が税金が安い場合もあります。

もも
もも
逆に会社員の給与が高い場合は、分離課税が良いですね。

確定申告と聞くと難しいと身構えてしまいますが、税金に対する知識は今後必ず重要になってきます。

私達は米国ETF投資をキッカケに確定申告に取り組むことをおすすめしています。

さて、分配金の税金についてみてきましたが、私達のようにNISAを利用している場合は1つ注意が必要です。

NISA利用時は外国税額控除が受けられないので注意

NISAを利用すると外国税額控除が受けられない。

米国ETF投資でNISAを利用すると、分配金に対する国内課税は行われません。

そしてNISAは国内における非課税制度のため、外国源泉徴収税(10%)はかかります

ただ、この状態で確定申告をしても外国税額控除を受けることはできないのです。

理由は外国税額控除制度の制定目的が二重課税の調整だから。

NISAを利用すると国内課税が無く二重課税とならないため、外国税額控除を受けられないのです。

もも
もも
外国源泉徴収税(10%)は少なくないので残念ですね。

さて、分配金にかかる3つの税金が分かったところで、次は分配金の受け取りについてみていきましょう。

米国ETFの分配金は外貨(米ドル)で受け取る

米国ETFの受け取りは外貨(米ドル)のみ

米国ETFの分配金は外貨(米ドル)で受け取り、自動的に証券口座へ外貨入金されます。

また、買付の時に円貨決済をした場合でも、分配金の受け取りは外貨(米ドル)となります。

つまり、米国ETF投資では分配金によって必ず外貨(米ドル)を保有するわけですね。

たま
たま
私達が外貨決済をおすすめする理由の1つです。

外貨決済については、SBI証券の魅力に関する記事を参考にしてみてください。

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SBI証券では電子交付の通知メールでも受け取りが分かる

SBI証券の分配金受け取り時のメール

SBI証券では分配金を受け取ると、外国株式配当金等のご案内(兼)支払い通知書が電子交付されます。

そして電子交付されると、画像のようなメールも送付されます。

もも
もも
このメールを受け取ると幸せを感じます。笑

では、実際の外国株式配当金等のご案内(兼)支払い通知書をみてみましょう。

外国株式配当金等のご案内(兼)支払い通知書を確認

電子交付された書面を確認するための手順3つがこちらです。

  • 手順1
    電子交付書面ページへ移動

    SBI証券にログイン後、口座管理電子交付書面をクリック。

  • 手順2
    電子交付一覧を閲覧

    運用報告書にある閲覧をクリック。

    電子交付された書面を一覧で確認できるため、今回は外国株式等配当金等のご案内(兼)支払通知書を選択。

  • 手順3
    外国株式等配当金等のご案内(兼)支払通知書の確認
    実際の外国株式等 配当金等のご案内 (兼)支払通知書

    画像は実際のVTの分配金に対する外国株式配当金等のご案内(兼)支払い通知書。

    • (緑)分配金金額:33.60
    • (青)外国源泉徴収税(10%)3.36
    • (桃)国内課税(所得税15.315%、住民税5%):0(NISA)
    • (赤)受取金額:30.24

    ※金額は全て米ドル

さて、分配金の受け取りについても分かったところで、最後は分配金の再投資についてです。

分配金の再投資は手動。外貨建MMFも便利。

分配金は自動的に外貨入金されるため、手動で買付

分配金は自動的に外貨入金されるため、手動で買付

分配金は自動的に外貨入金がされ、同時に買付余力も増えます。

そのため、分配金を利用して通常の買付と同じように買付すること再投資になります。

【米国ETF投資】SBI証券における買付、定期買付、確認手順のまとめ【体験談】
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ただ、米国ETFの買付は口数単位のため、分配金が少ないと1口も買付できません。

さらに金額を細かく調整しないと端数も出てしまいますよね?

そこで私達がおすすめしているのが、外貨建MMF(米ドル)の活用です。

たま
たま
私達も外貨建MMF(米ドル)を買付しています。

外貨建MMF(米ドル)で保有する米ドルも運用

style="maru"]私達も外貨建MMF(米ドル)を買付しています。[/chat] 外貨建MMF(米ドル)で保有する米ドルも運用

米国ETF投資では分配金だけでなく、外貨積立でも外貨(米ドル)を保有することになります。

ただ、SBI証券では外貨口座に金利がつきません。

そこでおすすめしたいのが外貨建MMF(マネー・マーケット・ファンド)の活用です。

MMFは売買手数料無料・いつでも少額から売買可能・安全性が高いという投資信託です。

外貨建MMFについては、こちらの記事に詳しくまとめたので参考にしてみてください。

もも
もも
銀行の金利に比べれば利率も十分高いです。
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まとめ:分配金は利回り、税金、再投資がポイント

今回は、米国ETF投資の大きな魅力である分配金について5つのことをまとめました。

  1. 分配金と配当金の違い
  2. 分配金の受け取り回数と利回り
  3. 分配金にかかる税金
  4. 分配金の受け取り
  5. 分配金の再投資

そして、特に重要なのが指標ともなる利回り、無視できない税金、そして再投資です。

米国ETFの分配金にかかる税金3つ
  1. 外国源泉徴収税:10%
  2. 所得税:15.315%
  3. 住民税:5%

確定申告は難しいというイメージがありますが、税金の知識は今後必ず重要になります。

たま
たま
投資に限らず、副業や老後の資金管理にも役立ちますね。

そして、米国ETF投資で得られる分配金は外貨(米ドル)で受け取ります。

米国ETFを手動で買付する再投資も良いですが、少額なら外貨建MMF(米ドル)も活用していきましょう。

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