- 30代子育て世帯の資産運用を知りたい
- 米国ETF投資、企業型確定拠出年金の実績を知りたい
- 他人の資産運用の状況に興味がある
こんにちは、ももたまです。
2019年3月から米国ETF投資、企業型確定拠出年金を開始して13ヶ月が経ちました。
コロナウィルスの影響で米国市場は大きく下落した後、なかなか落ち着かない状況が続いています。
ただ、20年以上という運用期間を考えている私達にとって、今は淡々と投資し続けていくだけ。
コロナウィルスが実生活にも影響を与えはじめ、仕事・子育て・副業も今まで通りとはいきません。
だからこそ、投資に関しては運用方針と資金管理を守り続けていくだけですよね。
では、さっそく私達の投資・運用方針と2020年4月度の運用実績を見ていきましょう。
目次
セミリタイア環境をつくるための投資・運用方針
私達は人生の目標の1つに55歳までにセミリタイア環境をつくることを挙げています。
そのために、家計見直しによる支出の倹約、投資による資産の積上、副業による収入の複数化に取り組み続けています。

投資においては、米国ETF投資、企業型確定拠出年金に取り組んでいて、それぞれの投資・運用方針は以下のとおりです。
運用方針 | 米国ETF投資 | 企業型確定拠出年金 |
---|---|---|
投資対象 | VT、VYMなどの米国ETF | 外国債券・株式インデックス |
投資方法 | 毎月定期積立(一般NISA) | 毎月定期積立 |
運用期間 | 20年以上 | 20年以上 |
積立金額 | 年間約240万(月約20万) | 年間約60万(月約5万) |
備考 | 積立金額は適宜調整 | 給与の一部を加えた最大積立金額 ※2020年8月より月約1万円に減額 |
ではさっそく、2020年4月の投資・資産運用の詳細な実績をみていきましょう。
米国ETF投資の買付、運用実績を公開
米国ETF・MMFの買付銘柄、保有銘柄の評価額
私達が2020年4月14日時点で、保有している全ての銘柄と評価額(1ドル=107.92円)と共に表にまとめました。
銘柄 | 口数 | 取得単価 | 現在値 | 損益($) | 損益計($) | 損益計(円) | 評価額別割合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
VT | 208 | 74.64 | 66.28 | -8.36 | -1,738.05 | -187,570 | 56.58% |
VYM | 37 | 85.97 | 75.82 | -10.15 | -375.53 | -40,527 | 11.51% |
LQD | 8 | 117.34 | 130.55 | 13.21 | 105.68 | 11,405 | 4.29% |
IYR | 7 | 87.59 | 75.67 | -11.92 | -83.47 | -9,008 | 2.17% |
MMF | 1 | – | 6,201.74 | 0 | 0 | 0 | 25.45% |
合計 | -2,091.37 | -225,701 | 100% |
私達は月初に定期買付をしていますが、2020年4月はコロナウィルスによって株価は大きく下落しました。
買付金額は約20万円と変えていないため、買付の口数を増やしました。
- VT:26口
- VYM:5口
- 買付金額:1,917.85ドル(約20万円)
暴落によって株価が下落すると、保有する資産の評価額は下がるため損失となることが多いです。
誰だって損はしたくありませんが、暴落は必ず起きますし、避けられるものではありません。
私達は最終的に世界がコロナウィルスに打ち勝ち、経済が回復・成長する未来を信じています。
だからこそ、現在の含み損の状態でも特に不安もありませんし、いつもどおり買付することもできました。
米国ETF・MMFの銘柄別の保有割合
保有している米国ETFとMMFを、現在の評価額で計算した銘柄別の保有割合がこちらです。

実は2020年3月に急激な円高が進んだ時、ドルの買付を10万円ほど余分に行いました。
そのため、MMFの保有割合が25%を超えるほど大きくなってしまいました。
結果的に円高は短期的に終わり、すぐに円安に戻ったため得をしたと言えます。
ただ、円高も暴落と同様にどれだけ続くのかはわからず、コツコツ定期買付していくほうが良いと考えています。
それでも、コロナウィルスの影響で急激に円高が進んだ時、思わず夫婦で飛びついてしまいました。
百聞は一見にしかず、何事も本当に体験してみないとわからないと実感した出来事でした。
そういう意味でも、投資2年目というタイミングで暴落を体験できていることは良かったと感じています。
まだ暴落が落ち着いたとは思えないので、今回の失敗を次回の経験に活かしていきます。
なお、割合が増えたMMFは4月分の外貨積立を減らして、5月の米国ETF買付の資金にしていきます。
米国ETF・MMFへの投資額・評価額推移
2020年4月時点の投資額と評価額を加えた推移グラフがこちらです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 運用増加額(円) | 為替(1$) |
---|---|---|---|---|---|
2020年4月 | 2,886,137 | 2,660,436 | -225,701 | 483,635 | 107.92 |
2020年3月 | 2,402,502 | 2,204,521 | -197,981 | 121,348 | 103.45 |
2020年2月 | 2,281,154 | 2,429,221 | 148,066 | 286,944 | 109.94 |
2020年1月 | 1,994,210 | 2,101,004 | 106,794 | 114,643 | 109.61 |
2019年12月 | 1,879,567 | 1,949,852 | 70,285 | 95,503 | 108.60 |
2019年11月 | 1,784,064 | 1,835,116 | 51,052 | 249,262 | 108.87 |
2019年10月 | 1,534,802 | 1,566,652 | 31,850 | 278,829 | 108.69 |
2019年9月 | 1,255,973 | 1,298,611 | 42,638 | 179,458 | 108.05 |
2019年8月 | 1,076,515 | 1,094,417 | 17,902 | 143,598 | 105.99 |
2019年7月 | 932,917 | 962,301 | 29,384 | 276,055 | 108.88 |
2019年6月 | 656,862 | 653,210 | -3,652 | 140,442 | 108.47 |
2019年5月 | 516,420 | 504,925 | -11,495 | 128,734 | 109.64 |
2019年4月 | 387,686 | 392,882 | 5,196 | 100,846 | 111.49 |
2019年3月 | 286,840 | 289,873 | 3,033 | 286,840 | 110.00 |
2019年2月 | 0 | 0 | 0 | 0 | – |
先月に引き続いて評価額はマイナスですが、想像よりも株価が下落していかないと感じています。
一時的な下げ幅は本当に大きかったですが、ダウ平均株価を見てみると
- 2020年2月12日:29,551.42ドル
- 2020年3月23日:18,591.93ドル
- 2020年4月13日:23,390.77ドル
一時的な下げ幅は本当に大きかったですが、4月14日時点では再度上がり続けています。
今後も暴落が続いていけば評価額はマイナスのままですが、それでも私達はコツコツと積立続けていきます。
米国ETF・MMFからの分配金の推移
2020年4月14日における米国ETF・MMFからの分配金の詳細と推移をグラフにまとめました。

