- 豊田市防災学習センターに行く予定
- 豊田市防災学習センターの内容がしりたい
- 防災体験を子供としてみたい
こんにちは、ももたまです。
今回は愛知県豊田市にある防災学習センターに子供達(5歳と3歳)と一緒に遊びに行ってきました。
ここでは暴風体験、地震体験、消火体験、煙脱出体験、119通報体験など様々な防災体験が出来るのが大きな特徴です。
5歳、3歳の子供達でも楽しめるか少し疑問でしたが、結果的に子供達はとても楽しそうにしていました。
また、ペーパークラフトのお土産付きというのも子供達にとっては魅力的だったようですよ。

子供達と過ごしてみた実体験を元に、駐車場、体験内容、対象年齢、おすすめイベントなどをまとめてみました。
豊田市防災学習センターに遊びに行く予定の方、体験内容や対象年齢について知りたい方、防災体験を子供としてみたい方にとって少しでも今回の記事が参考になれば嬉しいですね。
豊田市駅から車で約10分、駐車場も完備
今回、私達は豊田市駅でお昼まで過ごしてから豊田市防災センターへ遊びに出かけました。
とよた子育て総合支援センター『あいあい』、自然食ビュッフェ『ほがらか』に行ってきました。


豊田市防災学習センターは豊田市駅から車で約10分とアクセスもしやすく、途中渋滞はありましたが特に気にはならなかったですね。
駐車場も50台駐車可能と十分な広さと台数が確保されていました。
幼児でも一部を除いた様々な防災体験が出来る
暴風体験ではスポンジボールで物が当たる危険性も体験

最初の体験は暴風体験で、風速30mもの風を体感することが出来ます。
風速30mは通常屋外に出る事は危険とされ、トラックなども横転する可能性がある程の風です。
3歳の子でも体験することが出来るということで、子供達と体験してきました。
部屋に入ると正面には風速を表す表示、足元にはスポンジボールが転がっていました。


スタッフのお姉さんが色々説明をしてくれますが、怖くなったら後ろを向いてパパ・ママに掴まりましょうとの事。
で、実際に始まると風速10mで3歳の子は早々にギブアップしパパの足元をガッツリとつかんでいました。
その後風速30mになると、大人でも立っているのが大変なくらい、髪の毛もボッサボサでした。
そして極めつけはスポンジボールの洗礼です。
柔らかいスポンジボールも風速30mで当たると痛さを感じるくらいになります。
これが雨、石、何かの破片等であれば、どれほど危険なのか。
暴風時には屋外に出ないようにしようという事を身をもって知る為のスポンジボールでした。
ちなみに、5歳の子は風速30mでもしっかり耐えていましたね。
地震体験は震度6の揺れをコンビニの映像と共に体感

地震体験では正面に大型スクリーンがあります。
地震発生時のコンビニの様子を見ながら、震度6の揺れを体験します。
立って体験するので、目の前には持ち手が2段の高さで準備されています。

ただ、子供の背の高さだと結構ギリギリで、100cmを越えている5歳の子だと下の取っ手が握れました。
3歳の子ではしっかりと握れないので、パパ・ママの足にしがみつくようにとの事でした。
体験中も揺れて危ないと思ったら、しゃがんだりするようにとも言われました。
実際に始まると思っていたよりは揺れが小さかったように感じましたね。
これまで地震体験車などで体験した事はあるのですが、それに比べると揺れが穏やかだったような。
5歳、3歳の子供達もあまり怖くなかったと話してくれました。
消火体験は小学校4年生以上が対象の為体験できず


消火体験は小学校4年生以上からという事で体験は出来ませんでしたが、当日は誰も体験していませんでした。
ちょうど子供の数が少ない時間帯で、小学校のお友達もいなかったのが理由かもしれません。
消火体験はいざっという時には必要な行動なので、大きくなったら必ず体験したいですね。
煙脱出体験はかなり本格的で、少し長く子供には結構怖い

続いて体験してたのが、煙脱出体験です。
デパートなどの火災発生時に充満する煙の中、脱出を試みる体験でしたが中々本格的。
簡易的な煙体験はこれまでやってきましたが、今回の体験は結構リアルでした。
最初にお姉さんがいくつかポイントを紹介してくれました。
- 煙を吸わないようにハンカチ、もしくは服で鼻と口を覆う
- 息を止めるのではなく、ゆっくりと少しずつ呼吸を吸う
- 停電が起き真っ暗な状態で頼りにするのは非常口の明かり
- 左右どちらかの壁を触りながら進む
- 鍵が開いている扉を見つけ脱出を行う
お姉さんが楽しませながら説明をしてくれたので、その間は子供達もノリノリ。
そして、いざ扉を開けて中に進むと中は真っ暗な上、3つの扉がそびえたっていました。
この時点で5歳の子も半泣き、3歳の子は抱きついて離れません。
同年齢くらいのお友達もいましたが、皆同じ状況でした。
入り口の扉が閉められ、最初の扉を進むと中は煙だらけで薄暗い。
左手を壁につけながら進むも、小さい子達の泣き声、5歳の子も半泣きで怖い怖いの連呼。
最終的には無事に皆脱出できたのですが、お友達の家族と一緒に親としても考えさせられますねっと話題になりました。
119番通報体験はやってみたけど上手く繋がらず