日付 | ティッカー等 | 分配金($) | 年度別の累計($) | 2019年3月からの累計($) |
---|---|---|---|---|
2020年3月18日 | VYM | 15.98 | 220.56 | 230.93 |
2020年3月31日 | VT | 36.14 | 256.70 | 267.07 |
2020年4月1日 | IYR | 3.77 | 3.77 | 270.84 |
2020年4月8日 | LQD | 2.24 | 6.01 | 273.08 |
2019年3月にVTからの分配金を受け取り、2019年度の分配金は256.70ドル(約2万7千円)となりました。
何もしなくても年間2万7千円、月2千円ほどの収入を生み出す資産を手に入れたともいえます。
私達は分配金を全て再投資していますが、受け取った分配金の額を見ると、資産を築いていることを実感できます。

インデックス投資を行っている私達にとって、分配金は重要な指標ではありません。
ですが、分配金が入ってくる月はワクワクしますし、投資を続けるモチベーションが上がります。
私達にとって分配金は、インデックス投資を続けていく大きな支えになると実感しています。

企業型確定拠出年金(企業型DC)の運用実績
企業型確定拠出年金の推移をまとめたのがこちらのグラフです。

年月 | 運用金額(円) | 評価額(円) | 損益差額(円) | 積立額(円) |
---|---|---|---|---|
2020年4月 | 1,224,985 | 1,211,674 | -13,291 | 51,000 |
2020年3月 | 1,165,978 | 1,148,589 | -17,389 | 51,000 |
2020年2月 | 1,114,978 | 1,226,521 | 111,543 | 51,000 |
2020年1月 | 1,063,978 | 1,132,969 | 68,991 | 51,000 |
2019年12月 | 1,012,978 | 1,070,251 | 57,273 | 51,000 |
2019年11月 | 961,978 | 1,017,567 | 55,589 | 51,000 |
2019年10月 | 910,978 | 925,467 | 14,489 | 51,000 |
2019年9月 | 859,978 | 879,373 | 19,395 | 51,000 |
2019年8月 | 808,978 | 805,050 | -3,928 | 51,000 |
2019年7月 | 757,978 | 765,500 | 7,522 | 51,000 |
2019年6月 | 706,978 | 699,493 | -7,485 | 51,000 |
2019年5月 | 655,978 | 667,057 | 11,079 | 51,000 |
企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)も、コロナウィルスの影響を受けて評価額はマイナスです。
現在は給与の一部を追加で拠出していますが、55歳のセミリタイア環境構築に向けて、追加拠出をやめることを決めました。
そのため、2020年7月からは積立金額を約1万円に減額される予定です。
暴落リスク・為替リスク時の資産減少額を確認
2020年4月現在、暴落リスク・為替リスクによる資産減少見込みがこちらです。(1ドル=107.92円)
リスク計算 | 運用金額(円) (※評価額マイナスのため) | 暴落時の想定額(円) | 暴落リスク (5割減) | 為替リスク (3割減) |
---|---|---|---|---|
米国ETF | 2,216,845 | 775,896 | ○ | ○ |
MMF | 699,292 | 468,504 | × | ○ |
企業型DC | 1,224,965 | 612,483 | ○ | × |
合計 | 4,111,102 | 1,856,882 | – | – |
暴落によって投資している資産が約411万から約185万円まで減少する可能性があります。
今月からリスクをより明確にするため、米国ETF投資を米国ETFとMMFに分けました。
- 米国ETF
- MMF
- 企業型DC
米国ETFは暴落リスクによって評価額が下落しますが、MMFは金利が下がるくらいしか影響がありません。
そのため、MMFは為替リスクのみだと考えています。
例えば、ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンドも、これだけ金利が下がっています。
- 2019年12月16日:1.219%
- 2020年4月13日:0.202%
なお、暴落リスク・為替リスクについては別記事にまとめてありますので、下落局面だからこそ振り返っておきたいですね。

最後に
2020年4月に米国ETF投資も2年目となり、コロナウィルスによる暴落を今まさに体感しています。
ただ、リスクを把握し資産が半分以下になることを想定していること。
さらに、資金管理を徹底しているので、普段の生活には何も影響が無いことから不安は全くありません。
それでも暴落という大きな出来事に、夫婦で落ち着かずドルを買付したことは本当に自分達でも驚きました。
これからも少しずつ経験を積み重ねながら、20年以上の投資を夫婦で楽しんでいきます。