様々なタイプの電話機が置いてあり、119番通報の体験が出来るというものでした。
繋がるのに数分かかると注意書きがあったものの、何度やってみても繋がらず。
お姉さんに相談するも、上手く繋がらずちょっと残念な結果でした。
体験以外の展示や工作も子供達が楽しめる
情報パネルは大人向けだが、人形の地震体験は面白い
中央には災害に関する様々な情報が物品とパネルにまとめられていました。
大人向けの内容なので子供達には少し難しかったですが、非常食などには興味を持っていました。


地震体験の横、パネルの対面側には人形の地震体験装置が置いてありました。
シルバニアファミリーや動物などを椅子などに座らせたりして、地震を発生させるとどうなるか?を見ることが出来ます。
机は倒れ、人形は転がって行く訳で実際に地震があるとこんな感じになるのかっと考える装置ですね。
まぁ、子供達は人形が転がったり、倒れたりするのが楽しくて遊んでいただけですが。

入り口横のスペースではぬりえや、防災工作の体験も
入り口入って右手のスペースには写真撮影スペースがあり、その横にぬりえや防災工作が出来る机が置いてあります。


どちらも一人一枚らしいですが、防災工作は中々面白そうでした。
お友達も何人かやって今したが、小学生くらいなら一人で出来ている感じでしたね。
5歳の子はかなり楽しそうに色々な作品を眺めていたのですが、その横にまさかのペーパークラフトの文字。

漢字が読めないからと思っていあたら『差し上げます』だけちゃんと平仮名で表記する優しさ。
ペーパークラフトが手に入ると分かると、ぬりえも防災工作もやらない子供達。
自分達の欲しいペーパークラフトに悩みながら受付に貰いに行ってました。
無料配布のペーパークラフトの難易度がかなり高い
3歳の子は3番の救急車、5歳の子は7番のはしご車を選びました。
その場で作る時間は無かったので帰宅後に子供達と作り始めたのですが、難易度がかなり高いです。
特にはしご車は、はしごが可動式なので組み立ても部品もかなり細かいです。
2つペーパークラフトを作りきるのに1時間以上かかりました。
子供達は大満足でしたが、もう少し簡単に作れた方が親としては嬉しいです。
小学校低学年でも作りこむのは少し難しいと思いますよ
滞在時間の目安は1時間だけど、イベント次第かな
各種体験をして、工作などを体験しても1時間くらい
各種体験コーナー自体は5分もかからないくらいなので、思っている以上に時間はかからないです。
工作体験を行ったとしても、滞在時間は1時間くらいかな?
体験コーナーも混雑していないのでサクサク出来る感じでしたよ。
様々な防災関連のイベントも定期的に行われている
公式ホームページでは防災関連のイベントの告知が行われていました。
ちょうど私達が滞在した日は写生大会と防災ヘリの見学会が午前中に行われていました。
スタッフの方に聞いたら朝はかなり混雑していたとのこと。
2019年8月~9月は巨大迷路や非常食の説明会が行われるみたいです。
行く前には事前に公式ホームページを確認しておくと良いですね。
最後に
今回は愛知県豊田市にある豊田市防災学習センターについて、実体験を元に各種防災体験、防災工作やペパークラフトなどの情報をまとめてみました。
これまでイベントなどで防災体験はしてきたことがありましたが、豊田市防災学習センターの体験は結構本格的でした。
子供達(5歳と3歳)にとっては、特に煙脱出体験は怖い思い出かもしれませんが親としては考えさせられる状況でした。
災害は常に隣りあわせであり、こと愛知県に関しては東海大地震がいつ来てもおかしくない状況です。
小さい子供がいる夫婦として災害対策もしっかりと考えておこうと、帰ってから防災グッズを見直しました。
子供達にはペーパークラフトのお土産も有り、親としても良い体験が出来るおすすめの施設です。
豊田市防災学習センターに遊びに行く予定の方、体験内容や対象年齢について知りたい方、防災体験を子供としてみたい方にとって少しでも今回の記事が参考になれば嬉しいですね。